要約 日本なし「南水」において、糖度14%以上、平均果重380~400gの果実で、10a当たり3~4tを確保するためには、予備摘果を満開後14日頃、仕上げ摘果を満開後30~45日に実施する。仕上げ時の着果量は、葉数30~40...
要約 カンキツ新品種候補「口之津19号」は、育成系統「清見×アンコールNo.2」に「マーコット」を交雑し、育成したタンゴールである。大果で肉質は柔軟・多汁、芳香があり、高糖度で食味良好な少核品種である。2...
要約 接木伝染するオウトウ芽枯病の発生防止のためには高接ぎを行わないことが原則であるが、やむを得ず、高接ぎによって授紛品種を確保する場合は、共に高接ぎの経歴がなく本病感受性品種である穂木と中間台の組...
要約 カキ「刀根早生」高接ぎ樹の衰弱は、高接ぎによる根の先端伸長の抑制または停止と高接ぎ2~3年後の着果過多による樹体の栄養不良、高接ぎ樹の接木部分における通水性の悪化などの要因が重なり発生する。これ...
要約 ピーマン露地栽培で疫病抵抗性品種「ベルホマレ」を台木に用い、幼苗接ぎ木を行った苗は自根と同等の生育・収量を示し、立枯性疫病への抵抗性は大苗高接ぎ法のものと同等で、ピーマン疫病対策として有効であ...
食味良好でオレンジ香のあるカンキツ新品種候補「カンキツ口之津20号」
要約 カンキツ新品種候補「カンキツ口之津20号」は、「清見」に「トロビタ」オレンジを交雑し、育成したタンゴールである。肉質が柔軟・多汁でオレンジ香があり、減酸しやすい食味良好な少核品種である。成熟期は...
要約 リンゴゆず果病の病原体はリンゴゆず果ウイロイド(AFCVd)である。本ウイロイドの検定は電気泳動法により2~3日で、被検樹に指標植物の NY58-22(クラブリンゴの1種)を高接ぎして果実病徴を観察する生...
要約 リンゴゆず果病の病原体はリンゴゆず果ウイロイド(AFCVd)である。本ウイロイドの検定は電気泳動法により2~3日で、被検樹に指標植物のNY58-22(クラブリンゴの1種)を高接ぎして果実病徴を観察する生物検定法...
リンゴ新わい性台木「JM7」を用いた「ふじ」の生育及び果実特性
要約 果樹試験場リンゴ支場で育成されたリンゴわい性台「JM7」は、「ふじ」を穂品種とした場合M.26よりわい化効果が高く、熟期が早まり果実品質も優れており、省力的低樹高栽培に適した台木として期待される。 背...
要約 ニホンナシ新品種‘寿新水 ’は、ナシ黒斑病に罹病性である‘新水’からガンマ線照射により誘発・選抜されたナシ黒斑病耐病性突然変異品種である。黒斑病耐病性は原品種‘新水’よりも明らかに強い。抵抗性品種...
要約 「筑水」を苗木から育成する場合に、中間台木を入れると樹体生育が劣り、収量が少なくなる。高接ぎの場合、中間台木は「幸水」が比較的良好である。 背景・ねらい 「幸水」偏重の品種構成を改善するために、...
要約 かんきつ新品種「不知火」に温州萎縮ウイルス、カンキツタターリーフウイルスの感染が確認され高接ぎ増殖が汚染を助長した物と推測された。 背景・ねらい 最近の急速な品種更新にともない全国の産地でウイル...
要約 オウトウ品種「佐藤錦」に授粉用品種を高接ぎした一部園地において、「佐藤錦」だけが発芽障害をおこす原因不明の被害が発生した。これまで本邦では報告のない接木伝染性病害であることが明らかになり、オウ...
要約 日本,台湾及びタイから,34種のコバチ類がミカンハモグリガの寄生バチとして確認された。各地の優占種はSympiesis striatipesとQuadrastichus sp.(以上日本),Ageniaspis citricolaとCitrostichus phyllo...
リンゴさび果ウイロイド(ASSVd)によるニホンナシ奇形果病(新病害)
要約 ニホンナシ品種「新高」と「吉野」で発生していた果実の奇形障害は,リンゴさび果ウイロイド(ASSVd)を病原体とする新規の病害であり,その病名をニホンナシ奇形果病と提案した。RT-PCR法による本病...
要約 ニホンナシ新品種「寿新水」は、ナシ黒斑病に罹病性である「新水」からガンマ線照射により誘発・選抜されたナシ黒斑病耐病性突然変異系統である。黒斑病耐病性は原品種「新水」よりも明らかに強く、抵抗性品...
要約 わい性台木利用樹を高接ぎで一挙に品種更新する場合、主幹はそのままにして側枝に高接ぎして更新する方法が、地上50cmの主幹部を剪定して高接ぎする方法より早期多収が得られた。 背景・ねらい わい性台樹も...
要約 カキの高接ぎ更新する場合の接木方法としては、一挙更新が適切であり、接木後3年目でほぼ更新前の収量回復が可能であり、経済性が高い。 背景・ねらい 「平核無」中心の栽培が行われている当地方は、北の産...
要約 わい性台使用樹(成木)の品種更新に際し、主幹部をせん去する高接ぎ更新法は、3~4年の短時間で更新前の収量まで回復し非常に効率的である。 背景・ねらい リンゴのわい化栽培のおいても新品種の導入や優良系...
成果の内容・特徴