要約 沖縄の農家にとって新規作物であるイチゴを導入する場合は、鮮度を最優先した生産・流通システムを採ること及び他作物との競合・栽培技術習得環境の制約等のためなるべく小さな規模(2~2.5a)から始めるこ...
要約 大阪府泉州地域の特産野菜である水ナスは漬物加工品が全国的に消費されるようになり、生産も増大している。しかし、加工に適した高品質原料の安定供給が困難なため、施設栽培の拡大等による秀品率の向上と高...
要約 分解性ポット(サブストレートポット)は小型・軽量で輸送性に優れ、そのまま定植できるため、イチゴの挿し苗に利用すれば育苗および定植作業を大幅に省力化できる。また、窒素中断がしやすく定植後の活着も...
要約 イチゴ新品種「サンチーゴ」は、炭そ病抵抗性を持ち、大果で収量が多く、果実品質が極めて優れた促成栽培用品種である。果実は、食味が良好で、ビタミンC含量が高く、「女峰」に匹敵する硬度を持ち、整った...
パパイア「ワイマナーロ」のsmallGTP-bindingprotein遺伝子(PGP1)のクローニングと解析
要約 パパイア「ワイマナーロ」のsmall GTP-binding protein遺伝子(PGP1)は636bpの長さを持ち、タンパク質の分子量は23311と推定された。PGP1はアミノ酸配列比較によるとYPT/RABグループに属し、発現解析により...
要約 いちご「道南26号」は、収穫始が「宝交早生」とほぼ同等の早生で、平均1果重が重く、上物率が高い。先白果の発生は認められず、中心空洞は「きたえくぼ」より小さい。食味は良好で、日持ち性に優れる。 背景...
要約 近年、トマトを加熱調理に用いる場面が増えているが、国内栽培に適した加熱調理適性の高い品種はほとんどない。‘にたきこま’は、加熱調理適性が優れ栽培の容易なクッキングトマト用新品種である。 キーワー...
宿根かすみそうの新しい栽培法と排水不良圃場における水分管理法
要約 宿根かすみそうの用途別需要に対応したM・Sクラスの切花を量産するための多茎仕立て法を開発した。また、品質保持法として排水不良な圃場では隔離床、遮根シートを用いると日持ち性が向上した。 背景・ねら...
要約 寒さを利用した栽培法で生産される寒じめ菜っぱの先進産地では、商品特性を活かすため、産地と量販店が直接取引を行う流通チャネルが選択されており、有利販売を実現している。 背景・ねらい 北東北では、冬...
要約 近年、トマトを加熱調理に用いる場面が増えているが、国内栽培に適した加熱調理適性の高い品種はほとんどない。「盛岡交28号」は、加熱調理適性が優れ栽培の容易なクッキングトマト用新品種である。 背景・...
要約 いちご「きたえくぼ」で定植が遅れた場合は、トンネルやべたがけによる秋保温が花房数の増加に有効である。花房数を5~6本または花数を70花程度に整理する摘房や摘花は、一果重や糖度を増加させ、エアーキャ...
要約 ブドウ「ハニーブラック」は肉質が良く、糖度も約20%と高く、食味良好で日持ち性が優れている。収穫時期は9月中~下旬で、岩手県で栽培可能な紫黒色大粒品種である。 背景・ねらい 岩手県のブドウは約60%を...
要約 オリエンタル系ユリの抑制栽培における品質向上のための好適なプレルーティング条件は、アカプルコでは15度Cで3週間、または12度Cで4週間、スターゲーザーでは15または12度Cで3~4週間、10度Cでは4週間であ...
要約 広域野菜産地を形成する効果は、規模と多様性の拡大をもとに、輸送・資材費のコスト低減、価格面の改善、農業者の栽培技術向上として、短期ならびに中長期にあらわれる。ただちに広域の農協合併に至らない場...
要約 イチゴ品種`とちおとめ''の育苗時の窒素施用量は株当たり 140mg程度が適する。定植は花芽分化期に行い、開花期までの土壌水分をやや多めに維持して株の充実を図ることが増収につながり、地中加温を行うと生...
MAP(Modified Atmosphere Packaging)によるキャベツセル成型苗の貯蔵
要約 MAPによるキャベツセル成型苗の貯蔵最適雰囲気条件は、O↓2 2%/CO↓2 8%または、O↓2 16%/CO↓2 20%である。貯蔵可能期間は2週間以内で、貯蔵前の苗は緑色が濃く充実していることが必要...
長期氷温貯蔵したオリエンタル系のハイブリッドユリの葉焼症の発生要因解明とその軽減対策
要約 長期氷温貯蔵したオリエンタル系品種'スターゲイザー'の抑制栽培で多発する葉焼症は、氷温貯蔵中に発生した球根の凍害による事が明らかになった。また、本症状は、球根を定植前に緩やかに解凍することで発生...
要約 促成栽培用イチゴ品種‘さちのか’は、着色促進のための栽培管理を必要とせず、また果実硬度と秀品果率が高いため収穫後の作業性と流通適性に優れる。果実糖度とビタミンC含量が安定して高く、肉質が緻密で...
要約 半促成キュウリのセル成型苗(51穴)の定植時期は、本葉2枚までの若苗定植するのが望ましい。 背景・ねらい セル成型苗は、限られたスペースで効率よく育苗でき、輸送性にも優れているので、大型育苗施設での...
要約 遺伝資源の利用と栽培技術の改良により、催芽種子を直接嫌気的な湛水土壌中に播種する技術を創出し、苗立ちを安定化させると同時に倒伏と雑草害を軽減させる技術を熱帯において開発した。 背景・ねらい 熱帯...