要約 ストックの八重鑑別は定植直前に最大葉長が大きい個体を上位40%程度選択すると,約85%の八重個体率が得られ,識別が容易である。 背景・ねらい
いわゆる鑑別種のストックは育苗期に八重個体と思われる...
フィブロイン産生の少ない突然変異蚕系統(裸蛹、pNd)の繭眉タンパク性状 徳島農試
要約 突然変異蚕系統(裸蛹、pNd)の繭層タンパクは、ほぼ100%セリシンで構成されており、繭層タンパクの分子量は普通交雑種(芙・蓉×東・海)と大差ないが、構成アミノ酸が普通交雑種より3種類少なく、セリン、...
要約 このモデルは、トンネルニンジンの生育を光合成による物質生産の観点から作成したものである。物質生産過程を各プロセスで数式化し、トンネル内気温と日射量から根重を求め、収穫日を予測することができる。...
要約 本品種は、‘とよのか’と‘アイベリー,の交配実生選抜株に‘とよのか,を交配して育成した一季成り品種である。‘とよのか,に比べて、早生で果実が大きく揃いが良い。果実品質・収量性に優れ、摘花・玉出しが...
ユズに発生したLachnum abnormeによる幹腐病 徳島果試
要約 徳島県の山間部でユズの枝幹部がすり鉢状にくぼみ、木質部まで腐り込む凹陥性幹腐症が発生した。病原菌はLachnum abnorme (Mot.)Haines&Dumontである。病名を「ユズ幹腐病(みきぐされびょう)」と命名...
要約 ハウスミカン栽培体系において、5月にせん定を行い、母枝を十分に硬化させ、被覆予定前の75~90日間主要根群域温度を15℃に冷却制御することにより安定した着花を得ることが出来る。これにより上野早生では10...
小型ロールベーラを利用する子実兼用型ソルガムの栽培およびサイレージ調製技術 徳島畜試
要約 小型ロールベールに適した子実兼用型ソルガムは、播種量を6kg/10aとして茎の細化・軟化を図り、草丈200cm以下で刈り取る。サイレージ調製は原料草を中水分に予乾することにより、良質なサイレージを調整でき...
要約 「キヌヒカリ」の品質低下要因のひとつである心白粒の発生を抑えるためには、千粒重が過度に大きくならないようにする必要があり、そのためには㎡当たり籾数を28,000粒程度確保することと遅い穂肥を施用しな...
要約 「あわみのり」の移植適期は5月下~6月中旬である.「あわみのり」は㎡当たり籾数レべルが高く収量性が高いことと耐倒伏性がやや弱いことから、基肥量は「日本晴」標準量の5~7割程度を目安とする。 背景・...
トンネルニンジン栽培圃場における下層への硝酸態窒素の集積実態 徳島農試
要約 野菜-ニンジン体系では夏作の野菜に窒素を連年多施用するので下層への硝酸態窒素の集積が著しいが,水稲-ニンジン体系では集積はみられない。また,夏作に野菜を1作栽培するだけでも下層土の硝酸態窒素が...
棚田の水平連棟ハウスに対応したレール式自動薬剤散布装置 四国農試
要約 タラノメのふかしハウス内平均気温は外部気象の気温・日射量と高い相関が認められる。そこで、ハウス内平均気温の推定を外部気象の数値から行うことにより、簡便に気象データを利用したタラノメの収穫予測が...