ピートモス・ヤシガラチップ混合培地を用いたイチゴのバッグ式養液栽培
要約 イチゴのバッグ式養液栽培における培地の有機質化により、低コスト化および連用による使用済み培地の排出削減と有効利用が容易になる。 キーワード イチゴ、高設栽培、有機質培地、低コスト 背景・ねらい 香...
要約 栽培株を取り除いた培地(ピートモスとモミガラクンタンを等量混和)表面に緩効性肥料を全量基肥し、その上へ培地を継ぎ足し、苗を定植する不耕起栽培で、「さちのか」は、掛け流しと同程度の収量、糖度が得...
イチゴの高設株据置栽培における窒素中断とランナー除去の効果と省力化
要約 イチゴの高設栽培で、収穫を打ち切った生産株をそのまま栽培床に据え置き、次作の生産株として利用する株据置栽培では、5月上旬に窒素中断を開始し、ランナーを除去することで早期多収となる。窒素中断期間...
要約 バラのロックウール栽培システムの液肥混入機を活用し、ボラ土を培地として1タンクの養液循環方式により、ロックウールかけ流し栽培と同等の収量・品質が得られる。 キーワード バラ、循環型養液栽培、ボラ...
有用微生物を担持させたビール粕炭造粒品によるイチゴ萎黄病の防除
要約 非病原性フザリウム菌(MFG6菌)をビール粕の炭化物とゼオライトの混合造粒物(ビール粕炭造粒品)に処理し、イチゴの育苗培土に使用すると、萎黄病の防除ができる。ビール粕炭造粒品の育苗培土への全量使用...
要約 県内のワサビ産地で問題になっている俗に「頭とび症」と呼ばれる障害の原因がイチゴセンチュウであることが判明した。この線虫はワサビの主根と分根に寄生しており、分根を苗として使用することで発症する。...
要約 クリプトモス養液栽培培地を被覆資材に透明マルチを用いて、太陽熱消毒すると、培地内温度が50℃以上となり、イチゴ萎黄病に対して高い防除効果がある。 キーワード 太陽熱消毒、イチゴ萎黄病、養液栽培、透...
東北日本海側におけるイチゴ促成栽培のための低コスト花成誘導法
要約 夏季が比較的高温の東北日本海側地域において、イチゴの花成を安定して誘導するためには、終日75%遮光の日除け条件下で、散水、送風装置を組み合わせた簡易なシステムで35日間の短日処理を行う。 キーワー...
要約 水稲のロングマット苗移植技術で使用される水耕装置は葉菜類のセル成型苗,イチゴの省力育苗装置としても利用できる。 キーワード ロングマット、セル成型苗、葉菜類、イチゴ
背景・ねらい 稲栽培の省力...
肥効調節型肥料の全量基肥施用によるイチゴ「越後姫」の高設栽培法
要約 イチゴ「越後姫」の高設栽培において、肥効調節型肥料の全量培地表面施用と排液のモニタリングによって肥培する栽培法で、複雑な養液管理を必要としない。 キーワード イチゴ、越後姫、高設栽培、肥効調節型...
要約 イチゴ「サンチーゴ」においては、窒素中断が早いほど頂果房の花芽分化が早くなり、7月中旬から窒素中断を行うと収穫期も早まる。また、空洞果は頂果房に多く発生しするが、施肥量が少なくなると発生率が低...
イチゴ「とちおとめ」の親株をプランター植えするポット育苗の採苗法
要約 親株をプランターに植付け、ランナー子株を黒ポリポットで受けるポット育苗において、プランター当たりの親株植付け本数は4株とし、5月初旬からランナー出しを行うと、生産性の高い第2、3子株の親株床単...
要約 掛け流しによるイチゴ高設ベンチ栽培「岐阜県方式」は、除菌装置、リサイクル液処理槽及び循環原水タンクを新たに装備し、専用の時期別肥料とEC管理により、培養液閉鎖系システムとなり、環境に優しい養液...
要約 肥効調節型肥料のロングトータル313-180日タイプ及び270日タイプを窒素で株当たり各々2.0g、計4.0g、珪酸加里肥料を加里で1.0g、ようりんを5.0g定植時に培地上へ施肥する全量基肥高設ベンチ栽培は、液肥...
夏秋どりに向くイチゴ四季成り性品種「なつあかり」及び「デコルージュ」
要約 「なつあかり」は四季成り性で、果実が大きく、食味が優れるため、夏秋期の生食用として利用できる。「デコルージュ」は四季成り性で、うどんこ病に強く、果実が硬く、果の揃い、光沢、果実外観が優れるため...
寒冷地夏秋どりイチゴ栽培における花芽分化に必要な短日処理期間
要約 夏季冷涼な寒冷地において、イチゴ品種‘とちおとめ’および‘さちのか’では約30日間、‘北の輝’では約40~45日間の短日処理によって花成を誘導できるので、温度制御の不要な低コスト花成促進法による一季成り性...
要約 水稲のロングマット苗移植技術で使用される水耕装置は葉菜類のセル成型苗,イチゴの省力育苗装置としても利用できる。 キーワード ロングマット、セル成型苗、葉菜類、イチゴ 背景・ねらい
稲栽培の省...
要約 黒ボク土壌において、温室内栽培イチゴ(とちおとめ)の茎葉は土壌ECが70mS/m以上で枯死する。高塩類堆肥(EC値が860~1,150mS/m)を利用するには、土壌ECが70mS/mを超えないように施用する必要がある。 キ...
要約 愛媛農試方式による簡易高設栽培は、ピートモスともみがらくん炭を等量混合した培地に緩効性肥料での全量基肥とし、点滴チューブで適宜給水した後、排液を給水タンクに戻し循環させる安価な循環型ハンモック...
イチゴ「さちのか」、「とちおとめ」における収穫初期の草勢維持
要約 イチゴ「さちのか」、「とちおとめ」の促成栽培において、定植期以降の葉身の大きさは、窒素施用量の影響が大きく、葉柄長は窒素施用量及び夜温が影響する。電照は従来より早い開始時期の11月上旬~中旬に草...