要約 根こぶ病菌密度が概ね104/g乾土前半以下の土壌では、根こぶ病抵抗性ダイコンを植えて菌を誘引する「おとり作物」により、収穫株跡の菌密度が低下するので、そこへハクサイを植えることで発病が著しく軽減で...
育苗箱播種を組み込んだ水稲葉いもち圃場抵抗性検定法の改善および発病促進
要約 検定する系統を育苗箱に播種し、それを圃場に設置する方法で、天候に左右されずに作業ができ、作業改善にもなった。防風・遮光ネットの設置、スプリンクラーによる散水、罹病葉の散布により気象条件に左右さ...
要約 水稲不耕起乾田直播栽培技術の大区画水田での3年間の実証を通して、延べ作業時間は10a当たり平均5.4時間となり、労働時間が著しく短縮され、しかも慣行栽培並みの収量が得られた。 背景・ねらい 稲作の...
要約 10ha以上の大規模稲作に対応し、湛水直播より省力的でかつ耐倒伏性が向上し生育の安定化が図れる無代かき作溝直播について、その導入、普及に役立つ栽培マニュアルを作成した。 背景・ねらい 無代かき作溝直...
マレイシアの直播水稲栽培における雑草イネ(padi angin)の生態と防除
要約 1989年以降マレイシアの直播水稲栽培で問題になっている雑草イネの発生実態と雑草害を整理し、その形態変異と生態的特性から、耕種的な防除方法を明らかにした。 背景・ねらい マレイシアの水田では1980年代...
要約 薬剤による防除が困難な水生カラーの疫病菌に対し、太陽熱消毒は、罹病根などの被害残さ中に残った卵胞子のほとんどを死滅させ、品種や球根の更新等の植替時に、汚染圃場の菌密度を低下させるのに有効である...
要約 密植桑園の連年夏切収穫法は、従来の一春・一夏輪収法と同程度の収穫量が得られ、春蚕期の収穫枝条の細径化も図られる。 背景・ねらい 北部地域における密植桑園の春蚕収穫枝は、前年の春切りした越年枝条を...
要約 近年育成されている小ギク品種は、従来から県内で普及しているものより一般に側枝が短い。そこで密植栽培法について検討した結果、2条植えでは慣行1条植えより3割以上の密植が可能であり、同等の切花品質を...
要約 山形県では、直播栽培が年々増加し、省力性があり生育が安定している無代かき作溝直播栽培の導入も一部地域でなされてきている。そこで、普及現場での対応が行えるように中生種の「どまんなか」を用いた無代...
要約 アマランサスの有望系統はメキシコ系と岩大系である。播種適期は 5月下旬~6月中旬であり、栽植密度は10aあたり、8,000本で、施肥量は堆肥 1~2t/10a単用で、コンバイン収穫は茎水分の低下する降霜後で精度...
パイプハウスと遮光フィルムを利用した直播ネギの6〜7月収穫技術
要約 パイプハウスに12月中旬にネギを直播し、収穫予定の30~40日前に遮光フィルムを用いて軟白することにより、6~7月に収穫が可能となる。品種は「金長3号」、「元蔵」等が適し、株間5cmの栽植密度では6月下旬...
要約 「スズユタカ」の無培土栽培は、培土栽培に比べ汚損粒が発生しない着莢高となり、同収量が得られる。無培土栽培の好適播種期は、倒伏が少なくなる6月下旬以降である。 背景・ねらい 大豆の培土栽培では、コ...
対抗植物マリーゴールドの播種栽培によるキタネグサレセンチュウの防除
要約 ダイコン前作としてのマリーゴールドの直播栽培は、キタネグサレセンチュウの土壌中密度低下に有効であった。この場合の栽植距離は15×20cm以下とする必要がある。また、雑草防除もその防除効果に影響がみら...
要約 やませ地帯の春まきごぼう栽培において、ポリフィルムまたは割繊維不織布(タフベル)をトンネル被覆すると、8月出荷となり作期拡大が図られる。 背景・ねらい やませ地帯における春まきごぼう栽培では、土壌...
要約 サトイモを2分割し催芽器で催芽した種芋を、移植機で高うねマルチに移植し、栽培全期間マルチ栽培することにより、省力化が図られるとともに早掘りが可能であり、増収する。 背景・ねらい 9月上旬における山...
成果の内容・特徴