要約 天蚕の大量飼育、多回育にむけて、天蚕卵を催青前に加温処理を行うことで、孵化期間の短縮と孵化の斉一化及び計画的な掃立日の設定と掃立作業の効率化が図られる。 背景・ねらい 天蚕は個体差が大きく、屋外...
要約 蚕の上蔟用資材として、「上蔟用枠付きネット」(仮称)を開発したところ、回転蔟の種類を選ばず使用可能で、上蔟作業場所が1/3に節減され、熟蚕振込み後直ちに蔟を吊下げることができ、上蔟作業時間の短縮が...
要約 アルストロメリア(リグツ系)の根株を冷蔵処理し、加温、電照を、組み合わせることにより、3月下旬からの採花が可能である。 背景・ねらい アルストロメリア(リグツ系)は慣行の季咲き栽培を行うと採花が5月下...
カーネーションとオリエンタルハイブリットユリの組み合わせ生産システムと経済性試算
要約
要約 促成栽培イチゴ「とよのか」は、ポットの大きさ、育苗日数およびポット当たりの施肥量の育苗改善により、高位生産が可能である。 背景・ねらい 庄内砂丘地では、一部に夜冷短日による「とのよか」の促成栽培...
要約 GA3を用いたウドの効果的な休眠打破法として、山形県平坦部において平年並の気象条件であれば、12月中旬は100ppm、12月下旬は50ppmを株当たり約5cc、株の中心に噴霧するのがよく、1月以降は処理する必要がな...
要約 三角法による有効積算温度計算により、ナシヒメシンクイ第1世代~第3世代雄成虫発生盛期(累積50%誘殺日)を半旬程度の誤差で予測可能と考えられる。 背景・ねらい ナシヒメシンクイの効率的防除を目的とした...
要約 ブドウ「オリンピア」のコンテナ栽培は挿し木2年目から収量が得られ、3年目にはほぼ成園並みの果実品質と収量が確保できる。 背景・ねらい 鮮やかな色と甘さをもった「オリンピア」など大粒系ブドウは、消費...
要約 カキの高接ぎ更新する場合の接木方法としては、一挙更新が適切であり、接木後3年目でほぼ更新前の収量回復が可能であり、経済性が高い。 背景・ねらい 「平核無」中心の栽培が行われている当地方は、北の産...
要約 セイヨウナシ「ラ・フランス」の収穫後にエチレンガスを250ppmで24または48時間処理することにより、追熟促進効果が図られる。 背景・ねらい セイヨウナシの品種構成は、「ラ・フランス」に偏重しているため...
要約 砂丘地に適したオウトウの施肥方法について検討した結果、10a当たりの窒素成分で7月(礼肥)に8kgと9月下旬(基肥)に12kg合計20kgの施用が果実品質が良く樹体生育も良好であった。 背景・ねらい おうとうは、高...
PVPを溶媒とした高純度FSH製剤(FSH-R)の1回投与による牛の過剰排卵処理
要約 供胚牛(黒毛和種)に、PVP(Polyvinylpyrrolidone K30)を溶媒としたLH含有率の低い高純度FSH製剤(FSH-R)を、1回投与で過剰排卵処理を行うと減量投与法で行った場合と同様の安定した採卵成績が得られ、省力化が...
要約 果樹作地帯の雇用対応の実態を、労働条件・環境の視点で分析し、雇用確保・定着のための配慮と工夫すべき課題を、a.被雇用者、b.作業環境、c.雇用受入農家、d.地域対応システムの4つの側面から整理した。 背...
要約 米麦豆作を中心とする先進的農業法人について、組織発展の経過、組織のタイプ、設立の目的と事業内容構成員の性格と結びつき、地域との合意形成、構成員の待遇、課題とその解決の態様などを整理し、先進的農...
要約 苗立枯細菌病などの細菌性苗立枯症に対して効果の確認されたオキソリニック酸水和剤およびカスガマイシン粒剤と、ばか苗病やいもち病など糸状菌を対象とした種子消毒剤との同時処理または近接処理体系を確立...
要約 水田畦畔、農道および排水路周辺に生息する雑草からイネ苗立枯細菌病の病原細菌を分離したところ、コウヤワラビなど4種からPseudomonas plantariiが分離された。コウヤワラビでは明らかな病徴を示し、また病...
要約 コバネイナゴの防除要否判定の目安となる密度は、捕虫網による20回の掬い取りで出穂期の1ヵ月前頃では100頭、穂ばらみ期から出穂期では100頭から170頭の間となる。 背景・ねらい 山形県では、近年コバネイナ...
近赤外拡散反射スペクトルによる水田土壌の可分解性有機態窒素の簡易推定法への応用
要約 近赤外拡散反射スペクトルをもちいることにより、水田土壌の可分解性有機態窒素含量の推定が可能である。 背景・ねらい 従来、速度論的解析により求められていた可分解性有機態窒素含量を広く現場に
応用...