要約 チューリップ品種‘紫水晶’における花底部での青色発現は、花底部特異的な鉄イオンの蓄積による鉄イオンとアントシアニン色素の錯体形成が原因である。 キーワード チューリップ、アントシアニン、花色、プロ...
要約 対話型ノンパラメトリックDVR法を用い、夏秋小ギクの開花予測を行う場合、起算日を摘心日と発らい期に分け、さらに気象要素に日平均気温と日最高気温を使用することによって、精度の高い予測ができる。 キー...
要約 チューリップ球根栽培において、従来の摘花後から黄葉期までの土壌水分維持に加えて、4月上旬の展葉期から摘花後までの期間も畝間灌水によりpF 2.0を目標に水分管理を行うことで、安定した球根収量を確保で...
要約 ニホンナシ「あきづき」において短果枝の着生した結果枝を育成するには、主枝・亜主枝から発生した新梢を7月に夏季誘引して予備枝候補とし、翌年、100cm以上の予備枝には切り返しを加えて誘引し6~7月に摘...
要約 堆肥等固形物に付着するアンモニア酸化細菌は、サンプルの粉砕、振とうおよび超音波分散の前処理を行うことにより、液体中の特定菌の検出に用いられるFISH(Fluorescent In Situ Hybridization)法で迅速に...
豚ふんの吸引通気式堆肥化における簡易スクラバと林地残材による脱臭技術
要約 豚ふんの吸引通気式堆肥化の初期に、堆積物表面から揮散するアンモニア濃度は平均30ppm程度と低く、堆肥底部から捕集した高濃度臭気はリン酸溶液の簡易スクラバでアンモニアを99%以上除去でき、続く林地残...
要約 パーコール液への沈降の違いにより、ウシ卵丘細胞-卵子複合体を短時間で簡単に選別できる。また、核移植に用いる成熟卵子も同様の手法で選別が可能であり、核移植には比重の高い卵子を用いるのが有効である...
背景・ねらい 富山県におけるベニズワイの漁獲量は長期的に減少傾向にある。効果的な資源管理方策を検討するためには,年齢や成長を明らかにしておく必要がある。そこで富山湾で採集された様々なサイズのベニズワ...
要約 ケイ酸石灰200kg/10a程度を施用してから2週間以内に代かきをすることで、ECが上昇して懸濁物質(SS)の沈降が早まり、代かき時に発生する懸濁物質のほ場からの排出を抑制し、水質汚濁を低減できる。 キーワ...
要約 温湯処理(60℃、10分)済みの種籾を、2.5%の食酢液中で32℃、24時間浸漬催芽することによりイネの各種種子伝染性病害を防除でき、イネ褐条病に対して卓効がある。 キーワード イネ、種子伝染性病害、食酢、特...
要約 コシヒカリ(日本型)とKasalath(インド型)の組み合わせから、背白、基白粒比率に関与するQTLを5箇所見出した。これらは、第2、第5、第6、第8、第10染色体に座乗する。さらに、連鎖地図上にマッピングした...
要約 北陸地域の砂質浅耕土地帯のコシヒカリでは出穂前の極端な葉色の低下は登熟期間の葉色の凋落につながる。基白、背白粒の発生比率は出穂前からの葉色との相関が高く、基白、背白粒発生軽減のための適正葉色値...
塩化カルシウムによるダイズレトルト煮豆の裂皮・ヌメリ発生抑制技術
要約 ダイズのレトルト煮豆製造時の浸漬工程において、使用する浸漬水に塩化カルシウムを最終濃度0.75%になるように添加することにより、製品の裂皮とヌメリの発生を抑制することができる。 キーワード ダイズ、...
要約 ナバナ、ミズナ等を検定植物とし、赤カブ栽培予定圃場の土壌を通気性のある素材のポットに入れて底面給水で管理すれば、土壌中の休眠胞子密度が103個/g乾土以上の低密度から発病し、根こぶ病の発病が予測で...
促成適応性に優れた小型の白系チューリップ新品種「砺波育成113号」
要約 花色が白系のチューリップ「砺波育成113号」を育成した。本品種は促成適応性が高く、安定した切り花・鉢物生産が可能である。また、小型の草姿で草丈の揃いが良く花壇用に適する。 キーワード チューリップ...
ニホンナシ「幸水」の高齢樹における葉数確保に有効な短果枝の摘芽・摘蕾技術
要約 ニホンナシ「幸水」において、短果枝の形態に応じて摘芽・摘蕾方法を使い分けることで、葉数を効果的に増加させることができる。 キーワード ニホンナシ、幸水、短果枝、摘芽、摘蕾、葉数 背景・ねらい 富山...
二毛作体系における高消化性ソルガムの刈取り適期とロールベールサイレージ調製水分
要約 二毛作体系においてロールベールサイレージに調製する高消化性ソルガムの刈取り適期は、穂ばらみ期で、刈取り後、水分を60%以下に予乾することにより良質なサイレージに調製できる。 キーワード ソルガム、...
飼料イネのβ-カロテン・α-トコフェロール含量と予乾サイレージ中の残存率
要約 飼料イネ黄熟期のβ-カロテン含量は、早生に比べ中生品種で低い傾向がある。これを1日予乾するとβ-カロテン含量は刈取り時の約9割に、さらにサイレージ調製(1ヶ月貯蔵)で約7割に減少し、この時、α-トコフ...
高い発育を示す豚に対してもアミノ酸添加は窒素排出量の低減に有効
要約 一日平均増体量が1,000gを越える高い発育を示す豚でも、低蛋白質飼料に不足する制限アミノ酸を添加することにより、発育が低下することなく、一般的に流通する蛋白質含量の高い飼料と比較して約30%窒素排出...
高増体乳用育成牛の飼料中分解性及び非分解性蛋白質含量と発育速度
要約 育成初期の発育促進を図るために、分解性蛋白質(CPd)含量及び非分解性蛋白質(CPu)含量を高めた飼料を給与しても発育への効果は認められない。また、CPuを高めた場合は、尿中窒素排出量が高いことから、C...