
国内の家畜に流行する非定型Salmonella Typhimuriumに遺伝的多様性が生じている
要約 国内の家畜において、特定の遺伝子型(9型)に属する非定型Salmonella Typhimuriumの分離が近年増加している。本菌では可動性遺伝因子の獲得・欠失によって変異を重ね、二つの系統グループが生じている。家畜...

要約 多くの動物種で多様な化膿性日和見感染症を引き起こすTrueperella pyogenesについて、新規同定用PCR法を開発し、既報のPCR法では正確に同定できなかった株も含め異なる動物種由来のT. pyogenesを迅速かつ正...

ブタリンパ球細胞表面抗原(白血球表面マーカー)は採血2日後まで測定可能
要約 家畜の健康状態を数値化する指標として有効なブタリンパ球の細胞表面抗原マーカーは採血2日後まで採血日の測定と同様の値が得られる。冷蔵保存血液移送後にフローサイトメーター測定する方法が可能となる。 ...

我が国肥育豚の栄養素排せつ量原単位の改定および養豚用飼料中CP含量の推移
要約 我が国肥育豚の窒素・リン・カリウム排せつ量原単位を最新のデータに基づき推定したところ、従来の値と比較して窒素およびリンは高く、カリウムは低い。飼料成分の年次推移から、飼料中の粗蛋白質(CP)含量は...

ヨーロッパからベトナムへ越境性伝播した豚インフルエンザウイルス
要約 2016年12月にベトナム南部で発見された豚インフルエンザウイルス(IAV-S)は、ヨーロッパで流行している鳥型H1N2亜型IAV-Sに由来する。国際的な豚の移動に伴って移動するウイルスは、新しい遺伝型のウイルスの...

要約 オーエスキー病ウイルス(ADV)陽性農場は陰性農場より離乳後死亡率が高く、出荷頭数、分娩回数、分娩率が低い傾向が認められる。ADVの撲滅の推進により、養豚農場の生産性の向上が期待される。 キーワード オ...

生産現場での肥育豚への玄米および甘藷残さの給与はトウモロコシの代替となる
要約 養豚の生産現場において、肥育後期豚への飼料用玄米と干し芋加工残さまたは芋ようかん残さの併給は、トウモロコシ主体飼料給与の豚と遜色のない飼養成績で、トウモロコシ主体飼料給与の豚とは背脂肪の脂肪酸...

要約 豚レンサ球菌の莢膜合成関連遺伝子を検出するマルチプレックスPCRによるタイピング法は、検査現場で実施困難な本菌の血清型を推定できる簡便かつ実用的な手法である。 キーワード 豚レンサ球菌、血清型、遺...

要約 飼養管理技術が進歩し栄養飼料にかかわる研究も進展していることから、日本飼養標準・豚を改訂し、2013年版として公表する。 キーワード 日本飼養標準、ブタ、養分要求量、改訂 背景・ねらい 日本飼養標準は...

要約 2010年の口蹄疫発生事例について、疫学調査により農場間伝播のリスク要因を分析したところ、発生の中心地域では、人や車両の出入りがない場合であっても農場間に疾病が伝播するリスクが高く、それ以外の地域...

要約 2010年に発生した口蹄疫の流行データを用いて近距離の農場間伝播(近隣伝播)のリスク要因を分析したところ、豚農場は口蹄疫の近隣伝播を起こすリスクが高く、牛農場は飼養規模が大きいと近隣伝播を受けるリス...

唾液中のIL-18は豚の急性ストレスの非侵襲的マーカーとなる
要約 豚の唾液中IL-18濃度は急性拘束ストレス時に有意に上昇することから、非侵襲的なストレスマーカーとなりうる。IL-18の産生細胞は唾液腺の導管上皮細胞であり、その発現はストレスによる交感神経刺激と関連し...

要約 持続性エストロジェン製剤であるエストラジオールプロピオン酸エステルとプロスタグランジンF2αを用いると、簡便にブタの発情周期を同期化できる。また、本法は、養豚農場においても発情同...

東南アジアにおける豚を介した新型インフルエンザウイルスの出現リスク
要約 東南アジアでは豚でのウイルスの遺伝子再集合が頻繁に起こっており、豚を介した新型インフルエンザウイルスの出現のリスクが高いことが示唆される。一貫経営型養豚農場での豚インフルエンザサーベイランスに...

要約 豚の唾液中IgA濃度は急性拘束ストレス時に有意に上昇することから、非侵襲的なストレスマーカーとなりうる。IgAの産生細胞は唾液腺形質細胞であるが、IgA陽性細胞数は耳下腺で少なく、下顎腺や舌下腺で多く...

要約 ブタの成長に伴い脂肪細胞が肥大する一方で、皮下脂肪組織には小さい脂肪細胞集団が常時存在する。 キーワード ブタ、背脂肪厚、皮下脂肪組織、脂肪細胞、細胞特性 背景・ねらい 豚枝肉取引規格において背脂...

豚丹毒および豚マイコプラズマ肺炎を一度に予防できる経口ワクチン技術の開発
要約 国内で使用されている豚丹毒生ワクチン株に豚マイコプラズマ肺炎病原体の遺伝子を導入し発現させることで、豚丹毒と豚マイコプラズマ肺炎の両方に効果のある経口投与型ワクチンとなる。 キーワード 経口ワク...

エキスパンド処理とフィターゼを添加した飼料による豚のふん量とリン排せつ量の低減
要約 配合飼料をエキスパンド処理して30%混合し、肥育豚に給与すると消化率が向上してふんは約18%低減できる。さらにこの飼料にフィターゼを添加した飼料を肥育豚に給与すると、ふんへのリン排せつ量は25%低...

要約 大ヨークシャーの新系統豚「ハマナスW2」およびハマナスW2を利用した交雑豚は、高い産肉能力、繁殖能力を備え、肢蹄強健性、肉質について優れている。 キーワード 系統造成、系統交雑豚 背景・ねらい

要約 離乳期用飼料にサトウキビ抽出物20%含有資材を0.05%添加して離乳豚に給与すると、細胞性免疫増強効果が示唆される。 キーワード サトウキビ抽出物、離乳豚、抗菌性物質、免疫増強 背景・ねらい 畜産物の安全...