要約 小笠原諸島に固有の絶滅危惧種オガサワラグワの繁殖動態を調べた。遺伝マーカーを使って、成木では、父島の73%、母島では48%が導入種シマグワとの雑種、弟島の1集団のみ純血、と判定した。また、母島の実...
要約 遊休棚田に山羊を放牧することにより、植生は大型の雑草や雑かん木が抑圧され、草丈の低い雑草に移行し、耕作再開か容易な状態に保全管理できる。土壌の物理性は踏圧により表層に近い部分が緻密化し、透水...
要約 伐採跡地へ草食家畜を放牧することにより先駆樹種等の木本類が衰退する。糞中種子によるシバ草地構成種の侵入後6年でシバが最も優占する。樹葉中タンニンに対する畜種の採食反応の違いにより、山羊を放牧す...
要約 複数のプライマーを使用するマルチプレックスPCRを利用した肉種鑑別法を開発した。この方法はPCR産物を電気泳動し,バンドのサイズを見るだけでウシ,ブタ,ヒツジ,ヤギ,ウマ,ニワトリの主要食肉6種を同時に鑑...
要約 ギの発情期における摂食行動の低下は,主としてエストロジェンによってもたらされ,その作用を仲介する中枢神経機構として視床下部腹内側核の一酸化窒素が関与していることが示された。 背景・ねらい 視床下部...
要約 伐採跡地へ草食家畜を放牧することにより先駆樹種等の木本類が衰退する。糞中種子によるシバ草地構成種の侵入後6年でシバが最も優占する。樹葉中タンニンに対する畜種の採食反応の違いにより、山羊を放牧す...
要約 複数のプライマーを使用するマルチプレックスPCRを利用した肉種鑑別法を開発した。この方法はPCR産物を電気泳動し、バンドのサイズを見るだけでウシ、ブタ、ヒツジ、ヤギ、ウマ、ニワトリの主要食肉6種を...
とうもろこし育種試験における茎葉消化性評価のための標準サンプルの作成と利用
要約 家畜での消化性が明らかなとうもろこし茎葉の高消化性および低消化性の2つの標準サンプルを作成した。これらを用いて茎葉の酵素分析値から概括的にin vivoでの消化率とTDN含量を評価できる。 背景・...
要約 昆虫ホルモンのエクジステロイドの定量を簡便、かつ、迅速に行うため酵素免疫測定法の開発をした。エクダイソンと西洋ワサビペルオキシダーゼとの複合体をトレーサーとして、標準品に対する検量線から0.1~1...
要約 ギニアグラス九州6号、7号は既存4品種よりも1番草出穂期乾草の栄養価(乾物消化率、TDN)及び嗜好性が優れている。一方、九州8号の栄養価はナツカゼあるいはナツユタカとほぼ等しく、嗜好性はガットン、グリー...
要約 妊娠105日前後の山羊を用いて,中子宮動脈への超音波血流量センサー装着手法を開発した。本技術と既存のカテーテル装着技術を併用することにより,妊娠子宮の栄養出納を定量的に把握することが可能となる。 ...
ドットブロット法を用いたアカバネウイルス分離株の抗原性の比較
要約 アカバネウイルス(OBE-1株)の異なった中和エピトープを認識するモノクローナル抗体を用いて,ドットブロット法でアカバネウイルス分離株63株について,株間の比較を行ったところ,分離株は5つのグルー...
要約 雌牛の黄体中期に抗インヒビン血清を静脈注射することによって末梢血中卵胞刺激ホルモン濃度が上昇し,発情時に大型卵胞数(直径10mm以上)が用量反応的に増加し,排卵数も増加する。 背景・ねらい 素畜費低...
マウス,ハムスター異常プリオン蛋白質(PrPSc)の抗原性状の解析
要約 「種間バリアー」の解明に資するため,マウスとハムスターのプリオン蛋白質のアミノ酸配列のわずかな差を利用した抗ペプチド抗体を作出し,両者の異常プリオン蛋白質(PrPSc)の抗原性状を解析した。抗ペプチ...
要約 鶏卵アレルギーの主要原因タンパク質、オボムコイドについて、各種実験動物の抗体が結合するB細胞エピトープ及びマウス認識T細胞エピトープ領域を、合 背景・ねらい アレルギー原因タンパク質やT細胞及び...
要約 鶏卵アレルギーの主要原因タンパク質、オボムコイドについて、各種実験動物の抗体が結合するB細胞エピトープ及びマウス認識T細胞エピトープ領域を、合成部分ペプチドを用いて明らかにした。 背景・ねらい ...
ペレニアルライグラスに含まれる採食促進作用及び制御作用を持つ化学物質の抽出
要約 ペレニアルライグラスに含まれる採食促進作用を持つ物質は、それを抽出した条件から、極性が強く揮発し難い性質を持つことが示された。 背景・ねらい 家畜の採食行動を制御する技術を開発する上で、採食を促...
要約 ヤギの雑灌木樹種に対する嗜好性と採食による除去効果を調べた。ヤギは、一部に嗜好性の低い樹種が見られたが、ほとんどの樹種に高い嗜好性を示した。また、高木性の樹種に対しても樹皮剥ぎの効果が高く、雑...
ペレニアルライグラスに含まれる採食促進作用を持つ化学物質の抽出
要約 ペレニアルライグラスに含まれる採食促進作用を持つ物質は、それを抽出した条件から、極性が強く揮発し難い性質を持つことが示された。 背景・ねらい 家畜の採食行動を制御する技術を開発する上で、採食を促...
ヤギ乳腺における成長ホルモンレセプターおよびインシュリン様成長因子−Ⅰの遺伝子発現
要約 ノーザンブロットの手法によって、反芻家畜における成長ホルモンの増乳の作用機序を解明するため、成長ホルモン・レセプター・メッセンジャーRNAの存在を山羊乳腺で確認した。さらに、成長ホルモンの作用を...