要約 ウルイの根株養成で、従来春に行われていた定植時期を前年秋に行うことにより収量が増加する。また、定植時及び根株の掘り上げ時は可能な限り根を多く付けることで収量が向上する。 キーワード ウルイ、根株...
要約 露地メロンの栽培において、近紫外線除去フィルムを展張したトンネル内に定植し、併せてほ場周辺に障壁作物(ライムギ)を植え付けることにより、アブラムシ類の密度を抑制でき、農薬散布回数を削減できる。...
要約 豚マイコプラズマ性肺炎ワクチン接種時に移行抗体が残存していた群と残存していなかった群において、と畜体重(110kg)到達日齢では移行抗体が残存していた群の方が約12日間短かった。また、両群の肺病変保...
要約 肥育豚の給与飼料にぬか炭(脱脂米ぬかを900℃で炭化したもの)を2%添加することにより、豚ふんの悪臭でイオウ化合物は約50%が、低級脂肪酸では80~90%が、それぞれ低減する。 キーワード 肥育豚、悪臭、...
要約 牛肉中の遊離アミノ酸組成は、間接検定材料牛において種雄牛間で差が認められ、また、農家で肥育された特定種雄牛産子のDNAマーカーを用いた連鎖解析により、個々の遊離アミノ酸比率と連鎖する領域が見出さ...
要約 電気化学顕微鏡を用いて凍結受精卵の融解直後の呼吸量を測定したところ、融解直後の呼吸量が高い集団は、その後の生存性が高いと思われる。 キーワード 受精卵、凍結、受胎率、品質評価、呼吸量、電気化学顕...
要約 ウシ胚由来の未分化細胞を無血清及び無フィーダーにより樹立した。また、この細胞を用い核移植したところ、胚の生産が可能で胚移植により受胎することが確認された。 背景・ねらい 遺伝的にほぼ同一の個体を...
要約 オオトゲシラホシカメムシの雄成虫は、雌雄成虫と2齢以降の幼虫を誘引する。雄成虫10頭を誘引源として誘引される個体は、野外における本種の発生世代を反映する。 キーワード 誘引現象、オオトゲシラホシカ...
要約 汚泥肥料を連用した場合、亜鉛等の重金属が土壌中に蓄積する。また、連用圃場の茎葉中の重金属濃度は、施用量が多いほど高くなる。汚泥肥料を1 2t/10a連用した場合、投入された亜鉛の87%が作土層に蓄積す...
要約 育苗培土のケイ酸供給力は、24時間たん水培養によるケイ酸溶出量によって評価する.また、苗のケイ酸含有率5%以上となるシリカゲル適正施用量はケイ酸溶出量ごとに定める. キーワード 育苗培土、ケイ酸供...
トルコギキョウにおけるアグロバクテリウム法による遺伝子組換え技術
要約 トルコギキョウの無菌植物の上位葉片を材料として、アグロバクテリウム法を用いて、組換え体の作出が可能である。 キーワード トルコギキョウ、アグロバクテリウム法、組換え体 背景・ねらい トルコギキョウ...
要約 SSRマーカー(Simple Sequence Repeat)を用いたDNA分析により、セイヨウナシについて高い精度で品種識別、交雑親の推定を行うことができる。 キーワード SSRマーカー、品種識別、親子鑑定 背景・ねらい 山...
要約 ほ場条件、営農条件、栽培条件に適合した除草剤を使わない各種水田雑草防除法を容易に選択できるシステムを作った。 キーワード 無農薬栽培、水田雑草防除、除草法、除草剤 背景・ねらい 水稲無農薬栽培の普...
要約 近年の山形県内における水稲直播栽培は経営内で定着傾向にある。その要因として、播種方式の変化や技術確立により収量が移植栽培並に近づいたことがあるが、一方で、機械の導入により低コスト化が進まないな...
要約 減農薬栽培技術の評価は、技術導入に伴う生産リスクの視点(生産視点)、生産物の差別優位性に基づく消費価値の視点(消費視点)、環境に及ぼす負荷軽減としての公的価値の視点(環境視点)から総合的に行う...
要約 地下水を利用した地中冷却を行い、アルストロメリアの増収効果を確認した。冷却管2本を用いた慣行の方法でも、アルストロメリアの秋冬期(9~12月)の増収には有効であるが、冷却管を4本用い籾殻マルチング...
要約 組織培養苗スターチス・シヌアータの秋~春出し作型の定植適期は、6月下旬~7月上旬がよい。株作りのための抽だい茎の摘除は、株張りが35cm程度になる時期まで行なう。 キーワード スターチス、シヌアータ、...
要約 発芽前のオウトウを-3℃の雪室で貯蔵し、9月下旬から3℃前後で順化した後、10月上旬から加温ハウス栽培を行うことにより、年末年始出荷が可能となる。さらに、収穫後のオウトウを5月上旬から3℃の雪室で貯蔵し...
不織布ポット利用によるオウトウ大苗の花芽着生促進効果と植え傷みの軽減
要約 不織布を利用したオウトウの大苗育成は、地植と比較し樹がコンパクトとなり花芽の着生も早い。定植は、根鉢を崩さずに不織布ポットを取り除き、深植とならないよう土寄せし、春先にマルチを設置すると植傷み...
要約 オウトウの双子花は、樹冠上部の日当たりの良い部位に多く発生し、花芽のがく片形成期から雄ずい形成期の間の高温によって発生が助長される。双子花発生防止技術としては、7月中旬頃から9月上旬頃までに45%...