加工用途に適する寒地向け高アミロース米新品種候補系統「北海315号」
要約 「北海315号」は北海道での出穂期が“中生の早”に属する高アミロース系統である。米粉を利用したライスパスタ、クッキーなどの加工適性に優れ、加工用途の原料として有望である。 キーワード イ...
収量性が高く品質の良い蒸切干加工用カンショ新品種「ほしこがね」
要約 カンショ「ほしこがね」は、「シロタ」障害の発生がほぼみられず、蒸切干の外観・食味が良好な蒸切干加工用品種で、多収性品種「タマユタカ」に近い収量性を有する。 キーワード サツマイモ、加工用、蒸切干...
要約 「芽系T27号」は「北海T8号」(標準品種)と比較し麺の苦味が弱く食味に優れ、子実のルチン分解活性が極めて低いため麺のルチン含量が多い。 キーワード だったんそば、苦味、ルチン、ケルセチン 背景・ねらい...
要約 水稲「夢の舞」は寒冷地南部では早生に属し、多収で良食味である。耐冷性、いもち病抵抗性が強いため、中山間部の稲作の振興に資することが期待できる。 キーワード イネ、耐冷性、多収、直播、低コスト、夢...
葉枯病の不稔粒が少ない中生多収性のはとむぎ新品種候補「九州3号」
要約 はとむぎ「九州3号」は熟期が中生で関東以南の栽培地域に適する。耐倒伏性が強く、着粒数が多くて多収である。葉枯病には強く、葉枯病に起因する不稔粒の発生が少ない。製茶加工適性はよい。 キーワード ハ...
要約 「きんのめぐみ」は、東北地域中部では“中生の中”に属する粳種である。食味は「あきたこまち」並の良食味で、精米時に胚盤が残りやすい特性を持つ。耐倒伏性は強く、いもち病圃場抵抗性、障害型耐冷性、白葉...
大果で外観と食味が優れる早生セイヨウナシ新品種「ジェイドスイート」
要約 セイヨウナシ新品種「ジェイドスイート」は、「マルゲリット・マリーラ」と「ブランディワイン」を交雑して育成した早生の大果品種である。育成地で9月上中旬に収穫適期となり、追熟は容易である。外観は良...
要約 パパイヤの新品種「石垣ワンダラス」は、「ワンダーブライト」の自然交雑実生から選抜した両性系統である。半わい性の生育特性を持ち、大果で糖度が高く食味がよい。 キーワード パパイヤ、半わい性、大果、...
暖地向きで良質な紫黒もちの水稲新品種候補系統「さよむらさき」
要約 水稲「さよむらさき」は、暖地に適する中生の紫黒もち系統である。耐倒伏性に優れ、玄米外観品質は「朝紫」より黒色の発色が良くやや優れる。玄米にアントシアニンを含むほか、一般のもち米より食物繊維、タ...
茎葉多収で糖含量が高い稲発酵粗飼料用水稲新品種「たちすずか」
要約 「たちすずか」は「クサノホシ」と比較し牛に消化されやすい茎葉の割合が高く、耐倒伏性が強く、糖含量が高く、中性デタージェント繊維の消化性が高いため、ホールクロップサイレージ用の飼料用稲専用品種と...
温暖地に適した糯で多収の水稲新品種候補系統「関東糯243号」
要約 水稲「関東糯243号」は温暖地東部での出穂期が中生の早に属する糯種である。玄米収量が高く、関東以西において、米菓等加工用および飼料用米としての利用が期待できる。 キーワード イネ、多収、加工用、飼...
要約 そば「桔梗3号」は「信濃1号」と比して耐倒伏性とゆで麺の色の評価に優れる。生態型は中間秋型で収量性は「信濃1号」と同等である。千粒重、容積重は「信濃1号」と同等かやや高い。また、乳熟期に赤果皮とな...
切り餅加工適性に優れる中山間地向け水稲糯新品種候補「福島糯8号」の採用
要約 水稲「福島糯8号」は、“中生の早”の糯品種で「ヒメノモチ」より多収であり、餅の硬化速度が速く、丸めやすいので、切り餅、丸め餅及びおこわへの用途に向いているため、福島県阿武隈山間地域対象の奨励品種...
早生で秋まき・春まき栽培に適するそば新品種「宮崎早生かおり」
要約 「宮崎早生かおり」は秋まき栽培では熟期が「鹿屋在来」より7日、「みやざきおおつぶ」より9日早く、収量は「鹿屋在来」および「みやざきおおつぶ」と同程度で、食味は「鹿屋在来」と同程度で良好である。ま...
切り餅加工適性に優れる中山間地向け水稲糯新品種候補「福島糯8号」の育成
要約 水稲「福島糯8号」は、「ヒメノモチ」より3日程度早い“中生の早生”の糯品種で、耐冷性は“極強”、さらに穂発芽性が“やや難”の系統である。収量、品質とも「ヒメノモチ」と同程度であるが、餅にした時の硬化...
要約 「大分果研4号」は、「大津八号」に「天草」を交配して育成した早生カンキツで、多汁性で果肉が軟らかく、減酸が早いため年内収穫・出荷できる。 背景・ねらい
南西諸島向け永年採草用牧草極晩生ギニアグラス新品種「うーまく」
要約 ギニアグラス新品種「うーまく」は収量性、再生性および永続性に優れる。利用2年目および3年目の乾物収量は「ナツユタカ」比137および139である。また、利用期間中に出穂しないことから、品質が安定し、消化...
強稈・極多収の稲発酵粗飼料用・飼料米兼用水稲新品種「モグモグあおば」
要約 「モグモグあおば」は暖地では中生の晩に属する粳種である。地上部乾物重が多く、強稈で耐倒伏性が強いため稲発酵粗飼料用品種として暖地平坦部で利用できる。また、粗玄米重も多いため、飼料米用としても利...
要約 水稲新品種「北陸193号」は寒冷地南部での出穂期が晩生の晩に属する粳種である。玄米収量が多く、バイオエタノール用、飼料用等の新規需要米としての利用が期待できる。 キーワード イネ、バイオエタノール...
いもち病圃場抵抗性遺伝子 pi21 を持つ極良食味の新品種候補系統「中部125号」
要約 「中部125号」は温暖地東部では中生の早に属する、中間型の水稲粳種である。陸稲「戦捷」からいもち病圃場抵抗性遺伝子 pi21 を導入する際に、 pi21 座と密接に連鎖する不良形質をDNAマーカー選抜によって除...