量管理養液栽培でキュウリ葉に発生する白化症状の原因はリン酸過剰である
要約 キュウリの量管理養液栽培において、著しい葉の白化症状が発生する場合がある。原因はリン酸過剰症による水溶性マグネシウム等の移行の阻害である。 キーワード キュウリ、白化症状、リン酸、過剰障害、量管...
寒地・寒冷地における夏秋どり業務用レタスの適品種と株間拡張による大玉生産
要約 寒地、寒冷地における夏秋どりレタスで業務用適性の高い品種は、エンパイヤ系やサリナス系、サリナス・エンパイヤ系、エンパイヤ・マック系の品種群に多い。また、慣行栽培より株間を広げることで大玉生産がで...
要約 液肥は、毎日午前9時に点滴チューブから一定量(年間施用量÷365日)を1回施用する方法で、10a当たり年間窒素施用量は、バラ栽培では約80kg、ガーベラ栽培では約40kgが適当である。 キーワード 液肥、隔離ベ...
要約 長崎県型イチゴ高設栽培システムで使用する培養土は8作連続使用した培養土でも1作使用に比べ極端に収量が低下することはない。また、連続使用により交換性石灰及び交換性苦土、及び可給態リン酸の集積が見ら...
要約 カキ(富有)において果頂部が浅黒く変色する障害「うすずみ果」は、主要根群域のpH低下に伴うMn過剰が原因であり、下層土の土壌pHの改良により発生が抑制される。 キーワード カキ(富有)、Mn過剰...
要約 四国中山間地で周年生産ができるレタスとキャベツの適品種を選定した。レタスは春まきに「サマーランド」、夏まきに「みずさわ」、秋まきに「バークレー」、冬まきに「しずか」、キャベツは春まきに「W717」...
要約 地中点滴装置を用いて、窒素施肥量を低減したかん水施肥を行うことにより、ハクサイの結球重量は慣行施肥栽培と同等であるが、心腐れ症を軽減することができる。軽減の程度には品種間差異が認められ、耐性の...
要約 ダイコン栽培で、牛糞堆肥、豚糞堆肥を施用する場合、マルチを利用することにより、岐根の発生を抑制し化学肥料と同等以上の秀品収量水準を維持できる。またマルチにより作土層からの窒素の溶脱を防止できる...
要約 7~8月は種、9~10月定植のししトウガラシのロックウール培地耕における促成栽培では、培養液の給液濃度は育苗時がEC:0.8dS/m、本圃がEC:0.8~1.2dS/m程度で安定した栽培が可能である。 背景・ねらい 本...
要約 ハクサイ品種T741は、黄芯で品質に優れ、ハクサイ黄化病に対して耐病性を有し、本病の少~中発生条件の圃場では、実用的な防除効果が得られる。 背景・ねらい ハクサイ黄化病は、本県のハクサイ安定生産を図...
要約 ヘアリーベッチのライブマルチは雑草防除面だけでなく、夏場の地温上昇の抑制、土壌の膨軟化、保水性や排水性の向上など土壌の物理性改善にも効果がある。畑作物13品目についてヘアリーベッチのライブマルチ資...
要約 ハクサイ黄化病、根こぶ病に対する抵抗性を有し、品質的にも優れる品種を探索した結果「CR-青島65」「TSX-5765」及び、根こぶ病の発生は見られるものの「N-181」「W-4017」などが有望と思われた。 背景・ね...
要約 ビワ新品種「陽玉」は「茂木」に「森本」の花粉を交雑して育成した。果実は橙黄色・大果で外観が優れ,果肉は柔軟多汁で,糖酸のバランスがよい良食味の中生品種である。 背景・ねらい
ビワの栽培品種は...
カルシウム剤生育後期の散布によるりんごビターピット防止及び脂上がり軽減効果
要約 生育後期のカルシウム剤散布により、ビターピット防止効果が認められ、併せて脂上がりを軽減できる。 背景・ねらい 生育期前半のカルシウム剤の葉面散布で、ビターピット防止が行われているが、
サビ果の...
メロンの生理障害「うるみ果」の発生を軽減する施肥法と体内栄養条件
要約 メロンの「うるみ果」は、成熟期の日照不足により多発する生理障害であるが、被覆肥料を用いた全量基肥施肥によりその発生が軽減される。被覆肥料の緩やかな肥効特性により果実肥大期の葉柄および果実の糖濃...