要約 収穫後の軟白栽培ウルイは、温度20℃照度1,000Luxの条件下で6~8時間後に軟白栽培の出荷基準を超える着色(緑化)となる。着色を防止するためには、収穫後の温度が10~25℃の範囲では、できるだけ低温にするほ...
要約 慣行の1.5倍の裁植密度でアーチパイプに誘引した場合に、アスパラガス露地長期どり栽培の収量と所得を慣行栽培に比べると、定植2年目では108%の収量で48千円/10aの所得増、定植2年目では121%の収量で163千円...
要約 オオトゲシラホシカメムシ雄成虫が放出し、同種他個体を誘引する物質(集合フェロモン)は、分子式C15H24Oの化合物と推定され、1 齢幼虫を除いた全ステージを誘引する。 キーワード 集合フェロモン、斑点...
完熟牛ふん堆肥を稲わら春施用に代えて施用した場合のメタン削減率
要約 完熟した牛ふん堆肥を稲わら春すき込みに代えて施用することにより、水田からのメタン発生量を約50%削減できる。 キーワード イネ、水田、メタン、牛ふん堆肥 背景・ねらい 有機物施用は水稲の安定栽培上...
要約 畑地における牛ふん堆肥の窒素利用率は、堆肥の全炭素(C)を1/15Mリン酸緩衝液抽出法による窒素(N’)または0.5M硫酸カリウム溶液抽出法による窒素(N’)で除したC/N’と高い負の相関がある。また、リ...
積雪地帯における立毛間播種機を利用した大豆・小麦2年3作技術体系
要約 立毛間播種機と積雪地帯特有の気象を考慮した立毛間播種栽培管理技術の組合せにより、積雪地帯でも大豆・小麦2年3作栽培ができる。作成したマニュアルでは、栽培管理技術、立毛間播種機の特長、経営モデル、...
要約 生産者が携帯電話やパソコンで作物の生育情報を圃場ごとに登録管理できるシステムを作成した。このシステムでは、生育情報を生育段階別に画像化してホームページの地図上に図示、公開することができ、観光に...
要約 オウトウ「佐藤錦」での加温施設栽培における高温対策として、着色始期から細霧冷房をおこなうことにより、施設内気温が低下し、着色阻害の軽減を図ることが出来る。 キーワード オウトウ、佐藤錦、加温施設...
要約 マルバ台「ふじ」の葉とらず栽培の適正な生育指標は、6月下旬の新梢長が15~25cm、新梢伸長停止率が100%、葉色は、新梢中位で38~43である。また、結果枝長が10cm以下、果台長が15mm前後、果台径が6~9mm、...
要約 高温高圧蒸気処理した雑潅木チップのアンモニア吸着量(m3当たり、8時間合計)は、未処理雑潅木チップに比べ、48%向上する。 キーワード 高温高圧蒸気処理、木質系廃棄物、アンモニア吸着量 背景・ねらい...
肥育牛における筋肉内脂肪の融点及び脂肪酸組成の遺伝的パラメータ
要約 山形県内で肥育された黒毛和種肥育牛1696頭の筋肉内脂肪の融点及び脂肪酸組成を分析し遺伝的パラメータを推定したところ、融点及び脂肪酸組成の遺伝率は0.473~0.615と比較的高いことから、脂肪の融点と脂肪...
背景・ねらい 川岸の草木は魚類の産卵場として重要であるといわれているが、魚類の草木への産卵量がどれくらいあるかについての知見は少ない。そこで、最上川の支流である吉野川及び吉野川の支流である和田川の定...
背景・ねらい 平成15年7月に策定された日本海北部マガレイ、ハタハタ資源回復計画の対象魚種であるハタハタの漁獲努力量削減措置について、漁獲努力量削減と小型魚保護を目的に底びき網漁業の網目拡大が検討され...
要約 オウトウ自家和合性育種素材として20品種・系統、耐寒性育種素材として3品種を選定した。そのうち、自家和合性の「Lapins」、「2N-37-6」、「V69068」、耐寒性の「Sapikisa」は、比較的果実品質が高く育...
要約 冷蔵促成栽培で、本葉の縮葉・巻き込み症状と草勢の強い品種にみられる茎葉の徒長は、冷蔵処理後(定植直前)に新葉を剪葉することで防止・軽減できる。なお、本処理を実施しても上位葉や花らい数に影響しな...
サクラ「啓翁桜」のジベレリンによる休眠打破・小花品質向上効果
要約 サクラ「啓翁桜」の早期促成枝に対する休眠打破処理法として、温湯処理後にジベレリン25~50ppm散布を併用する方法は、開花率向上効果がある。また、花梗の伸長と花弁の展開が良くなり観賞時の装飾性が向上...
要約 イチゴ「砂丘S3号」は、東北寒冷地帯で行われている冬季間無加温で低温遭遇時間を制御する低温カット栽培に適応性が高い。果実特性は、宝交早生より大玉で、光沢があり、果実硬度が高く、流通性や輸送性も...
東北日本海側におけるイチゴ促成栽培のための低コスト花成誘導法
要約 夏季が比較的高温の東北日本海側地域において、イチゴの花成を安定して誘導するためには、終日75%遮光の日除け条件下で、散水、送風装置を組み合わせた簡易なシステムで35日間の短日処理を行う。 キーワー...
要約 哺乳期の子豚体重に対して、血液成分値ではBUN(尿素態窒素)、免疫能はPHA(リンパ球幼若化能)との関係が深い。離乳後から10週令では、血液成分値のALB(アルブミン)との関係は深いが、免疫能と...
要約 ヘルニア法を用いたウシ胚のバイオプシーは、従来法に比べ簡易、安定的である。また、胚移植により受胎し、正常な産子を得ることができる。 キーワード ヘルニア、バイオプシー、凍結、胚移植 背景・ねらい ...