キーワード キンギョソウ、摘心栽培、栽植密度、切り花 背景・ねらい キンギョソウの摘心栽培においては、栽植密度についての検討事例がほとんどみられない。そこで、暖地における7月下旬播種、9月上旬摘心の作型...
要約 養豚農家から放流される排水は概ね水質規制値をクリアーしているが、軽微な管理不良により水質悪化が散見された。排水中の窒素は生物的脱窒法により除去可能であるが、簡易な脱窒法についてはさらに検討を加...
要約 マーカーアシスト導入法により金華豚のシェアバリュー(肉の柔らかさ)QTLをデュロック種へ導入したところ、金華豚型アリルはデュロック型アリルと比較し、肉を柔らかくする効果があることが明らかになった...
要約 GFP遺伝子導入体細胞を作製し、体細胞の核移植によりGFP遺伝子導入体細胞クローンブタを作出した。GFP遺伝子導入ブタは殆どの組織でGFPシグナルを発現していることが確認された。また、順調に発育した2頭は...
静岡県の系統造成育種群におけるミトコンドリアDNAハプロタイプと産肉能力の関係
要約 静岡県の大ヨークシャー種系統造成において、斉一化予定のミトコンドリアDNA配列を持つ群の平均育種価が高く、今後の選抜育種と両立することが出来る。 キーワード ブタ、ミトコンドリアDNA、産肉能力 背景...
要約 飼料に緑茶資材を添加して地域特産鶏(駿河若シャモ)に給与すると、免疫増強効果・ストレス抑制効果が認められる。また官能試験においても評価が高く、高付加価値肉用鶏生産技術として利用できる。 キーワ...
要約 ウンシュウミカンをよく食べ、血清中β-クリプトキサンチン濃度が高い人では飲酒が原因による血中γ-GTPの上昇及び高血糖が原因となる肝機能障害のリスクが低い。 キーワード ミカン、β-クリプトキサンチン...
花や果実における遺伝子機能解析のためのCiFT共発現ベクターの開発
要約 花成を誘導するカンキツCiFT 遺伝子と、評価したい任意の遺伝子を同時に植物体に導入するためのベクターである。カラタチに導入すると、実験開始から2年程度の期間で、花や果実での遺伝子導入効果の解析...
要約 開発したプログラムは、多数の品種について多数のDNAマーカーを適用して得られた多型データから、最も少ないマーカー数で、すべての品種を判別するためのマーカーセットを検出するコンピュータプログラム...
要約 主要な茶カテキン類EGCg、ECg、EGC、ECは、少なくとも5.0mmol/Lまでは、カフェインと化学量論比1:1の複合体を形成する。1H-NMRスペクトル滴定法により算出されるその結合エネルギーは、それぞれ2.7、2.6、2....
要約 チャ炭疽病抵抗性は、ほとんど遺伝子の相加効果によって決まり、優性効果は極小さい。遺伝率は、広義、狭義ともに高く、環境による変動は極めて小さい。正逆交配間で差異は認められない。エピスタシスの存在...
チャ系統「金谷13号」のクワシロカイガラムシ抵抗性機構とDNAマーカー
要約 「金谷13号」のクワシロカイガラムシ抵抗性は、幼虫生存率の低下や未産卵雌の生体重の低下として現れ、雌成虫の蔵卵数を低下させる。この抵抗性は「さやまかおり」と同じDNAマーカー(e-RAPD:MSRS8E)によ...
要約 茶の複雑な生産・流通経路で活用可能な履歴管理システムを構築した。本システムは、茶園から仕上げ茶にいたるロットの個別管理に対応でき、インターネット経由でのアクセスが可能である。 キーワード 茶、ト...
電気インピーダンスと静電容量を用いた茶葉含水率の非破壊計測法
要約 高含水域から低含水域において、3kHzの電気インピーダンスと静電容量を計測することで、茶葉含水率を非破壊で高精度に推定できる方法を開発した。製茶プロセスでは各工程における茶葉の取り出し時期の判断基...
要約 開発した歩行型施肥機は、肥料繰出し量が作業速度に連動し、単位面積当たり肥料散布量は作業速度の影響を受けない。肥料繰出し機構はロール式を採用し、速度連動機構には多段変速機を備えるため肥料散布量の...
要約 茶園用送風式農薬散布機は、送風機と低圧ポンプを用いた小型の乗用型ミスト機である。葉層内部への薬液到達性が高いため、茶葉裏面への薬液付着が良く、動力噴霧機を用いた農薬散布と比較して、散布量を削減...
遺伝的な標識を利用してマダイ放流魚の再生産効果を評価する手法
背景・ねらい 稚魚などの放流に期待される効果の一つとして、放流魚が将来親になって次世代を残すことにより資源を増やす効果(再生産効果)があるが、この効果についてはほとんど知見がない。そこで、この研究で...
背景・ねらい 東海ブロック(伊勢湾、三河湾)ではトラフグの放流種苗にイラストマー標識を装着し、放流効果調査を実施している。イラストマー標識は、装着が容易で魚体の損傷が少なく、市場調査で外部から確認で...
背景・ねらい 水産物にとって、脂肪含量や鮮度は重要な品質評価項目である。水揚げ時や流通過程においてこれらの客観的な評価や判断を行うことは重要であるが、化学分析などを必要とすることから、経験や勘に頼っ...
追跡ブイ調査で得られた沖縄島東方海域におけるクロマグロ仔魚の水平分布様式
背景・ねらい 海産魚類の加入量の変動は加入までの累積の減耗率が決定すると考えられている。減耗がとくに顕著な仔魚期について、クロマグロ仔魚の生残に影響を及ぼす要因の相対的重要性の把握を目標として、俊鷹...