雨よけ栽培小ネギの長期連作で養分が集積した土壌における施肥窒素の削減
要約 小ネギ栽培で長期連作により養分が集積した土壌では、施肥窒素を削減できる。作土に無機態窒素が35kg/10a以上集積している場合、初夏~初秋(6~11月)にかけては、無窒素で栽培しても標準施肥とほぼ同等の...
温州ミカンのシートマルチ栽培によるチャノキイロアザミウマの効率的防除法
要約 温州ミカンを6月~11月まで光反射シートによりマルチ栽培すると、チャノキイロアザミウマの被害が軽減できる。なお、激発地帯ではマルチ処理と温州ミカンへの飛来源のイヌマキ防除を組み合わせると効果が高...
要約 水田土壌にリン酸が蓄積している実態にもとづき、水稲のリン酸吸収量と土壌中の可給態リン酸(トルオーグ法)水準に対応したリン酸施肥基準を策定し、可給態リン酸30mg/100g以上では無施用とした。 背景・ね...
要約 遊休棚田に山羊を放牧することにより、植生は大型の雑草や雑かん木が抑圧され、草丈の低い雑草に移行し、耕作再開か容易な状態に保全管理できる。土壌の物理性は踏圧により表層に近い部分が緻密化し、透水...
要約 高知県南西部にある市ノ又山国有林の約200年生の天然林と30年生のヒノキ人工林について、両者の土壌特性を比較し、天然林をヒノキ人工林にすることによって地力の低下が必ずしも生じるわけではないことを明...
土壌pHの調整によるコウライシバ葉腐病(ラージパッチ)の制御
背景・ねらい 農薬によらない芝草の管理技術のひとつとして、病害が発生しにくい条件に土壌環境を調整する手法がある。これまでに、コウライシバのカーブラリア葉枯病が生理的酸性肥料の施用によって軽減されるこ...
要約 ハウス栽培「幸水」の結実・樹体管理技術として、せん定では予備枝や短果枝を積極的に利用すること、着果量は8000果/10アール程度を基準とし、夏期管理では新梢引き起こし処理等を行い、収穫は露地栽培に比...
要約 水気耕栽培は、ブドウの施設栽培における根圏管理を容易に行うことができる。土壌改良、施肥及びかん水等の管理を省力化できるとともに、土壌病害も回避できる省力栽培技術である。 背景・ねらい 島根ブド...
要約 トールフェスク及びケンタッキーブルーグラスの芝草品種は収量の季節変動が少なく、不耕起造成により省力的に草地造成が可能で、造成後は各放牧後に追肥を行うことで良好な草勢が維持できる。 背景・ねらい ...
要約 雨よけハウス内での夏まきホウレンソウ栽培においては、播種時に鎮圧を行ないまた、斉一な出芽を目的として強遮光(85%)資材を用いる場合には、子葉展開期に、土壌水分が多い状態で資材を除去するのが良い...
要約 傾斜放牧草地の合理的な管理技術を確立するため、放牧圧と草生産の分布を地形条件を基軸に解析し、それに基づく地形区分を行った。その結果、凹型地形を持つ地点以外は、13度以下・13~16度・16度以上の3つ...
要約 密植桑園の連年夏切収穫法は、従来の一春・一夏輪収法と同程度の収穫量が得られ、春蚕期の収穫枝条の細径化も図られる。 背景・ねらい 北部地域における密植桑園の春蚕収穫枝は、前年の春切りした越年枝条を...
要約 間欠ドリップ方式で養液を施用することができるシステムを用いたスプレーギクの土耕栽培における養液施用管理プログラムを作成した。また、簡易栄養診断法による診断基準を併せて確立した。 背景・ねらい 切...