要約 保水性の高いパルプ培地を利用してかん水の低頻度化を図ることにより、人工光源を設置した多段棚での簡易な方式で、赤色系かいわれ大根、ダッタンソバスプラウト等を1週間程度で生産できる。 キーワード パ...
要約 有機質肥料活用型養液栽培は、硝化特性に優れた微生物生態系を用いることで有機質資源を肥料として利用する新規栽培法である。青枯病菌や根腐萎凋病菌が培養液中に混入しても環境が適さないため増殖しない。...
要約 「すずこま」は、早生で草姿がコンパクトな心止まり性の加熱調理用トマト(クッキングトマト)品種候補であり、低段密植養液栽培に適する。 キーワード クッキングトマト、品種、低段密植、養液栽培、心止まり...
トルコギキョウ冬季栽培において発蕾後の高窒素条件はブラスチング発生を促進する
要約 トルコギキョウの冬季栽培において、ブラスチング発生に窒素栄養が影響する。発蕾後の窒素施肥濃度がブラスチング発生に強く影響し、発蕾後の窒素施肥濃度が高いほど小花のブラスチング発生が助長されるため...
籾殻培地利用トマト養液栽培システムにおける初年目に適した培養液の量管理法
要約 籾殻培地利用トマト養液栽培での量管理施肥の初年目(半促成・抑制)において、窒素施用を標準の1.5倍の1日105~195mg/株、循環給液回数を2倍の1日16回とすると、慣行並の収量を確保できる。 キーワード ...
要約 無培地循環栽培システムでは、遮根シートで隔離したトマトの根域にカルシウム、マグネシウム等の塩ストレス培養液を吸水シートで、その他の成分を含む基本培養液は点滴で給液することにより、培養液を再利用...
トマトロックウール栽培における銀担持光触媒を用いた培養液殺菌
要約 本技術は、銀担持不織布を殺菌フィルターとし、蛍光灯を照射することによる銀担持光触媒を利用した培養液殺菌であり、主要なトマト地下部病原菌の効率的な殺菌が可能である。また、トマトの循環式ロックウー...
不織布製ポットを利用したトマトの多収少量培地耕「独立ポット耕」
要約 トマトの独立ポット耕は、ベンチ上で1株毎に根域、給液及び排液を独立させた不織布製ポットで栽培する少量培地の栽培システムであり、土壌病害の伝搬が抑制でき、長期多段栽培すると、40t/10aの収量が得ら...
夏秋トマト後作のセルリー養液栽培における根域加温の効率的な時間帯
要約 冬季のセルリーの培地耕において、温床線により最低15℃設定で根域加温する場合の根域温度は、朝方加温と終日加温では夕方までほぼ同様に推移し、収穫量も同等となる。朝方加温の電力コストは終日加温に比べ...
シュロガヤツリグサ等の浄化植物および微生物による廃液浄化システム
要約 栽培規模25aの青ネギ水耕栽培施設から平均濃度88mg/Lの硝酸性窒素が年間177t排出される廃液は、春期から秋期には浄化植物で、秋期から春期にかけてはシュロガヤツリグサ等の浄化植物と微生物により年間を通...
トマト(海外品種)の夏秋どり栽培における果実収量および果実品質
要約 海外(オランダ等)で栽培されている赤系品種を夏秋どり作型で養液栽培すると、果実品質は糖度、酸度とも国産品種より低いが、商品果率、果実収量ともに高く,果皮硬度は固いので業務用トマトに適する。 キ...
要約 時間流量12L/hrの給水停止機構を備えたボタン型点滴潅水装置に、60の吐出孔を持つ点滴チューブを接続すれば、点滴孔当たりの時間流量0.2L/hrの極微量潅水同時施肥が可能となり、保水量が少なく、透水性の高...
要約 バラの養液栽培における排出肥料削減技術として、間欠給肥法と底面給液を組み合わせた栽培システムを開発した。この技術により、バラの収量は従来のロックウールかけ流し式と同程度で、投入肥料は66%削減、...
要約 銀資材と火山灰土(赤玉土)によるろ過の組み合わせで養液土耕の栽培廃液の除菌が可能である。 キーワード 養液土耕、廃液除菌、銀イオン、火山灰土,ろ過 背景・ねらい 養液土耕栽培で使用された廃液は液肥...
硫黄酸化細菌を使用したトマトロックウール栽培排液の硝酸態窒素除去法
要約 トマトロックウール栽培温室内に硫黄酸化細菌による浄化装置を設置することにより、硝酸態窒素濃度200ppm程度の排液を10ppm以下まで低下させることができる。 キーワード トマト、ロックウール栽培、排液、...
要約 粉砕杉皮を高温、高圧で成型・固化した固形培地は、バラの養液栽培に利用でき、ロックウール栽培と同等の品質、収量が得られる。 キーワード バラ、杉皮、樹皮、固形培地 背景・ねらい 本県では低コストで環...
要約 1原液タイプの隔離床用肥料を利用することによって、隔離床を用いた高糖度トマト生産において、既存の養液土耕用給液装置を改変することなく葉の黄化が防止できる。また、イチゴの養液栽培では、養液供給装...
中山間傾斜地の夏秋トマト養液栽培における樹皮培地の利用と給液管理法
要約 中山間傾斜地の夏秋トマト養液栽培において、中山間地で豊富な樹皮を培地として用い、天候や生育ステージに応じた給液管理を行うと、ロックウールの場合と同等の収量が得られる。タイマーのみの安価な給液制...
栽培槽に水抜きを設けないエブ&フロー方式装置によるトマト苗生産技術
要約 開発した装置は、自作装置によるトラブルを回避するため給排水兼用管を備えて栽培槽に水抜きを設けないものであり、水漏れ等のトラブルは少ない。これにより中山間傾斜地のトマト育苗が容易となり、コスト削...
要約 緩液ろ過法による除菌ユニット等をエアリッチ・カンエキ方式に組み込んでや山形園試で開発した循環式養液栽培システムは、バラの栽培適応性が高く、かけ流し式養液栽培に比べて、収量、品質に大差ない栽培が...