要約 愛知式不耕起播種機を用いて、11月下旬から12月上旬に小麦と水稲種子を同じ播種溝へ同時播種する。水稲出芽時には小麦との水分競合によって水稲の夭折が発生し苗立率が低下するため、小麦成熟後期に明きょ通...
要約 バインダを一部改良することにより飼料作物の収穫作業機として利用でき、中山間地域における小区画圃場での作業に有効である。収穫した飼料は、はざ掛け乾燥施設にビニールハウスを利用すると良質乾草が安定...
要約 サイレージ用とうもろこしを早播きした時のマルチ栽培では、収穫までの日数が7日短縮し、極早生・早生品種では増収する。雑草の抑制には白マルチよりも黒マルチで効果が高い。 背景・ねらい サイレージ用と...
要約 1月上中旬からの被覆加温で「新秋」は7月収穫、「前川次郎」は8月収穫が可能である。かき促成栽培用品種としては「前川次郎」が結実性がよく安定している。 背景・ねらい 静岡県における甘がき栽培の品種は...
要約 ブドウ‘ピオーネ’の二期作栽培は、労働力と追加投資の面で生産者が導入しやすい作型であり、経済性の面でも既存の加温作型に比べて高い優位性と安定性をもつ。そのため、ブドウ作経営の展開に大きく寄与する...
要約 水稲「キヌヒカリ」の無代かき直播においては、播種前に耕耘を行い、乾土状態で酸素供給剤粉衣種子を散播する。播種後1日間湛水することで土塊が崩壊し、種子が覆土され、その後落水を8日間行うことで苗立が...
要約 トウモロコシおよびソルガムは積算温度が1600℃を超える(8月中旬)頃から養分吸収速度がゆるやかになるのに対して、スーダングラスは同時期にさかんに再生伸長するため、養分吸収速度が衰えず、リンを除く多...
要約 福岡県内の標高340m程度の中山間地域では、リーフレタスの3品種「フリルアイス」、「晩抽レッドファイヤー」、「レッドファイヤー」を組み合わせると、同一圃場で年5回どりが可能である。「フリルアイス」の...
早期高糖性で新植多収のさとうきび新品種候補「RK89-1010」
要約 さとうきび新品種候補「RK89-1010」は新植多収、早期高糖性で品質が優れている。茎は直立性で中太茎、易脱葉性であることから人力及び機械収穫のいずれにも適する。 背景・ねらい 宮古・八重山地域における...
早期高糖性で新植多収のさとうきび新品種候補「RK89-1010」
要約 さとうきび新品種候補「RK89-1010」は新植多収、早期高糖性で品質が優れている。茎は直立性で中太茎、易脱葉性であることから人力及び機械収穫のいずれの収穫方式にも適する。 背景・ねらい 宮古・八重山地...
要約 降雨の多い鳥取県に適する省力技術として、極早生~中生品種を用い、播種量5~6kg/10a、播種溝施肥、除草剤散布4回を基本とする不耕起乾田直播栽培体系を確立し、作業時間を移植栽培の約6割とすること...
要約 ユリ及びチューリップのコンテナ栽培は、発根・発芽処理や施設内外の移動が容易に行えるため、品質向上と施設占有期間の短縮ができ、ユリの年間4作、チューリップの冬期間6作の年間多回数生産や他品目との組...
要約 地域特産えだまめ「園枝5号」、「園枝14号」は、不織布トンネル処理、ポリマルチ処理及びこれらの移植栽培を組み合わせることにより、収穫期が1~2週間早まり、収穫始期や収穫適期が8月上中旬になる。 背景...
中山間地帯の耐雪型パイプハウスによるホウレンソウの年間8回穫り栽培体系
要約 中山間地帯における冬期無加温の耐雪型パイプハウスの周年利用体系としてホウレンソウを対象に、在ほ期間の短い移植栽培法を利用し、時期別適品種を組み合わせて連続作付けを行うと年間8作が可能となる。 ...
要約 温暖地中山間地域のパイプハウスを利用した周年栽培体系の基幹作物としてメロンを選定し、3月下旬、7月下旬は種の2期作の栽培法を確立した。セル成型苗とLPG燃焼による炭酸ガス発生装置の導入により、...
要約 乗用汎用管理機を使用した湛水直播栽培体系では、総作業時間を移植栽培体系に比べ70%に短縮できる。また、播種量(乾籾)は、ひとめぼれでは3.5kg/10a、コシヒカリでは 4.5kg/10aとし、出芽揃い期まで芽干しを...
中山間地帯における水稲湛水直播栽培の産業用無人ヘリコプタを用いた栽培体系
要約 中山間地の大規模農家、営農集団の稲作経営規模拡大を支援するため、播種から病害虫防除までを産業用無人ヘリコプタで実施する直播栽培体系を組み立てた。 背景・ねらい 中山間地帯では水田の区画やまとまり...
要約 ハクサイの根部エンドファイトであるHeteroconium chaetospiraは、圃場試験においてハクサイ根こぶ病の発病を抑制した。本菌は主に根端付近より侵入し、細胞内に定着していた。 背景・ねらい 茨城県南西部は...
にほんなし新品種「筑水」及び「新星」を導入した品種構成モデル
要約 にほんなし新品種「筑水」、「新星」の導入により作付面積及び所得が増加した。また、労働力が限定されている場合は作付面積が大きいほど労力分散効果の高い品種が導入されるが、労働力が十分ある場合は既存...
要約 水稲育苗、野菜苗生産、花苗生産を行っている経営体について、種苗生産における経営の発展過程と特徴について調査し、社会的背景、技術の体得、規模拡大、計画生産など共通の特徴があることを明らかにした。...