要約 本手法は、圃場において水稲の初期の生育量や形態の違いを空撮画像から数値化し、遺伝的に多様な集団に適用することにより生育量や形態の違いに関わる染色体領域を特定する技術である。 キーワード ドローン...
日持ち性の優れる切り花用ダリア新品種エターニティシリーズの育成
要約 「エターニティトーチ」、「エターニティロマンス」、「エターニティルージュ」は、それぞれ暗赤色セミカクタス咲き、桃色フォーマルデコラ咲き、深赤色フォーマルデコラ咲きの良日持ち性ダリア品種で、日持...
要約 フェスク属とロリウム属の属間交雑植物であるフェストロリウムにおける祖先種ゲノムの構成を評価するために、ゲノミックin situハイブリダイゼーション(GISH)法、画像解析法の応用により開発した、フ...
要約 小麦粉測色用分光測色計を標準より小容量の測色容器で測定可能になるように改造し、6g必要な試料量を1gで測定すると、L*、a*、b*は両測色法の間でいずれも高い正の相関を示すので少量小麦粉での測色法として...
要約 市販のフラットベッドスキャナを利用し、小麦種子横断面の胚乳色相を測定するシステムを新規開発した。これにより製粉による小麦粉色相の劣化要因を除外し胚乳自体の色相を効率的に測定できるとともに、小麦...
要約 生イモ中の還元糖量、チップ中のアクリルアミド量が顕著に増加する貯蔵温度域は8℃未満である。アクリルアミド生成に最も強く関与する生イモ中の成分は還元糖である。 キーワード ばれいしょ、貯蔵温度、ポテ...
湿地カラー疫病抵抗性新品種候補「10W-2-101」、「11W-3-75」の育成
要約 疫病抵抗性品種「ウェディングマーチ」と早生で切り花品質に優れた「チルドシアーナ」の交配により、疫病抵抗性があり、早生で切り花品質が「チルドシアーナ」に近い湿地カラー新品種候補「10W-2-101」、「1...
要約 雑種強勢育種法により、晩生で八重濃紫青色の「青フラDel交1号」及び晩生で八重浅青色の「青フラDel交6号」を、海外から導入した種子由来の実生から晩生で八重淡緑黄色の「青フラDel9号」を育成し、その特...
開花期の年次変動が少ない盆小ギク新品種候補「H-13」の育成
要約 「ともこ」と「ももわか」の交配実生の中から、盆小ギク新品種候補「H-13」を選抜した。「H-13」は開花期の年次変動が少なく、盆前の需要期に開花し、計画出荷が可能となる。花色は濃赤紫で、高温時にも退色...
「かたち」を定量的に計測・評価するためのプログラムパッケージSHAPE
要約 SHAPEは、作物の器官等のデジタル画像から輪郭を抽出し、その輪郭形状を楕円フーリエ記述子とその主成分スコアにより定量的に計測・評価する。主成分として抽出された形状特徴は視覚的に確認でき、そのスコ...
花色の鮮やかなシュッコンアスター新品種「ニュースターブルー」
要約 新品種「ニュースターブルー」は草姿、花形等の切り花形質が優れ、花色が鮮やかな青味紫色で、生育が旺盛である。 キーワード シュッコンアスター、育種、新品種、ニュースターブルー 背景・ねらい シュッツ...
トルコギキョウにおけるアグロバクテリウム法による遺伝子組換え技術
要約 トルコギキョウの無菌植物の上位葉片を材料として、アグロバクテリウム法を用いて、組換え体の作出が可能である。 キーワード トルコギキョウ、アグロバクテリウム法、組換え体 背景・ねらい トルコギキョウ...
要約 カンキツ新品種「肥の豊」は、「不知火」を種子親に「マーコット」を花粉親に交配して育成した珠心胚実生変異である。果実の形状は「不知火」と大きく変わらないが、樹勢が強く、減酸が早い。 キーワード カ...
CMV外被タンパク質遺伝子導入によるトルコギキョウに対するCMV発病遅延効果
要約 エレクトロポーレーション法によりCMV(キュウリモザイクウイルス)外被タンパク質遺伝子を導入したトルコギキョウは、CMV発病が遅延し、その特性は後代へ遺伝する。 背景・ねらい トルコギキョウは近年、生産...
要約 切り花形質、開花期ともに揃いの優れるデルフィニウムのF1品種「アルト」「ベガ」を育成した。宮崎県総合農業試験場・花き部・育種科 背景・ねらい 既存のデルフィニウムの栽培品種は個体により形質のばらつ...
花弁培養により育成したスプレーギク新品種候補‘スイートビューティ(仮称)’
要約 ‘桃松葉’の花弁培養により得られた再生植物の中から花色、花形の異なる変異個体を選抜し、電照栽培に適した新しいタイプの一重咲き中輪スプレーギク新品種‘スイートビューティ(仮称)’を育成した。 背景・...
要約 花色が浅紫色で、切り花形質、開花期ともに揃いの優れるデルフィニウムのF1品種「レグルス」を育成した。宮崎県総合農業試験場・花き部・育種科 背景・ねらい 既存のデルフィニウムの栽培品種は個体による形...
要約 農産物を恒温器中で加熱し、表面色、肉色などの変化を測色値とカラー画像で解析するシステムを開発した。省電力型の恒温器、色彩色差計、ノートパソコンの組み合わせにより、一般車両を利用して試験圃場でカ...
要約 胚培養手法を用いて、種間雑種のユリ新品種‘マース’を育成した。本品種は、紫紅色のテッポウユリ型で、りん片挿し後1年以内に開花する小球開花性がある。適応作型は季咲き栽培及び抑制栽培である。 背景・...
要約 胚培養手法を用いて種間雑種のユリ新品種‘アフロディーテ’を育成した。本品種は、ヤマユリ型の桃色巨大輪で、2季咲き性がある。また、りん片挿し後1年以内に開花する小球開花性がある。適応作型は促成栽培...