要約 「清見」を種子親とした個体群では、やく退化、自家不和合及び雌性不稔の個体が出現し、無核個体の出現頻度が高い。 キーワード カンキツ、清見、無核性、雌性不稔、やく退化、自家不和合 背景・ねらい たね...
成果の内容・特徴
無施肥下のリードカナリーグラス放牧草地の草量、消化率および家畜生産
要約 冷温帯におけるリードカナリーグラス放牧草地を無施肥で利用した場合の草量と消化率の季節変化が明らかになり、草地の家畜生産量を最大にする放牧期間は、育成牛3頭/haの場合には5-10月(6ヶ月)、育成牛4-5...
要約 チューリップのゲノムDNA中にはレトロトランスポゾンが存在し、レトロトランスポゾンは葉では発現せず根においてのみ発現する。また、球根のりん片培養によって生じたカルスを長期間培養すると発現が誘導さ...
アースカラーのスプレーカーネーション新品種「カーネ愛知1号」
要約 スプレーカーネーション「カーネ愛知1号」は、開花の早晩が中晩生、多収性で、花色は黄ピンクの地色に鮮橙赤色の斑点が入る中輪八重花である。開花後、徐々に緑味を増すため、花色変化を楽しめる。茎はしな...
要約 水稲品種「こしいぶき」の種子からのカルス誘導、懸濁培養による大量増殖、植物体再分化を効率良く行うことができる。 背景・ねらい 水稲品種「こしいぶき」は、品質・食味がコシヒカリ並に優れる早生種であ...
筍芋と海老芋赤茎との交配によるさといも新系統、サトイモ「愛媛3号」
要約 さといも葉茎部のジベレリン処理で開花した「筍芋」と「海老芋赤茎」との交配を行い、未熟種子を培養し、作出した雑種個体の中から育成したサトイモ「愛媛3号」は、葉柄頸部、基部ともに着色があり、いもの...
要約 いんげんの未熟子葉を適当な不定芽形成培地に置床することで不定芽が形成され、さらに多芽体へと発達する。多芽体を培養瓶のキャップとして通気性の良いメンブレン付アルミ箔を使用して培養することで再分化...
要約 キメラを作る際、カンキツ実生胚軸の寄せ接ぎ部分を、果皮にしたい品種側を斜めに、他を水平にカットし、カット面をホルモン処理し、果皮にしたい品種側の接合部に近い、生育の遅い不定芽を選ぶことで極めて...
要約 冬咲き性スイートピー新品種「オリオン」は、青紫色の花色が美しく、花径が大きく、旗弁にウエーブがあり、観賞価値が高い。冬季低温期にも花弁の周縁部が緑がかることなく、また、生育期間をとおして草勢が...
イネ品種「ミルキークイーン」の低アミロース性に関する遺伝子分析
要約 コシヒカリの突然変異原処理によって育成したミルキークイーンの低アミロース性は,既知のdu遺伝子ではなく,wx遺伝子座の対立遺伝子wx-1 (t)に支配される 背景・ねらい 米の澱粉を構成するアミロースの含量を...
要約 農協生産部会は農業経営自立化のために技術開発も果たさなければならない.そのためには農家の自発的な取り組みの組織化,農家同士の日常的な技術交流が確保されなければならない.また,開発される技術は参加農...
3倍性ワケギ品種「さが乙女」に含まれるシャロット染色体の識別マーカー
要約 ワケギ品種「さが乙女」に含まれる8本のシャロット染色体は、8種類のRAPDマーカーにより各々識別することができる。これらのマーカーを用いることにより、シャロットの染色体が欠失した変異体を容易に選抜す...
要約 とうもろこし 雌穂の栄養価は穂軸 TDN含量と雌穂中の子実重割合で評価できる。多数の系統を一次評価する場合には、穂軸TDN含量を45.3%として、子実重割合のみで雌穂の栄養価を概略的に評価することもで...
要約 〔要約〕サトイモ品種‘エグイモ’において、パーティクルガンを利用した形質転換系を開発した。本転換系では、茎頂組織由来の培養細胞にDNAを付着させた微小金粒子を撃ち込み、ハイグロマイシン添加培地で...
要約 イネの出穂前1から3日の幼穂を包む葉鞘内へ2,4-D100~1,000ppmを注入し、30日後に肥大した子房より未受精杯由来のカルスを採取し、再分化培地へ置床することで、効率よく、白然倍加したホモ個体が獲得でき...
要約
要約 ダイズ品種の根粒粒径はトヨスズの約0.4~1.6倍に分布した。粒径が大きいほど根粒重あたりの窒素固定能は高かった。粒径は根粒数と逆相関を示す。根粒数は側根数と相関が見られた。 背景・ねらい 根粒の大き...
要約 モチコムギが顆粒性澱粉合成酵素(Wxタンパク質)を欠く原因は、それらをコードする3種のwaxy遺伝子Wx-A1,Wx-B1,Wx-D1のそれぞれに23bpの欠失、完全欠失、588bpの欠失変異が生じているためである。 背景・ねら...
要約 モチコムギが顆粒性澱粉合成酵素(Wxタンパク質)を欠く原因は、それらをコードする3種のwaxy 遺伝子Wx-A1、Wx-B1、Wx-D1それぞれに23bpの欠失、完全欠失、588bpの欠失変異が生じているためである。 背景...