経営面積拡大と所得拡大が両立できる中山間田畑複合経営モデルと技術的成立条件
要約 食用米生産・粗飼料用コーン作・白ネギ作を組み合わせた中山間複合経営モデルであり、経営面積202ha、専従者所得885万円/年/人が期待できる。その成立には高付加価値化と圃場内外作業の省力化(食用米)、水田...
収益向上と飼料生産コストの3割低減を可能とする水田作複合経営モデル
要約 たちすずか等の茎葉型WCS用稲の乾田直播と、WCS用トウモロコシの安定多収栽培を基幹部門とする水田作複合経営モデルは、飼料用米中心の慣行営農と比べ、同じ労働力のもとで経営面積拡大と所得増加、飼料増産...
関東の稲・麦・大豆の水田作経営がオペレータ1人で耕作できる面積の到達点
要約 現状の土地条件と技術体系を前提とした場合、関東の平坦水田地帯における稲・麦・大豆作経営がオペレータ1人で耕作できる上限面積は39haである。この面積を上昇させるには、特に大豆のは種、小麦の収穫、乾...
中山間水田作での飼料用米直播、大豆晩播と用排水技術による所得効果
要約 中山間集落営農法人の水田作において、飼料用米の鉄コーティング湛水直播、除草体系を改善した大豆「あきまろ」の晩播栽培、地下水位制御システムを...
要約 営農試験地の経営モデルでは、経営耕地面積の23~33%まで連年安定生産システムを導入でき、所得が15~24%増加する。導入費用を3年以内に回収するには高品質果実をレギュラー品より50円/kg以上高く販売す...
積雪寒冷地におけるイチゴ四季成り性品種による夏秋どり栽培体系
要約 雨よけハウスにおいて、四季成り性品種「エッチエス- 138」の株冷蔵苗を4月下旬に定植することで、土耕栽培による7月から10 月までの夏秋どりが可能であり、株当たり410 ~ 570 gの商品果収量が得られる...
キーワード 水田作経営、イネWCS、専用収穫機、コスト、所得、助成金、導入促進 背景・ねらい 生産調整水田の有効活用や粗飼料自給率の向上を図るため、北陸地域においてもイネWCS生産の拡大が求められてい...
要約 栽培適性、観賞適性ともに高い有望な主要7品目および新規宿根草1品目を選定した。これらは水稲用育苗ポットで稚苗育成が可能である。 キーワード 花壇苗、水稲育苗ハウス 背景・ねらい 道央を中心とする水...
道央地帯における「大地の星」と春まき小麦初冬まきを取り入れた経営モデル
要約 冷凍米飯用「大地の星」で600kg/10a、春まき小麦の初冬まき栽培で450kg/10aを達成し、露地野菜を取り入れた複合経営は、家族3人で農業所得538万円の所得確保が可能であり、石狩・南空知地域における地域水...
積雪地帯における立毛間播種機を利用した大豆・小麦2年3作技術体系
要約 立毛間播種機と積雪地帯特有の気象を考慮した立毛間播種栽培管理技術の組合せにより、積雪地帯でも大豆・小麦2年3作栽培ができる。作成したマニュアルでは、栽培管理技術、立毛間播種機の特長、経営モデル、...
ウンシュウミカンでの周年マルチ点滴潅水同時施肥法の経済性と導入効果
要約 周年マルチ点滴潅水同時施肥法を導入すると、慣行と比べて極早生で17.5時間/10aの省力効果がもたらされる。マルチ及び点滴潅水装置の追加費用が必要になるが、早期出荷や高品質化による価格上昇で所得は表...
要約 リンゴ作経営の特殊性を考慮して受粉樹制約と作業別熟練度を組み込んだリンゴ作の線形計画経営モデルを構築した。 背景・ねらい リンゴは東北の主要果樹であるが、リンゴ価格の下落により収益が悪化しており...
要約 乾田直播を導入した経営では,春作業の大幅な省力化による労働ピークの平準化と,単位面積当たり移植対比で10%程度のコスト低減(物財費)を実現している。新たな転作対策下においても,大規模経営では転作比...
要約 ブドウ‘ピオーネ’の二期作栽培は、労働力と追加投資の面で生産者が導入しやすい作型であり、経済性の面でも既存の加温作型に比べて高い優位性と安定性をもつ。そのため、ブドウ作経営の展開に大きく寄与する...
要約 M9ナガノを台木とした2年生苗木を用いる「ショートサイクル栽培技術」は、従来の方法より園地育成期間を一年間短縮でき、園地育成価を低減できる技術である。 背景・ねらい 本県では中間台方式のふじの普及...
要約 オペレーターの確保が困難な地域営農組織に、機械化一貫体系であるM字型直播を導入することにより、3人で水稲37haの作業が可能となり、オペレーター農家は、水稲春作業の省力化により春野菜等複合部門の導...
大規模水稲経営へのトラムライン潤土直播栽培技術導入による省力・コスト削減効果
要約 大規模水稲経営モデルへトラムライン潤土直播栽培技術を導入した場合,その導入効果は,①超省力化による労働費削減によって低コスト化が図られる,②春作業における補助労働力削減効果が著しい,③少人数によ...
新品種を組み入れた大規模稲作経営モデル(20ha〜28ha、100ha〜150ha)
成果の内容・特徴