周年親子放牧により子牛生産コストを半減する繁殖経営の生産管理と経営対応
要約 労働時間の7割低減と生産コスト半減を実現する肉用牛繁殖経営の要点は、放牧用地の団地化と定置方式による周年親子放牧、1日2回の集畜と個体管理、高い牧養力を維持する草地管理、コントラクターとの連携に...
要約 生物資源モニタリングの活用により放牧地・放牧牛を適切に評価・判断することを通して、広域地域間の連携による繁殖和牛の周年放牧ができ、環境負荷軽減、更なる低コスト飼養、耕作放棄地の積極的活用を図る...
要約 放牧条件下において胚移植により日本短角種から生まれ、親子放牧する黒毛和種子牛は、日本短角種母牛の泌乳能力が優れることにより、哺育期における体重増加ならび体型の発育・発達が加速する。 キーワード ...
水田を利用した省力・低コスト肉用子牛生産に活用できる「水田放牧の手引き」
要約 水田放牧に適した牧草や飼料イネの栽培と放牧利用技術、放牧飼養による繁殖への影響、放牧に伴うリスクとその低減方策、環境への影響、営農への導入効果を解説した手引書である。水田を利用した省力・低コス...
アップウエリング装置を利用したアサリ稚貝飼育における淡水洗浄効果の検証
要約 アップウエリング装置を用いた自然海水の掛流しによるアサリ稚貝の飼育試験を行った。装置内の堆積物と付着物を除去するための洗浄方法について調査し、アップウエリング装置に水道水を掛けて洗浄する方法は...
自然海水を利用したアップウエリングシステムによるアサリ稚貝の飼育技術
要約 アサリ稚貝を低コストで省力的に生産するために、アップウエリング容器を用いた自然海水の掛流しによる飼育試験を行った。その結果、容器内の海水の交換数を30回/時以上に設定することで、100μm/日以上の成...
エキスパンド処理とフィターゼを添加した飼料による豚のふん量とリン排せつ量の低減
要約 配合飼料をエキスパンド処理して30%混合し、肥育豚に給与すると消化率が向上してふんは約18%低減できる。さらにこの飼料にフィターゼを添加した飼料を肥育豚に給与すると、ふんへのリン排せつ量は25%低...
要約 水田放牧の導入により、飼養管理時間の省力化が図られ、舎内労働時間は66%に削減され、労働の平準化が図られるとともに飼料費も節減することができる。削減された労働時間を活用して増頭することで、労働生...
キーワード 肉用繁殖牛、周年放牧、備蓄期間、ASP 背景・ねらい 1.
茨城県内の肉用牛繁殖経営は、高齢化により戸数・頭数とも減少しており、繁殖和牛の増頭を図るため、飼養管理労力の低減が求められている...
ペレニアルライグラス「ポコロ」の導入による草地植生および家畜利用性の改善
要約 ペレニアルライグラス「ポコロ」は、作溝型播種機を用いた簡易更新でも放牧地の植生改善に十分な効果が期待出来る品種であり、導入により放牧草の栄養価や採食性を改善し、サイレージとして利用すると自給飼料...
要約 初回授精時期までの日増体量(DG)を高めて21~22カ月齢で初産分娩をさせても、体格が充分であれば安全な分娩は可能である。しかしながら、1,000gを上回るDGは乳生産を低下させる可能性がある。 キーワード <...
要約 当県原産の「蜀鶏」を活用した三元交雑鶏の中から肉質(うま味成分、歯ごたえ等)を指標に選定しており、「蜀鶏」と「名古屋種」交雑種雄と「横斑プリマスロック」雌を交配した(特定JASの定義する)在来種1...
イタリアンライグラス草地における輪換放牧を利用した黒毛和種雌子牛の育成
要約 イタリアンライグラス草地における輪換放牧を利用した黒毛和種雌子牛は、体重比0.9%の濃厚飼料給与の場合、TDN摂取量の約60%を粗飼料から摂取し、濃厚飼料の給与量が削減される可能性がある。また、全国...
要約 低コスト飼養を目指すため、生後6か月齢から18ヶ月間の若齢肥育を行うと、生後10カ月齢から開始する慣行法よりも一日当たり増体量、増体重、飼料効率、肉質等が良好であり、低コスト生産が可能である。 キー...
要約 乳牛用の簡易フリーストール牛舎を繁殖和牛経営に応用すると、繁殖管理の作業時間短縮が実現できる。この牛舎は自家施工により低コストで設置することが可能である。 キーワード 肉用牛、簡易フリーストール...
要約 交雑種雌牛の肥育において粉砕丸粒トウモロコシと圧ぺんトウモロコシそれぞれの多給区を設定して、発育及び肉質への影響を調べた。増体及び肉質は両区に差がなかった。濃厚飼料単価は丸粒トウモロコシ区が安...
要約 新生子豚に出生時から5日間、乳酸菌製剤5gを代用乳でペースト状にして強制経口投与し、更に餌付けから35日齢まで飼料に0.1%添加すると、下痢の延べ発生回数は23%に減少し、抗病性の指標である好中球NBT還元...
要約 搾乳牛の尿中クレアチニン,窒素,アラントイン含量は近赤外分光法により簡易に推定することができ,従来法との相関は順に,0.80,0.91及び0.91である。また,乳中尿素窒素含量についても尿の近赤外スペクト...
要約 イタリアンライグラス草地における輪換放牧を昼間利用し、夜間は舎飼いした黒毛和種去勢育成牛は、体重比0.8%の濃厚飼料給与で、DG0.9kg程度の増体量が可能である。長崎県畜産試験場・肉用牛科 背景・ねらい...
要約 離乳子豚の豚房移動(35日齢)時から3週間、乳酸菌製剤を飼料に0.1%添加して給与したところ、下痢の延べ発生回数は無添加区より74%に減少し、好中球NBT還元能が抗菌剤区より有意に増加して抗病性が向上...