要約 シイタケの栽培には菌床栽培と原木栽培がありますが、どちらの栽培方法でも害虫が発生します。これらの害虫を、化学農薬ではなく、天敵微生物をつかって防除する方法を確立しました。 背景・ねらい シイタケ...
要約 鳥獣被害対策を通じて捕獲されたシカ・イノシシなどの食用肉であるジビエを、農村振興につなげている事例は、取り組みの特徴から集落連携型、猟友会員主導型、広域連携型、法人経営型の4つの類型に分類でき...
要約 シカの牧草食害防止に適した電気柵の種別、設置・管理労力を実地検証した。耐久性と経済性において高張力鋼線柵が優れ、高さは140cm以上を確保することで飛び越えを防止し、45cm高の張出し線で接触させ柵の...
要約 小面積皆伐と薪による資源利用を組み合わせることで、高齢化が進んで様々な問題を抱えるようになった里山林を若返らせ、地域社会での生活に新たな価値を付け加える実践的な里山林管理手法を提案しました。 ...
農業的な林業にチャレンジ -バイオマス資源作物としてのヤナギの短伐期栽培-
要約 地理情報システムを利用して、エネルギー資源作物としてのヤナギ栽培適地を判定しました。また、広域に植栽するためには農業用マルチを用いた防草が有効であることがわかりました。これらから資源作物として...
要約 伐採から植栽までを連続して行う一貫作業システムの導入、コンテナ苗の活用、下刈りの省略等により、植林と初期保育にかかるコストを、従来の2/3程度までに抑えられます。 背景・ねらい 戦後植栽されたスギ...
要約 ベニズワイかにかご側面に内径10cmリング脱出口を1個装着した時の効果を検証した結果、浸漬日数14日間で、甲幅9cm未満のほぼ全数と甲幅9~10cmの2/3が脱出した。これを普及することで小型ベニズワイの保護と...
要約 米1kgあたり0.15Lの水しか必要としない超節水型洗米機を用いる無洗米製造工程から排出される濃厚洗米排水に、ギ酸を0.6%添加すると保存性が改善される。乾物あたりの可消化養分総量(TDN)は97.2%と高く、養豚...
要約 大面積皆伐の発生要因、皆伐後の植生回復、災害発生ポテンシャルの調査・分析の結果を基に、皆伐地の把握、作業計画の提出、改善計画の提案、低コスト育林への助成、環境に配慮した伐出の奨励の5項目を骨子...
要約 家畜侵入防止用のゲートを用いて考案したゲートは、人間・農業機械が自由に往来できるがシカは侵入できないという特徴があり、集落全体のシカ被害防止を行う上で効果が高い。 キーワード ニホンジカ、ゲート...
促成イチゴ栽培で早期収量の増加と収穫の平準化が可能なクラウン温度制御技術
要約 開発したクラウン温度制御装置は、低コストでイチゴのクラウン部温度を精度良く制御できる。本装置を用いて、イチゴの促成栽培においてクラウン部を20℃前後で管理すると、第1次腋果房の早進化により2月まで...
手持ちの機械を活用した予乾体系によるミニロール稲発酵粗飼料の生産コスト
要約 小規模な稲作経営と畜産経営の既存の機械を収穫調製に利用することで、少頭数飼養に適したミニロール稲発酵粗飼料を乾物1kg当たり64円のコストで生産でき、助成金により採算を取りながら地域資源の有効活用...
キーワード 水田作経営、イネWCS、専用収穫機、コスト、所得、助成金、導入促進 背景・ねらい 生産調整水田の有効活用や粗飼料自給率の向上を図るため、北陸地域においてもイネWCS生産の拡大が求められてい...
要約 ビニルハウス廃材の鉄パイプを骨格とし、防風ネットとイノシシネットを合わせ張りしたシカ・イノシシの潜り込みに強い、低コストの侵入防止柵を開発した。 キーワード ハウス廃材、シカ、イノシシ、簡易防止...
要約 茶葉の搾汁時にエタノールを添加することでタンニンおよびカフェインの抽出効率が高くなる。また搾汁前に蒸葉重量の60%の水を添加したり、搾汁後の滓葉に蒸葉重量の20%の水を添加し、搾汁を繰り返すことに...
要約 宮城県沿岸域の二枚貝類養殖ではマガキ、ホタテガイが主要種となっている。多様化するニーズに対応し、漁業生産向上させるため、新たな養殖種の開発が求められている。そこで、寿司ネタとして珍重されていな...
要約 一括変換方式によるSPF変換事例をもとに洗浄消毒などのSPF変換作業での諸問題を検討した。SPF変換による疾病清浄化および生産性改善の効果を示し、変換に要した費用は短期間で償還できると考えられた。また...
要約 かきのコンテナ栽培の用土は、安価、再現性及び管理性から川砂100%で、用土量40Lが適当である。 背景・ねらい かき栽培の収益性を向上させるには、栽培管理の省力化によるコストの低減と10a当たり収量を増加...
要約 人工授精の普及のため宅配便を利用し、豚液状精液を農家に定期的に供給した結果安定した精液の活力ならびに自然交配と同等の受胎率、産子数が得られた。 背景・ねらい 輸入豚肉の急増と多頭化に伴なう衛生...
要約 夏期には高温となる荷さばき場等では、青果物の品温上昇により品質低下する。そこで夏期にだけ一時保管に使用し他の季節は荷さばきを邪魔しない、垂直可動式の簡易型スポット保冷装置を試作した。荷が市場...