要約 人工気象室内でのポット試験において、パラフィン入肥料希釈液を出穂直後の水稲の穂に散布することで、夜間のフェーンによる白穂の発生を抑制することが可能である。この効果は、パラフィン入肥料の種類によ...
「マルドリ方式」を導入するためのカンキツ高品質果実率の改善目標
要約 「マルドリ方式」導入による追加費用を償うための追加粗収益を、収量水準・品質格差・価格メリットによって算出することで、カンキツへ同方式を導入する際に必要な高品質果実率の改善目標を示すことができる...
要約 総資産に対する純資産が小さい等の特徴を持つ農業法人の経営診断を行う際の判断材料となる、経営類型別の財務指標の標準値とランク区分である。農業法人や指導機関が経営類型と規模を考慮した経営診断を実施...
ナギナタガヤ草生栽培は傾斜地カンキツ園のリン流出量を削減できる
要約 傾斜地カンキツ園にナギナタガヤ草生栽培を導入すると、降雨時の表面流出水量が減少し、懸濁態として流出するリンの量を削減できる。 キーワード 草生栽培、懸濁態リン、ナギナタガヤ、表面流出水、ウンシュ...
グリーニング病激発地での無病苗の植付と薬剤施用によるカンキツ栽培延長・増収効果
要約
要約 斜面上下方向の本線軌条に、等高線方向に配置した支線軌条を組み合わせ、薬液散布や運搬等を行うモノレールである。薬液散布は遠隔操作で22a/h程度の能率で行うことができる。収穫物の運搬も能率的に行うこ...
要約 高品質果実の省力的生産システムである早生ウンシュウの高うねマルチ栽培は、10a当たり労働時間が慣行露地栽培の13%、マルチ栽培の21%短縮する。その経営費は慣行露地栽培より6万円、マルチ栽培より3万円程...
要約 斜面上下方向の本線軌条に、等高線方向に配置した支線軌条を組み合わせ、薬液散布や運搬等を行うモノレールである。薬液散布は遠隔操作で22a/h程度の能率で行うことができる。収穫物の運搬も能率的に行うこ...
カンキツせん定枝やシイタケ廃菌床を利用したユズ搾りかすの堆肥化法
要約 堆肥舎内で腐熟途中のカンキツせん定枝堆積物やシイタケ廃菌床にユズ搾りかすを 1/2重量比混合し5~6か月堆積することにより、ユズ搾りかすの堆肥化が可能である。 キーワード ユズ搾りかす、カンキツせん...
早生温州への夏肥窒素増肥は着果樹の根中窒素配分と貯蔵デンプンを増す
要約 ウンシュウミカン「興津早生」の幼木において夏肥窒素の多施用は、冬季における地下部窒素を増し、着果樹の方が窒素増量の効果が高く、翌春の花や新梢への寄与も高い。また、根のデンプン含量は着果負担によ...
要約 堆肥舎内で腐熟途中のカンキツせん定枝粉砕堆積物にスダチ搾りかすを混合することにより、スダチ搾りかすの堆肥化が可能である。 キーワード カンキツせん定枝、スダチ搾りかす、堆肥化 背景・ねらい 環境に...
ウンシュウミカンの育苗と運搬作業の軽労化のための軽量培地利用法
要約 粉砕もみ殻と樹皮堆肥の混合培地は、慣行のマサ土と樹皮堆肥の混合培地に比べて重量が55%軽いので運搬作業時間を30%短縮でき、労働負担も軽減できる。なお、培地の資材費は同等でウンシュウミカン2年生苗...
要約 急峻傾斜地カンキツ園では、従来のモノレールと狭幅作業道を組み合わせた園地整備を行い、単軌条運搬機を多目的利用する新搬送システムを導入することによって、作業姿勢が改善され安全な作業ができるととも...
要約 傾斜上下方向に設置した軌条に、等高線方向に園内くまなく配置したS字軌条を組合わせて、薬液散布や運搬等の作業を行うことのできる多目的モノレールである。薬液散布作業は無人で 25a/h 以上の能率で行う...
要約 傾斜上下方向に設置した本線軌条に、等高線方向に園内くまなく配置したS字状の軌条を組合わせて、薬液散布や運搬等の作業を行うことのできる多目的モノレールである。薬液散布作業は無人で25a/h以上の能率で...
要約 点滴かん水装置を利用し早生温州を液肥で栽培すると、年間の窒素量を慣行の70%としても、収量、果実品質は変わらない。 キーワード 早生温州、点滴かん水装置、液肥、減肥栽培 背景・ねらい かんきつ産地...
要約 「杉山温州」成木における栽培では加里肥料の低減が可能で、数年間の連続無施用あるいは慣行施肥量の50%程度を削減できる。 背景・ねらい
温州みかんにおいて、生産現場では加里欠乏症ないし過剰症が...
要約 カンキツ「不知火」に対する窒素施用量は10a当たり慣行量(32kg)より少量施肥(21kg)の方が適しており、施用時期は2月上~3月上旬、4月上旬、6月上旬、9月上旬、11月上旬の年5回均等に行う。 背景・ねらい...
要約 傾斜地カンキツ園では、園内作業道を整備し、歩行形の小型作業機を導入することによって、高品質果実生産を維持し、かつ管理作業の実作業時間を30%削減できるとともに、作業の軽作業化も図ることができる。...
要約 歩行形汎用作業車は,荷台が昇降するクローラ式の運搬台車に風筒式防除装置,肥料散布装置,あおりをそれぞれ装着し,傾斜地カンキツ園における防除・施肥・運搬・高所作業の軽労・省力化を図ることができる...