暖冬でも出穂期が過度に早進しにくい多収の精麦用六条大麦新品種「さわゆたか」
要約 「さわゆたか」は並性の皮性六条大麦で、秋播性と晩生型の日長反応性遺伝子を持つため、暖冬でも出穂期が過度に早進しにくい。凍霜害が発生しやすい地域でも安定して多収性を発揮する。 キーワード オオムギ...
多収性品種「オオナリ」の疎植栽培による飼料用米の省力多収生産体系
要約 牛ふん堆肥を施用した水田で、多収性品種「オオナリ」を用いて肥効調節型肥料を活用した50株/坪(約15株/m2)の疎植栽培を行うことにより、リン酸・カリの化学肥料施用量を大幅に削減しながらトコトリエノール...
要約 四季成り性のイチゴ品種「夏のしずく」は寒冷地・高冷地における夏秋どり栽培に適しており、国産イチゴの端境期である6月~11月に収穫可能で、3t/10a以上の収量が見込める。輸送性や日持ち性に関わる果実硬...
耐寒性が強くクワシロカイガラムシ抵抗性のある中生緑茶用品種「かなえまる」
要約 「かなえまる」はクワシロカイガラムシ、輪斑病の防除の必要性はほとんどなく、通常の気象条件であれば炭疽病ともち病の防除の必要性もない。また、耐寒性が強く中山間地を含む主要な茶産地で広く栽培が可能...
橙色を帯びた干しいもが加工できるサツマイモ新品種「ほしあかね」
要約 「ほしあかね」はカロテンを含み、干しいもが淡橙色で透明感のある美しい仕上がりとなる。既存品種「ヒタチレッド」に比べ、いもの裂開が少なく形状が整っているため、加工作業が容易である。干しいもは、シ...
橙色のチップ加工等に適したカロテン含有サツマイモ新品種「あかねみのり」
要約 「あかねみのり」は、カロテンを含むため、サツマイモ加工品の原料に使うと、品質が優れ、橙色の良好な仕上がりとなる。いもの形状が整っているため加工しやすく、既存の加工用品種「ベニハヤト」等に比べて...
スーダンでコムギ収量を維持するには現在主力の高温耐性品種比で年あたり2.7%の収量増加が必要
要約 世界で最も暑いコムギ栽培地域・スーダンでは、2050年に対工業化以前比+4.2°Cの温暖化との想定では、コムギ収量を現在と同じ水準に維持するために、現在主力の高温耐性品種の収量比で年あたり2.7%増加させる...
要約 多収と高品質を両立することが可能な収穫適期の範囲を出穂後積算気温であらわすと、「あきだらわら」では1115-1393°C・日、「やまだわら」では1247-1441°C・日、「とよめき」では1171-1480°C・日である。 キ...
良食味水稲品種「つきあかり」・「にじのきらめき」の多収栽培技術
要約 良食味水稲品種「つきあかり」・「にじのきらめき」の生育目標、栽培管理方法を提示することで、多収と整粒割合70%以上の優れた玄米外観品質を得ることが可能となる。また、両品種の食味や業務用炊飯米とし...
要約 「さんさんまる」は、北海道での出穂期が"かなり早"に属するやや低アミロースの良食味水稲品種である。短稈で耐倒伏性に優れ、直播栽培において多収性を示すため寒地における直播栽培に適している。 キーワ...
要約 「とよめき」多収・業務加工用水稲栽培マニュアルは、現地実証を含む試験結果に基づき、多収と業務・加工適性を両立するための生育目標や栽培管理技術と、業務・加工適性評価に関する情報を提供している。 ...
省力的な栽培が可能で、大果で日持ち性に優れた多収性イチゴ品種「恋みのり」
要約 イチゴ「恋みのり」は連続出蕾性に優れた大果、多収性の促成栽培向け品種である。摘果作業の必要性が少ない適度な果房当り果数を有し、果実の揃いがよく、栽培管理および収穫・調製作業の省力化が可能である...
要約 コムギの粒数(種子数)は、収量に直結する要因である。量的遺伝子座解析の結果、コムギの粒数を制御する遺伝的制御因子が、オオムギの六条性遺伝子Vrs1の同祖遺伝子であることが判明した。この遺伝...
要約 「あきだわら」多収・良食味栽培マニュアルは、多収と業務・加工適性を両立するための生育目標や栽培管理技術と、業務・加工適性評価に関する情報を提供している。 キーワード イネ、栽培マニュアル、栽培管...
新機構と高耐久部材により作業能率と耐久性を向上させた汎用コンバイン
要約 新型バータイプ脱穀機構、新型選別機構等の採用により作業能率を向上させるとともに、機体構造の簡素化および摩耗損傷の激しい部位の素材改質により耐久性を向上させた汎用コンバイン。多収性イネ、コムギ、...
要約 世界の穀物収量の将来変化について、気候変動の影響に加えて、既存の増収技術の普及や播種期の移動などの簡易な対策技術の導入を考慮した見通しを示す。トウモロコシとダイズは今世紀末までの気温上昇が1.8&...
多収性水稲品種「タカナリ」の高CO2環境下での蒸発散量は現在の水稲栽培と同程度
要約 開放系大気CO2増加実験に基づいたイネ・水田生態系の環境応答モデルの計算によると、将来の高CO2濃度環境で高い光合成能力を持つ水稲品種「タカナリ」を栽培する水田からの蒸発散量は...
要約 業務・加工利用に適した水稲品種「やまだわら」の多収栽培についてわかりやすく解説したマニュアルである。栽培技術に加えて、炊飯米の用途別適性などについても解説しており、業務・加工用米の導入を検討し...
大果で収量性が高く、省力栽培が可能なイチゴ新品種、「恋みのり」
要約 イチゴ「恋みのり」は促成栽培に適し、連続出蕾性に優れた多収品種である。冬期の草勢が強く草勢維持が容易で、大果で秀品率が高く、収穫・調製作業...
要約 分子レベルでの解析に適した遺伝的に均質なキヌアの標準自殖系統を開発し、キヌアのゲノム(生物の設計図)配列を世界に先駆けて解読した。これらの...