要約 水利システムのネットワークを点の要素(ノード)と線の要素(リンク)に分割し、これらを再構成することによって、水利用・水理機能を分析・診断する手法である。水利用・水理性能の問題発見と対策、及び機能保...
要約 用水システムのもつ階層構造を用水路位数によって表記し、位数の整序を通じてシステムの構造的な機能改善を図る手法である。特に水源統合による長大化の更新履歴を持つシステムの用水不到達・不均等配分問題...
要約 東日本大震災の津波により仙台湾の海洋生態系は大きな影響を受けた。本研究は、海洋生態系の根幹でありながら、殆ど知見がなかった植物プランクトン群集の構造の季節変動を把握するため、仙台湾において1年...
要約 漁港施設のストック量は10兆円を超え的確で効率的な老朽化診断が求められています。コンクリート構造物に適用性が高い衝撃弾性波法を用いたところ、ひび割れ幅が大きいほど表面P波速度が低下しました。これ...
要約 直径45cmの円筒を下層土に達するまで打ち込んで測定した湛水開始60分後のインテークレートと、同測定の24時間後に測定した円筒内の作土の土壌水分張力との組み合わせを評価指標にして、転換畑の排水性を評価...
小規模農業水利施設の簡易機能診断にもとづく健全度・更新費用の評価手法
要約 農業用水路や付帯施設の簡易機能診断調査結果から、施設の健全度を定量化し、施設改修時期や改修・補強・補修費用を提示する手法である。農地・水保全管理支払の取組地区等で継続的な手法適用により、施設の...
国内新規のアルボウイルスの性状解明とRT-PCRによる検出法の開発
要約 近年、国内への侵入を繰り返し、牛の異常産との関連が疑われるサシュペリウイルスとシャモンダウイルスを、RT-PCRにより高感度に検出することができる。これらのウイルスは、欧州に出現した新興ウイルス(シ...
要約 肉用に用いられているブタ品種の椎骨数を決めている新規遺伝子VRTNを単離した。VRTNの遺伝子診断を枝肉生産に用いることにより、肉量を増大させるだけでなく、肉質を制御することも可能と...
要約 東日本太平洋側の外海砂浜域における沿岸域環境の診断手法を開発することを目的として、環境診断モデルを開発した。全国の外海砂浜から効率的に生物環境情報を集められる調査・解析方法として、二枚貝遺骸(...
要約 水路システムの水利用機能診断を進めるための手順である。分集水平面図と水理縦断図の作成を通して水路システムの機能が見通しよく明示され、主要な分集水点で診断すべき必要最低限の機能項目と性能の関係を...
要約 事業導入など適度なインパクトを繰り返し受けることにより個人の創発的なネットワーク形成が進むと、集落を越える範囲で農村協働力が育まれることになり、その結果、農地・水・環境保全向上対策などの資源保...
要約 沈下が発生した水路において、溢水・流量不足・漏水といった水理機能の性能低下をいち早く発見するために、事前の聞き取り・文献調査などをもとに測量調査計画を立て、通水断面の変化に関する機能診断を実施...
要約 家畜疾病の臨床症状、病理解剖所見、病理組織所見等の画像を収集しWeb上に公開した病理アトラスは、全国の家畜保健衛生所等における家畜疾病の病理学的診断の精度向上に資する。 キーワード 家畜疾病、病理...
マコガレイのレオウイルスの精製、遺伝子解析とRT-PCRによる診断法の確立
要約 病原体が未同定で迅速診断法が確立されていなかったマコガレイのレオウイルス様感染症についての研究に取り組んだ。感染稚魚組織からのウイルス粒子の精製に成功し、FLAC法によりウイルスゲノムRNAの全塩基...
DAS-ELISA法によるウリ類退緑黄化ウイルスの簡易血清診断法
要約 ウリ類退緑黄化ウイルスに対する抗血清を用いて新規に開発したDAS-ELISA検定試薬は、メロン、キュウリ、スイカの各種罹病葉を的確に診断できる。 キーワード CCYV、クリニウイルス、DAS-ELISA、高感度検出、...
TDR計を用いた枝内水分測定によるウンシュウミカンの水分ストレス診断
要約 TDR計を用いた枝内水分測定は、温度補正を行い枝内水分の基準点を設定することで、7~9月の水分ストレスの変化を精度良く推定できる。 キーワード TDR、カンキツ、水分ストレス、葉内最大水ポテンシャル 背...
要約 ヒラメは主要な養殖魚であるが、魚病被害が多く、健康状態の把握による感染症監視技術の確立が求められている。そこで、「抗体・プロテインチップ」を応用した診断ツールの開発を試みた。感染で量的変動を示...
マルチプレックスPCR法によるアユ細菌性疾病の同時検出技術の開発
要約 冷水病、細菌性出血性腹水病およびビブリオ病は養殖場および天然河川のアユに大きな被害を与える疾病である。今回、マルチプレックスPCR法によるこれら3大疾病の同時診断技術を開発した。本法は高感度で特異...
抗プリオンタンパク質モノクローナル抗体の開発と単鎖型抗体の作出
要約 モノクローナル抗体T1およびT2は異常プリオンタンパク質の検出に有用であり、T2は牛海綿状脳症のスクリーニング検査キットや確定診断に活用できる。単鎖型T2抗体はプリオン増殖抑制効果を示し、プリオン病防...
要約 実験的に作出したBSE罹患牛では、BSEの症状の進行に伴い脳幹の特定部位において聴性脳幹誘発電位(BAEP)波形に特徴的な変化が起こる。このBAEP波形は、神経症状を示した牛にBSEの疑いがあるか否かを絞り...