要約 キクの養液栽培において、クリンカアッシュ、川砂の両培地はアクアフォームやパミスサンドなどの既存培地と同等の収量、品質の切り花を生産できる。また、ガーベラ、宿根スターチス、ソリダゴ等の宿根草類や...
要約 条間16.5cm×株間20cm、植え付け本数6~7本/株の千鳥密植とノビエ発生始期~移植後50日の水深10cmの深水管理を組み合わせることで、除草剤を施用しなくても雑草の発生を軽減でき、慣行栽培と同等の収量、品質...
要約 ライスフラワーの挿し木繁殖法では、発根促進剤(IBA)を使用しなくとも、挿し木後50日で鉢上げ可能となる。また、挿し穂部位には新梢、花序のいずれも利用できるが、系統によっては花序を用いた場合に発根苗...
要約 本機はセル苗の2条植ができる全自動タイプで、作業姿勢の改善と作業時間の短縮に効果があり、切花品質も慣行と同等である。 キーワード キク、セル成型苗、機械移植 背景・ねらい キクの移植時間は10a当たり...
要約 キク「プリンセスかがわ」は、組織培養植物体に軟X線照射し突然変異を誘発して育成した品種である。原品種「ピンクセイコー」の花色(紫ピンク単色)が赤紫単色に変異した色変わり品種である。 キーワード ...
要約 〔要約〕茶園からは地温の低い冬期を除いて多量の亜酸化窒素が発生する。亜酸化窒素発生量は窒素施肥量が30 kgN/10aを越えると増加するが、石灰窒素の併用により低く抑えることが出来る。 キーワード 茶園、...
キク白さび病に対するアシベンゾラルSメチル剤の抵抗性誘導効果
要約 アシベンゾラルSメチル剤は病斑の上位伸展を明らかに抑制し、キク白さび病に対する抵抗性を誘導する。本剤を白さび病防除薬剤と組み合わせて使用することにより、防除効果の増進が期待できる。 背景・ねらい...
要約 キク栽培における養液土耕、直接挿し、無側枝性品種栽培技術は、チェックリスト分析から、労働時間の2.9~19.5%の省力化が図れるが、資材費、固定費については技術により増減する。 背景・ねらい
キク...
要約 スプレータイプの小ぎく「CM系」4品種は、小ぎくとスプレーギクを交雑して作出した品種であり、従来品種より側枝や孫芽が少ないスプレー咲きの品種である。 背景・ねらい 岩手県の小ぎくは北上市を中心に県...
育苗中のナスに発生したPseudomonas viridiflava による立枯症
要約 育苗中のナスに発生した立枯症は、Pseudomonas viridiflava によるものである。 背景・ねらい
2000年3月、育苗中の露地用ナス(台木:トルバムビガー、穂木:筑陽)の接木部から上2~3cm位の茎が褐変...
要約 「岩の白扇」の無摘心栽培では、展開葉数22~23枚以内で消灯することによって、柳芽を防止できる。長崎県総合農林試験場・野菜花き部・花き科 背景・ねらい 無側枝性ギク「岩の白扇」は、摘心栽培では従来品...
要約 キク親株の循環式養液栽培で、培地に粉砕スギ皮を用いても、ロックウール耕と同様に半年以上にわたって挿し穂が生産でき、慣行の土耕栽培に比べて生産効率が飛躍的に高くなる。福岡県農業総合試験場・野菜花...
要約 1998年以降、奄美群島のハウス栽培宿根アスターに発生したうどんこ病の病原菌はErysiphe cichoracearum型のOidium sp.で、防除薬剤としてはBDEDC乳剤、イミノクタジン酢酸塩・ポリオキシ...
要約 きくの挿し穂を直接本圃に定植する直挿し栽培において、作業者2人が供給した挿し穂を精度良く植え付けることが可能なきく直挿し作業機を開発した。この作業機による作業精度は良好で、作業時間では現行直挿...
要約 ガーベラの養液栽培において、鉢を利用して育苗を行い、開花株として鉢ごとロックウールマット上に定植することにより、収穫本数が大幅に増加する。また、改植時期を通常の4月から8月に遅らせることにより...
要約 キク栽培において直接挿し、養液土耕栽培を導入した場合、10a当たり作業時間は3.2~15.9%省力化できる。また、労働時間当たり所得は、直接挿し栽培のみ、または、直接挿しと養液土耕栽培を導入した...
要約 スプレーギクの養液栽培においてフェノール発泡樹脂はロックウール粒状綿より保水力が小さく、細粒の樹脂が下層に集積しやすいが、生育や切り花品質はロックウール粒状綿と比べて差はなく、代替培地として有...
露地季咲き栽培用の小輪多花性スプレーギク新品種「レッドポイント」
要約 スプレーギク「レッドポイント」は、10月下旬咲きで白さび病に強く、花色が白地に赤褐色心をした丁字咲きで多花性の小輪系品種である。用途は主に家庭消費向けである。栽培適応地域は平坦から中山間までで、...
花弁培養により育成したスプレーギク新品種候補‘スイートビューティ(仮称)’
要約 ‘桃松葉’の花弁培養により得られた再生植物の中から花色、花形の異なる変異個体を選抜し、電照栽培に適した新しいタイプの一重咲き中輪スプレーギク新品種‘スイートビューティ(仮称)’を育成した。 背景・...
要約 露地の春植え夏秋コギクの窒素吸収は、生育初期は緩やかであるが、花芽分化期から発蕾期にかけて旺盛となる。生育中期に窒素供給がピ-クとなる緩効性肥料を施用すると、窒素吸収量が増加して、切り花の品質...