カシューナッツ殻液給与によるライシン牛からのメタン排出量削減効果
要約 ベトナム在来牛(ライシン牛)にカシューナッツ殻液を給与することにより、第一胃内のメタン生成古細菌等の微生物群集のメタン代謝に抑制的に作用し、第一胃由来メタン排出量をおよそ2割強削減できる。 キー...
要約 泌乳牛の飼料にカシューナッツ殻液含有製剤を添加すると、乾物消化率ならびに乾物摂取量あたりの乳生産量を低下させることなく、メタン産生量を平均で約6%低減できる。胃液中のプロピオン酸モル比が低い牛ほ...
カシューナッツ殻液投与はルーメン内代謝性水素のメタン産生への流れを減らす
要約 カシューナッツ殻液製剤を反すう家畜に給与すると、ルーメンからのメタン産生量 が抑制され、メタン産生に消費されるルーメン内代謝性水素は減少するが、プロピオン酸 産生へ流入する代謝性水素の割合は増大...
カシューナッツ殻液は牛胃内のメタン生成に関連する微生物を減少させる
要約 カシューナッツ殻液を含む製剤を反すう家畜に給与すると、第一胃内のメタン生成古細菌が減少するとともに、メタン生成の材料を供給する水素・ギ酸産生菌も減少し、ルーメン発酵に由来するメタンガス発生量が...
要約 カシューナッツ殻液を含む製剤を牛の飼料に添加することで、飼料の消化率を低下することなくメタン発生量を約20%抑制することが可能である。 キーワード メタン低減、カシューナッツ殻液、消化率 背景・ねら...
放射線照射検知の信頼のおける指標化合物2-アルキルシクロブタノン類
要約 2-アルキルシクロブタノン類を検出するための高感度分析法を開発し、この化合物が非照射品には存在しない照射特異的な分解生成物であることを再確認できたことから、アルキルシクロブタノン類は信頼のおける...
要約 食用種子ペポカボチャのF1品種「ストライプペポ」は種子に殻が無く、種子収量が既存品種に比べて多い。また株元着果性が高く、側枝も少ないことから、収穫作業の省力化が可能である。 キーワード...
アメリカにおける遺伝子組換え作物をめぐる政策動向と規制スタイル
背景・ねらい 本研究では,世界で最も遺伝子組換え作物(GMO)の商業化が進展しているアメリカを取り上げ,規制における特徴を把握すると共に,その見直し動向について明らかにする。またアメリカが行っているGMO...
FTA交渉戦略に関する研究――米豪自由貿易協定交渉の事例――
背景・ねらい 自由貿易協定(FTA:Free Trade Agreement)が急速に注目を集めるようになったが,FTA交渉では相手国の輸出攻勢にさらされる国内の産業がしばしば懸案となる。そのような産業の利害関係者が結束して...
要約 ダイズを膨化菓子に加工する際に、製造機の解放圧力4kgf/cm2で種皮に傷をつけて、放熱後再び解放圧力6~7kgf/cm2で膨化乾燥させることで、解放圧力7kgf/cm2の一段階の膨化乾燥よりも良品の割合が高くなる。...
要約 スタイナーネマ クシダイはコガネムシ類幼虫に対して強い殺虫力を示す昆虫病原性線虫である。この線虫の液体培地による大量増殖法と増殖線虫の低温保存法を開発した。 背景・ねらい 1984年静岡県浜北市の樹...
要約 咀嚼(そしゃく)筋筋電位計測を行うと、食品物性の違い及び咀嚼中に口腔内で起こる物性変化に伴う、咀嚼パターンの差異を筋電図により明らかにできる。 背景・ねらい
食品咀嚼中に知覚されるテクス...
要約 早生・やや小粒の2倍体ばれいしょである。カロチノイドを含む橙黄肉色でナッツ風味をもち、調理適性が優れる。低温貯蔵下で庶糖が7%まで増加して甘くなり、デザート用としても注目されている。種苗登録を...
要約 豚卵子の成熟および受精過程における表層粒の変化について調べた。精子侵入は未成熟の卵子でも認められるが,表層粒は放出されなかった。卵子の核の成熟に伴って表層粒は卵細胞膜直下へ移動した。表層粒の放...
トノサマバッタのアルピノ系統を利用した体色誘導ホルモン生物検定法
要約 トノサマバッタのアルビノ系統にノーマル系統の神経系や内分泌系器官を移植すると、移植された幼虫の体に様々な色が誘導されることが明らかとなり、アルピノ幼虫を利用して体色誘導物質の生物検定法を確立し...