キーワード 遺伝子発現、イネ、茎葉、デンプン 背景・ねらい イネの葉鞘や稈は光合成産物の一時貯蔵器官として機能し、出穂前には多量のデンプンを蓄積するが、出穂後にはこれを分解して穂に再転流し、穎果の登熟...
背景・ねらい 汽水域の浅場に生息する底生系の動植物は、水域の富栄養化を緩和する効果のあることが知られている。付着珪藻などの底生植物は堆積物から溶出する栄養塩を吸収し,シジミは浮遊している懸濁物の除去...
要約 道産品(ブロッコリー、ネギ、タマネギ)の外観品質は優れており、価格は輸入品より高い。しかし、内部成分に道産品の産地間差が見られたこともあり、今後この要因を解析し、品質向上につなげる必要がある。 ...
背景・ねらい イワシ類の仔魚であるシラスの漁場形成は、海況や餌生物の分布に大きく左右されると考えられることから、漁場形成時の海況や餌生物の状況について解析し、統計的手法から漁場形成要因及び漁獲量の予...
乳牛の脂肪及び乳腺組織におけるグルコース輸送担体遺伝子の発現の変化
要約 泌乳期の脂肪組織ではグルコース輸送担体1(GLUT1)のタンパク質及びmRNAが乾乳期に比べてほとんど発現が見られない一方、乳腺組織では泌乳期に高いレベルで発現している。また、脂肪組織におけるインスリン感...
要約 市場流通の過程でナス果実に発生したガクの離脱(へたはずれ果)には、エチレンガスと保管温度の影響が大きい。エチレン濃度が高いと15℃以上で、濃度が低くても17℃以上で発生する。いずれの濃度でも25℃以上...
要約 モデナ保存液にBHT0.05mMを添加し、精液温度を38時間で5℃に温度降下することにより、精子活力+++70%を10日間保持できる。農家実証試験では、家庭用冷蔵庫(5℃)で8日間保存した低温保存精液の受胎率は91.7...
要約 休耕田や耕作放棄地で小規模放牧を行うことにより、化石燃料由来の補助エネルギーの投入量を抑え、エネルギー利用効率の高い草地生産が行える。 キーワード エネルギー収支、計算シート、放牧、ウシ、エネ...
アワビ類放流器システムの開発−透明付着板を用いた放流篭による種苗放流方法の効率化−
背景・ねらい アワビ種苗は放流方法により生残率に差が生じることが知られており,付着器放流および潜水放流でクロアワビの生残率を調べたところ,25~30mmサイズでは付着器放流は約1.5倍高かった。しかし,本県...
Histophilus somni免疫グロブリン結合タンパク質の推定アミノ酸配列の特徴と免疫学的性状
要約 Histophilus somniの免疫グロブリン結合タンパク質IbpAの推定アミノ酸配列は他の細菌で知られている病原性関連高分子量タンパク質と相同性を示し、組換えIbpAフラグメントは牛に免疫することにより、H. so...
背景・ねらい 大阪湾のマコガレイ資源は近年減少傾向が著しく、その原因を検討する上で、再生産関係を把握することが重要な課題となっている。本調査では大阪湾におけるマコガレイ浮遊期仔魚の分布について調べた...
要約 200頭以上の健康な乳牛の血液、尿および唾液のコルチゾール濃度を測定し、統計学的に標準値と標準偏差を算出する。また、温湿度指数が80を超える搾乳待機室に長時間拘束した際には、コルチゾール濃度が上昇...
要約 花ユリ「Li-26」はスカシユリ「アラスカ」と小輪性を有する場内保有系統を交配し、胚珠-胚培養法を利用して育成した黄金色の小輪性品種である。小球開花性が高く、一年球を切花生産に利用できる。 キーワー...
花色がピンクと黄色の二色咲きする小輪性スカシユリ新品種「Li-30」
要約 花ユリ「Li-30」はスカシユリ「紅胡蝶」と小輪性を有する場内保有系統を交配し、胚珠-胚培養法を利用して育成した2色咲きの小輪性品種である。小球開花性が高く、一年球を切花生産に利用できる。 キーワー...
要約 花ユリ「Li-27」はスカシユリ「アラスカ」と小輪性を有する場内保有系統を交配し、胚珠-胚培養法を利用して育成した澄んだレモン色の小輪性品種である。花弁があまり開かないカップ状の花形で、一年球を切花...
要約 アーバスキュラー菌根菌の菌糸中には、非常に発達した管状構造を有する液胞と、液胞よりも酸性の強い小胞が多数存在している。土壌から吸収したリン酸の宿主植物までの長距離輸送に、これらの細胞内小器官が...
背景・ねらい 急潮予測手法を確立し、定置網漁業経営の健全化を図る。
成果の内容・特徴
背景・ねらい 本研究では,食品の安全に関するリスクの未然防止,被害拡大防止策の観点から,欧米等諸外国の食品安全機関および関連団体の動き,表示,監視制度の改変動向を分析するとともに,食肉部門を中心とし...
背景・ねらい 中深層生態系の構造や表層生態系との物質輸送に関わる生物の役割について十分な知見が得られていない.中深層生態系の主要構成生物で仔稚魚の捕食者あるいは餌料の競合者として水産資源に影響を及ぼ...
背景・ねらい 日本周辺において漁獲対象になるマアジの主産卵海域は東シナ海にあり、ここを卵・仔魚の出発点とする輸送機構による加入モデルの構築が進んでいる。親魚群の分布域が変動することは、輸送機構との地...