多雪寒冷地の転換畑におけるナタネと大豆・そばを組み合わせた2年3作体系
要約 多雪寒冷地転換畑における、ナタネと大豆またはそばを組み合わせた2年3作体系で、2作目のナタネと3作目の大豆は晩播となるが、ナタネの収量は標播比8割程度、大豆は標播並の収量を確保できる。 キーワ...
早生で結実・食味の良好なオウトウ新品種「紅ゆたか」(系統番号:オウトウ山形C7号)
要約 オウトウ新品種「紅ゆたか」は、「ビック」に「C-21-7」を交雑して育成した早生系統である。「高砂」と同時期か数日早く収穫できる。結実良好で、果実は6~9gと早生種では大きく、食味良好である。本系統...
要約 エダマメから生のまま子実を取り出す小型自動莢剥き機を開発した。本装置は毎時30~40kgの生莢実を剥き豆に処理することができ、エダマメの加工用途を広げることができる。また、茶豆系等の損傷を受け...
セイヨウミツバチを利用した小ナスハウス栽培の着果管理作業の省力化
要約 小ナスハウス栽培において、授粉のために訪花昆虫のセイヨウミツバチを利用することにより、着果管理作業の大幅な省力化が可能となる。収穫物の品質もホルモン処理(慣行)とほぼ同等である。 キーワード セ...
要約 小ナスハウス栽培の省力化に適した栽植・仕立て法は、1条植え2本仕立てである。単位収量当たりのホルモン処理や摘葉、収穫等に要する作業時間が少なく、草勢管理が容易である。側枝の整枝は、放任とすること...
二槽ハンモック気化冷却ベンチによる四季成り性イチゴの夏秋どり栽培
要約 二槽ハンモック気化冷却ベンチを利用した四季成り性品種による夏秋どり栽培では、冷蔵苗を用い春に定植し、7月から11月に収穫する体系で、業務用に適する良質な果実生産が可能で、高収益な栽培となる。 キー...
要約 冬季の野ねずみ、野うさぎによる地上部の食害の事後対策として、樹体の被害部の形成層を露出させた後、接ぎ木用の枝を縦半分にして形成層を平行線状に露出させ、その枝を張り合わせるようにして活着させるこ...
要約 ビブルナム'スノーボール'を自然条件下で低温遭遇させた場合の促成開始時期は1月上中旬からが適期で、2月下旬から収穫できる。 キーワード ビブルナム'スノーボール'、促成 背景・ねらい 洋種枝物花木のビ...
要約 セイヨウナシ「オーロラ」は、2~5度Cで7日間以上予冷後、20度C以下で追熟すると揃いがよく、食味が良好となる。収穫後の2度C冷蔵による貯蔵期間は20日間以内が望ましい。 キーワード セイヨウナシ、「...
要約 オウトウ新品種「紅きらり」は、「レーニア」に「コンパクトステラ」を交雑して育成した自家和合性の中生種であり、「佐藤錦」と同時期か数日後に収穫できる。果実は8~9gと大きく、着色・外観が良好で、酸...
要約 リンゴ新品種「秋陽(しゅうよう)」は、「陽光」に「千秋」を交雑して育成した三倍体の中生種で、9月下旬~10月上旬に収穫できる。果皮色は濃赤色で着色しやすく、果実の大きさは 350g程度と大玉である。肉...
要約 脂肪酸組成及び不飽和度と連鎖する染色体領域のマイクロサテライトマーカーの効果を検証し、優良ハプロタイプをもつ牛を選ぶことにより「脂肪の質の良い牛」を選抜することが期待できる。 キーワード DNAマ...
要約 エダマメ小型自動莢剥き機は、毎時20~25kg(ゆで莢実重量)を処理することができ、人力の6~7倍の処理能力がある。莢剥き作業の際、ローラー回転部に水道水を流しながら処理をすることで連続作業が...
要約 大豆の複条播種(密植2列播種)による安定多収技術を開発した。初期生育が旺盛となり、主茎を中心に着莢する草型に変わり登熟が改善される。また、密植効果により単位面積当たりの莢数が増加し、多収となる...
要約 自家和合性遺伝子S4'を持つオウトウ品種・系統を用いた組合せから得られた後代実生について、DNAマーカーを用いてS遺伝子型を判定することにより、播種当年で自家和合性を有する実生を効...
要約 本システムは給湯器にポンプを組み合わせたボイラー本体と床暖房パネルからなり、温度ムラが小さく花木促成に適する。また、暖房パネルは簡単に着脱可能であり、設置スペースの調整ができる。このため冬期間...
ハイドランジア・アルボレスケンス‘アナベル’の促成開始時期・加温温度と出荷時期
要約 ハイドランジア・アルボレスケンス‘アナベル’は、3月下旬から加温または保温を開始することで、5月下旬~6月中旬まで出荷時期を前進させることが可能である。 キーワード ハイドランジア・アルボレスケンス‘...
イチゴ‘紅ほっぺ’の高設ベンチ栽培での夜冷短日処理時期と年内早期収量
要約 ‘紅ほっぺ’の高設ベンチ栽培で、高単価が期待される年内早期収量を高めるには、6月下旬に夜冷短日処理を開始し、花芽分化確認後の7月第4半旬までに定植を行う。これにより、9月10日前後から収穫が開始され、...
要約 イッポンワラビ(赤コゴミ)の促成栽培において、根株を養成する場合、遮光することで根株の生長が良くなる。また、塊茎ごとに分割して1年間養成すると根株重は約2倍となる。促成栽培は、1月中旬以降に開始し...
寒冷地イチゴ夏秋どり栽培に適応する二槽ハンモック方式の気化冷却高設ベンチ
要約 培地槽に透水性資材を用い受水槽に耐水性の透湿性資材を用いる二槽ハンモック式の高設ベンチは、高温期に培地内外の温度が低下し、さらに送風方式とすることで冷却性を高めることが可能で、四季成り性イチゴ...