要約 非黒ボク土の連用畑圃場での土壌炭素含有率の増減は、土壌群に関わらず、連用当初の土壌炭素含有率の値と有機質資材投入量に大きく左右される。さらに、投入量3t/年以上の場合には副資材の種類に影響される...
要約 施肥機は、ロータリフィーダ方式の繰り出し機構で車速と連動し、ブロアの送風によりうね間および樹冠下にも施肥できる。さらに、樹冠下土壌と混和するための混和機を使用することで肥効の安定が期待できる。...
要約 地上3mの高さから送風する昇降式防霜ファンの利用については、俯角をこれまでの標準設定であった10度から15~20度に修正すると、葉温の上昇範囲が広がる。 キーワード チャ、凍霜害、送風法、防霜ファン
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要約 新規性フェロモン剤(トートリルア剤)はチャハマキ雄成虫に対し、交信かく乱作用を示し、雌成虫との交尾阻害効果により、チャハマキ幼虫の密度を低下させる。その効果は化学合成農薬による慣行防除と同等以...
要約 従来漠然と言葉により定義されていた栽培地帯区分を最寒月の日最低気温の月平均値を用いて明確な区分地図を作製した。これを利用することで地帯区分が正確になり、気候温暖化に伴う区分の変化を予測できる。...
要約 非黒ボク土の連用畑圃場での土壌炭素含有率の増減は、土壌群に関わらず、連用当初の土壌炭素含有率の値と有機質資材投入量に大きく左右される。さらに、投入量3t/年以上の場合には副資材の種類に影響される...
沖縄における軟X線照射花粉を利用した種なしスイカの作型と品種
要約 亜熱帯沖縄における軟X線照射花粉の授粉による種なしスイカの作出には、作型は早熟、品種は「富士光」が適する。保存花粉の利用も可能であり、短期保存は乾燥条件下の5℃で、長期保存は酢酸エチルに浸漬して...
17.GISと農業センサスを用いた茶園の傾斜度と生産性の関係の推計手法
要約 数値地図情報等のGISデータと農業センサスを用いて、集落単位で農地の傾斜度と生産性を推計する手法により、傾斜と茶園の生産性の関係を地域的、広域的に把握できる。農業工学研究所・地域資源部・土地資源...
酸素および水蒸気バリア性の高いプラスチックフィルムによる茶の品質保持
要約 透明茶袋用資材として、PETフィルムにアルミナを物理蒸着した極めてガスバリア性の高いフィルムが適している。このフィルムで窒素置換して15℃以下で保存すれば、3ヶ月間は現行のアルミラミネート茶袋と同程...
沖縄におけるイチゴの年内収穫と2作型組合せによる収量の平準化
要約 沖縄ではイチゴ「さちのか」の自然分化苗は年明けから収穫が始まる。20日間の短日夜冷処理を行うと12月上中旬から収穫が始まるが、収穫の中休みが生じる。短日夜冷苗と自然分化苗を同面積栽培すると収量の平...
要約 茶園土壌の陽イオン交換容量(CEC)は、浸出液(酢酸アンモニウム)のpHを下げるほど低下した。pH7から4までの値から有意の1次式が得られた。現地状態での陽イオン交換容量の予測は、pH7でのCECと...
要約 トンネル内側の支柱に固定した形状記憶合金コイルバネにトンネル被覆材裾を巻き付けた適切な荷重の棒を懸垂することで、トンネル裾の気温の上昇に伴う開放および気温の低下に伴う閉鎖を自動化する。トンネル...
要約 畜産汚水の着色処理水を、砂、木炭などのろ過処理槽、及び薬品処理槽、光触媒処理槽などを立体的に組み合わせた複合脱色処理システムで脱色すると、最終処理水の着色感はほぼ無くなり用水路に流れている水質...
要約 てん茶用品種「さみどり」を、はさみ摘み茶園として早期に成園化するには、慣行より条間を広げ株間を狭める栽植密度になるよう深型ポット苗を定植し、幼木期のせん枝位置をやや高くすることが有効である。 ...
要約 夏秋茶葉の利用拡大を図るために開発した製茶法により得られた粉末製品は、粉末茶の種類と使用量を選択することで、広範な食品に素材としての利用が可能である。 キーワード 夏秋茶葉、新製茶法、粉末茶、食...
要約 茶の小型乗用摘採機による摘採走行速度は、一番茶は0.3m/秒、二番茶は0.4m/秒が適当である。オペレーターの労働負担は、摘採作業時の摘採袋交換と搬出作業では複数人で行う可搬型摘採機より大きいが、整枝作...
早生系宿根アスター新品種「シルキースターパープル」「シルキースターバイオレット」「シルキースターパープルレッド」
要約 宿根アスターの交雑育種により、花色が明青味紫、一重咲き、9月上中旬咲きの「シルキースターパープル」、花色が明紫、一重咲き、9月中旬咲きの「シルキースターバイオレット」、花色が鮮赤紫、一重咲き、...
要約 静岡県における耕作放棄の発生要因を解明するため、データマイニングのルール生成アルゴリズムの一つである決定木(DicisionTree)による要因抽出を行った。作物特化係数と耕地条件の違いが耕作放棄の地域較...
要約 中山間傾斜地での小型乗用摘採機導入では、テラス式茶園の造成経費45万円/10a、枕地による既存園の減少率5%の場合、既存園2.7haの経営では1haの規模拡大することで機械化投資効果が得られる。 キーワード 茶...
要約 試作した微量炒り葉機は、少量の原料で効率的に製造ができ、本機を用いることでかまいり茶適性品種の早期選抜が可能である。 キーワード チャ、かまいり茶、品種選抜法、炒り葉機 背景・ねらい かまいり茶は...