
東南アジアの潅漑水田における節水型水管理AWDによるメタン排出削減
要約 表面水深を指標として実施する水管理手法であるAWD(Alternate Wetting and Drying)は、東南アジア4地点の潅漑水田におけるメタン排出を、常時湛水と比べて、平均で31%削減する。 キーワード 温室効果ガス、...

関東の稲・麦・大豆の水田作経営がオペレータ1人で耕作できる面積の到達点
要約 現状の土地条件と技術体系を前提とした場合、関東の平坦水田地帯における稲・麦・大豆作経営がオペレータ1人で耕作できる上限面積は39haである。この面積を上昇させるには、特に大豆のは種、小麦の収穫、乾...

将来の豪雨強大化に対応した水利施設計画・管理のための水稲被害リスク評価法
要約 気候変動による豪雨の強大化が低平農地域の水稲生産に与えるリスクを評価する手法である。複数の気候シナリオの特徴を反映させて作成した多数の豪雨群を用いるため被害量や金額を統計的に評価でき、新たな排...

ICTを活用した圃場-土地改良施設連携型の水管理制御システム
要約 支線・配水施設を管理する土地改良区、給水口を管理する担い手農家、双方が連携して利用できる農業用水の管理制御システム(iDAS)である。本システムは低コストかつ簡易に土地改良施設へ導入でき、適正な水配...

要約 農業排水路から水田へと淡水魚類を遡上させ、水田内での繁殖を促すために設置される水田魚道。全国的に普及しつつあるが、長期間、水田魚道を観察し続けることは現実的に不可能であるため、その効果を定量的...

水稲、麦、大豆、牧草などに対応し、高速点播が可能な高速高精度汎用播種機
要約 1台で水稲、麦、大豆、そば、トウモロコシ、牧草など様々な作物に対応可能な播種機である。水稲、麦、そばでは5~10km/hの高速播種が可能で、乾田直播では点播を実現する高精度な播種が可能である。 キーワ...

イネの耐塩性遺伝子OsSOS2の変異は放射性セシウム吸収を抑制する
要約 イネの耐塩性遺伝子OsSOS2が変異することで、コメの放射性セシウム濃度は低下する。その原因は根のナトリウム濃度上昇に伴うカリウムトランスポーター遺伝子OsHAK1の発現が低下し、根の放...

収益向上と飼料生産コストの3割低減を可能とする水田作複合経営モデル
要約 たちすずか等の茎葉型WCS用稲の乾田直播と、WCS用トウモロコシの安定多収栽培を基幹部門とする水田作複合経営モデルは、飼料用米中心の慣行営農と比べ、同じ労働力のもとで経営面積拡大と所得増加、飼料増産...

ガーナの河川氾濫原が畔のない天水条件でも生産性の高い稲作適地となる
要約 ガーナで未利用の河川氾濫原は、畦畔および灌漑設備のない天水条件においても、土壌炭素量の高い土地の選定と、欠乏する硫黄成分の施用を組み合わせることで、施肥窒素の利用効率に優れ、最大5.4 t ha-...

ガーナの農家が自ら実践できる自生植物の被覆による水田水利施設の補強技術
要約 水稲栽培の機運が高まっているガーナ内陸低湿地を対象に、コメの増収かつ安定生産の要となる用排水路や畦畔の地表面を自生植物で被覆する。これは、農家の技術水準および経済状況を考慮した施工工法で、持続...

要約 乾燥・半乾燥地域の灌漑農地における塩害軽減対策のための技術マニュアルである。塩類集積の要因と対策を示し、リーチング効果促進のため圃場の排水性の改善を図る低コスト型浅層暗渠排水技術を解説している...

稲わら堆肥連用はメコンデルタ水田に増収をもたらし、炭素隔離に貢献する
要約 ベトナム・メコンデルタの水田における長期連用試験より、ヘクタールあたり6 tの稲わら堆肥の施用は、無施用に比べ、水稲収量を乾期作で0.75~0.87 t、雨期作で0.91~0.96 t高め、土壌炭素量を年間356~401 ...

要約 有機農業に取り組む生産者等が活用できる、麦作適期除草技術を導入した暖地水田二毛作体系、生物的土壌消毒を導入したホウレンソウ施設栽培体系、不織布浮きがけ法を導入した高冷地露地レタス栽培体系等をわ...

要約 水稲乾田直播栽培において、作業分散のために早晩性の異なる品種を組み合わせる場合、日長反応性により作期間の生育日数の変動に品種間差を生じるため、播種時期によって成熟期の差が短縮するなどの作期変動...

FOEAS導入圃場では狭畦と不耕起の組み合わせがダイズの省力化、増収に貢献
要約 関東地域のFOEAS導入現地圃場のダイズでは、苗立ち数、全乾物重、収量は、不耕起播種狭畦栽培、ロータリ播種狭畦栽培、慣行ロータリ播種栽培の順で高く、特にFOEASと不耕起播種狭畦栽培の組み合わせはダイズ...

WCS用稲「たちすずか」の高品質サイレージ調製には黄熟期以降の収穫が良い
要約 「たちすずか」を乳熟期にサイレージ調製すると、材料草の乾物率・単少糖類含量が低いため、乳酸菌を添加しても不良発酵するが、黄熟期以降は材料草の乾物率・単少糖類含量が高まるため良好に発酵し、窒素多...

強粘質土壌転換畑においてダイズの根系を改善し増収させるスリット成形播種
要約 強粘質土壌水田転換畑でのダイズ作において問題となる、根系の発達不良を改善するため、播種位置の近傍に深さ20cmまでのスリットを成形する播種技術である。スリットの成形によって、主根の伸長と根密度の増...

要約 水田用に開発した作業幅2.5mで5本爪のスタブルカルチは、耕深15cmでは稲株の埋没率70%以上が可能で耕起後の表面の凹凸も小さい。作物収穫後の耕起時に前作の株やわら等の有機物を土中に混和できる。 キーワ...

関東地域のトウモロコシ二期作の新たな適地判定指標策定と栽培適地拡大状況
要約 関東地域のサイレージ用トウモロコシの二期作栽培において1作目・2作目ともに全植物体乾物率が30%以上となる新たな適地判定指標を策定するとともに、トウモロコシ二期作の現在の栽培適地拡大状況、並びに今...

水田輪作体系乾田直播栽培における収量マップを用いた基肥可変の施肥増収効果
要約 大区画圃場の水田輪作体系乾田直播栽培において収穫情報マッピングシステムの収量マップを利用して基肥窒素を可変施肥することにより水稲収量が7~17%増収する。基肥窒素の可変施肥による単収の増加により60...