要約 秋作ジャガイモにおいて、梅雨明け後に畦立てマルチャーで作畦・被覆(透明ポリエチレンフィルム)し、約1ヶ月間、太陽熱土壌消毒を実施することにより、クロルピクリンと同程度のそうか病抑制ができ、コス...
中山間地域におけるトルコギキョウの10月及び5月の二度切り栽培技術
要約 トルコギキョウの10月切りでは、種子冷蔵と寒天ブロック育苗及び短日処理により、ロゼットは回避でき切り花品質が向上する。また、この切り下株を2月中旬から加温・電照すると2番花を5月に採花できる。...
要約 製品開発などに活用されるポジショニング分析は、農業技術の導入条件を検討する場合にも適用できる。また、分析結果は可視化されるので、問題解決への意思決定が円滑にすすむ。 背景・ねらい ポジショニング...
要約 不透水層のあるハウス設置ほ場における熱水土壌消毒は、事前に振動式サブソイラ施工によって、熱湯注入量を増加し地表下20cmで4.5時間にわたり地温45℃を維持できる。 キーワード 熱水土壌消毒、施設野菜、弾...
要約 微生物資材A、B、C、Dのいずれかを10a当たり500kg、または有機物資材E、Fのいずれかを10a当たり1t全面全層施用することにより、レタス根腐病の発病度が低下した。 キーワード 微生物資材、有機物資材、レタ...
深層地中加温栽培による5〜6月切りトルコギキョウの採花期の促進
要約 5~6月切りトルコギキョウ栽培(加温15℃設定)において、慣行栽培に対し、深層地中加温(地温18℃設定)栽培により平均採花日が7~12日、さらにマルチとトンネル被覆で17~29日早まる。その際の栽植株数と...
要約 夏秋ホウレンソウ栽培で、初作目は耕起作業を行い、その後3作は不耕起連続栽培により耕起と施肥作業が省力できる。施肥は、油粕をN成分で20kg/10aの2回施用または被覆肥料の1回施用で、油粕毎作施用と同程度...
熱水土壌処理と防虫ネットを組み合わせた安心安全な軟弱野菜生産
要約 ビニルハウスでの軟弱野菜の栽培で熱水土壌処理とハウス開口部への防虫ネット被覆を組み合わせることにより、雑草、病虫害の被害を低減し、土壌中の硝酸態窒素等を一時的に低下させ、安心、安全な生産が可能...
要約 1作目のスイカ収穫後に茎葉だけを片づけて、トンネルはそのまま密閉し太陽熱土壌消毒処理を2週間以上実施することで、土壌病害が回避でき、品質良好な果実が得られる実生苗が定植できる。果実はやや小玉と...
要約 臭化メチル代替剤の一つであるクロルピクリンテープ剤は、処理後にガス低透過性フィルムを用いてマルチ被覆することにより、ネコブセンチュウに対して薬量を3割削減しても慣行の農ポリマルチ被覆処理より高...
要約 高温期に25日間程度、深層地中加温を行いながら太陽熱消毒を行うことによって土壌線虫の防除をすることができる。また、冬期間の地中加温により生育促進効果が認められ、「さちのか」「とちおとめ」の収量、...
南九州地域におけるパプリカの早熟栽培に適する品種及び播種・定植期
要約 早熟栽培におけるパプリカの大果系品種は、赤色果が「スペシャル」、黄色果では「フィエスタ」が適する。5月から多収を得る播種期は12月中旬、定植期は2月中旬である。 キーワード パプリカ、早熟栽培、品種...
要約 アスター萎凋菌に汚染された隔離床内の土壌を、クロルピクリンくん蒸剤及びダゾメット粉粒剤による土壌くん蒸、または蒸気消毒すると高い防除効果が得られ、良好な切花が採花できる。 キーワード 小輪系アス...
天敵と熱水土壌消毒を核とした秋冬作メロンの総合的病害虫管理体系
要約 秋冬作の施設栽培メロンにおいて、コレマンアブラバチ、タイリクヒメハナカメムシ等の天敵類や熱水土壌消毒と選択的農薬を組み合わせることにより、ワタアブラムシ、アザミウマ類、黒点根腐病、うどんこ病等...
畑作地における夏季の湛水処理によるネコブセンチュウ密度低減効果
要約 春作のタバコと秋冬ダイコンの栽培体系において、夏季にほ場を50日間湛水状態にすることにより、ネコブセンチュウの密度を低減できる。 キーワード ネコブセンチュウ、湛水 背景・ねらい 宮崎県東諸県郡国富...
要約 クロルピクリン剤、ダゾメット剤、メチルイソチオシアネート剤、カーバムナトリウム塩剤、D-D剤の土壌消毒は、未分解ユウガオ根中のCGMMVに対する不活化効果はない。 キーワード 緑斑モザイク病、CGMMV、臭...
天敵と熱水土壌消毒を核とした秋冬作メロンの総合的病害虫管理体系
要約 秋冬作の施設栽培メロンにおいて、コレマンアブラバチ、タイリクヒメハナカメムシ等の天敵類や熱水土壌消毒と選択的農薬を組み合わせることにより、ワタアブラムシ、アザミウマ類、黒点根腐病、うどんこ病等...
要約 メロンえそ斑点病に対するメロン抵抗性素材を検索し、病斑を形成せず、接種葉でのウイルス増殖も認められない45品種・系統のメロンを見いだした。これらのMNSV抵抗性メロンは、マクワウリ、あるいは網メロン...
施設トマトにおける線虫のリサージェンスを回避する微生物資材と植穴くん蒸の併用技術
要約 初作にパスツリア菌を全面処理し、次作以降クロルピクリン・D-Dくん蒸剤の植穴くん蒸処理およびパスツリア菌の植穴少量処理と菌根菌定着苗の定植を行う体系は、施設トマトの線虫害を速やかに終息させ、体系...
トマト萎凋病に対する熱水土壌消毒効果向上のための有用微生物の利用
要約 トマト萎凋病に対する熱水土壌消毒の効果は、シュードモナス・フルオレッセンス剤の育苗培土処理、または非病原性フザリウムF13菌株の本圃混和処理を組み合わせることで向上する。 キーワード トマト、萎凋...