要約 乾燥タケノコは、干し椎茸並に利用できる煮物の具材に適し、風味を残す製造方法は、蒸し、裁断、冷凍処理、乾燥と簡便な方法で製造できる。 キーワード 乾燥タケノコ、風味を残す、冷凍処理、簡便な方法 背...
要約 農産物直売所の売上高成長率には、社会的使命の有無が強く影響しており、経営理念要素は、直売所経営の成長に深く関与している。 キーワード 直売所、成長、経営理念 背景・ねらい 農産物直売所(以下、直売...
要約 早生シオン「ブルーレイク」について、平坦地及び中山間地栽培での自然開花と、2℃~-1℃で3ヶ月間株冷蔵後、9月~11月に定植し電照加温栽培する新作型を組み合わせた周年出荷体系を確立した。 キーワード 早...
要約 中山間地において、根深ネギを8月上旬より安定出荷するには、品種「ホワイトスター」を用い、3月上旬に定植するとよい。また、低温年の低温による障害は、定植後1ヶ月程度不織布でべたがけ被覆することによ...
要約 農家は加齢や省力的な作物の価格低下等により耕作放棄する。抑制策としては、保全管理・作付面積に応じて補助金を支払うことが有効であり、60歳代で農地面積80aの場合、保全管理・作付面積に対して2,500円/1...
積雪寒冷地におけるイチゴ四季成り性品種による夏秋どり栽培体系
要約 雨よけハウスにおいて、四季成り性品種「エッチエス- 138」の株冷蔵苗を4月下旬に定植することで、土耕栽培による7月から10 月までの夏秋どりが可能であり、株当たり410 ~ 570 gの商品果収量が得られる...
栽培特性の優れる暖地向き香り糯新品種候補系統「南海糯163号」
要約 「南海糯163号」は、香り糯在来種より短稈で耐倒伏性が強く、栽培しやすい糯種の香り米である。玄米の香りは「ちほのかおり」より強く、香りの強い搗き餅ができる。粳米に5~10%程度混米することにより、香...
飼料用稲の生産と利用による集落営農連携型耕畜連携営農モデルの策定
要約 集落営農組織が中心となり、自ら飼料用稲を栽培し、他からの受託を含め15ha程度の収穫作業を担う営農モデルである。集落営農推進の政策と現場ニーズに合致し、生産面・経営管理面での優位性も発揮できる。畜...
飼料用稲の生産と利用による生産組合型耕畜連携営農モデルの策定
要約 数戸の畜産経営が中心となり、地域内の耕種の担い手経営グループとともに15ha規模程度の飼料用稲の収穫調製作業を担う生産組合が中核となる地域営農モデルである。栽培には他の耕種農家も加わる。組織内で余...
要約 静岡県川根地域における優良茶園景観に対する選好度は、地域住民では「開放感」や「整然さ」、地域外住民では「静かさ」や「自然の豊かさ」などの印象を強く与える景観で高くなる。 キーワード 中山間地域、...
要約 中山間地域の集落営農法人において麦・大豆作は主力となる構成員の所得確保に寄与する。麦・大豆作の導入には低コスト化(10%程度)を可能とする新技術の採用を基礎的条件とし、併せて1.5~1.6倍の増収を実...
要約 里地放牧技術の診断票を用いた放牧実施経営の診断結果から、放牧技術レベルの向上には放牧馴致や放牧面積の確保が、耕作放棄地の解消や地域の放牧普及には多頭経営をターゲットに放牧技術を集中的に移転する...
要約 全国の森林組合等を対象にした調査によって、森林所有権移動の地域性や要因が明らかとなりました。今後、国や自治体が講じるべき対策として、森林組合による森林売買の仲介機能の強化や森林購入資金の低利融...
要約 傾斜ハウスを冬季に有効利用できる山菜(コゴミ)のふかし栽培技術である。養成した根株を 1月中旬頃に掘り取り、傾斜ハウス内の装置でふかし栽培し、4月上旬までに収穫を終える。根株養成 ほ場10a当たり...
傾斜地養液栽培システムによる夏秋トマト・促成ブルーベリーの栽培体系
要約 傾斜ハウス及び養液栽培システムを用いて、5~12月には夏秋トマト、1~5月にはブルーベリーのコンテナ促成栽培を行うことで、慣行に比べ長期の作物生産ができる。トマトでは収量が増加し、ブルーベリーでは...
傾斜地の低コスト施設を利用した夏秋トマト栽培を核とする栽培体系
要約 平張型傾斜ハウス及び傾斜地用養液供給装置を使用した夏秋トマト栽培体系と、これに冬作物を付加した周年利用体系である。夏秋トマト作では、慣行の簡易雨よけ栽培と比較して栽培期間が前後に延長できて収量...
要約 夏秋どりイチゴ「エラン」の栽培では、ハウスの天井部フィルムを開放してハウス内に遮光資材を展張すると、ハウス内の気温、培地温および葉温が下がり、収量が高い。高設栽培槽に通気性のある資材を用いると...
中山間水田における害虫総合防除等による高品位野菜生産システム
要約 防虫ネット、天敵、太陽熱処理、簡易天窓設置と送風、有機質資材の合理的施用等により、中山間水田でのアブラナ科野菜等の露地および雨よけハウス栽培において、化学合成殺虫剤80%以上削減、化学肥料50%以上...
要約 水田賃貸借に関するモデルを開発し、圃場整備に関する地代や賃貸借合意水準のシミュレーション分析により、農地利用集積の促進要因を明らかにした。この知見を利用し、農家の経営視点から事業の定量的評価が...
夏秋どりイチゴ「エラン」栽培における電照と花房除去による秋季収量の向上
要約 夏秋どりイチゴ「エラン」の栽培では、9月以降に電照することにより、10月以降の収穫果数が増えて収量が増加する。また、高温期の8月1~15日に、出蕾してくる花房と屑果のみの果房を除去することにより、10...