トンネルニンジン収穫直後のソルガム栽培による残存窒素溶脱低減技術
要約 トンネルニンジン収穫跡地では作土表層に硝酸態窒素が集積するが,ビニールトンネル撤去直後にソルガムを無施肥栽培すると,残存窒素が効率良く吸収され,降雨による溶脱を軽減できる。 背景・ねらい
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要約 トンネルニンジンの窒素施肥量を10a当たり16kgに減肥しても農家慣行施肥量(30kg)や県施肥基準量(20kg)を施用した場合と同程度の収量,品質が得られる。さらに未利用窒素量も大幅に低下する。 背景・ねらい <...
紫外線除去フィルムと防虫ネットを用いたチンゲンサイのマメハモグリバエ防除
要約 チンゲンサイのビニルハウス栽培において、紫外線除去フィルムと目合い1.0mm以下の防虫ネットを併用することにより、マメハモグリバエ成虫のビニルハウス内への侵入を阻止し、被害を軽減できる。 背景・ねら...
要約 消費者を対象にアンケートによって環境保全型養液栽培で生産されたトマトの許容価格を調査すると,L級で1個117.8円の平均値となり,普通のトマト(82.5円)より高い評価が得られる。多くの消費者がトマト購入...
コマツナの防虫ネットと簡易太陽熱消毒利用による害虫防除と雑草抑制
要約 盛夏期におけるコマツナ栽培では,晴天日の簡易太陽熱消毒7日間処理により雑草防除ができ,目合い0.6mmの防虫ネットを被覆することで,キスジノミハムシによる食害がほぼ完全防除できる。 背景・ねらい
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要約 サツマイモの茎を長さ3cmに切り,サツマイモ立枯病菌(Streptomyces ipomoeae)懸濁液に浸した後,バーミキュライトに挿し,5日~7日後に病斑数を調査することにより,迅速にサツマイモ立枯病の簡易な抵抗...
要約 コチョウランの葉片からPLB(protocorm like body)を誘導し,継代培養培地に修正Vacin and Went培地のショ糖無添加培地,または,ハイポネックス・ポテト培地(木村,1991)を用いると効率的なPLB増殖が...
要約 組織培養によって,クサソテツ苗を効率よく大量増殖できる。根茎から多芽球体を誘導し,BAを含むMS培地で増殖させる。多芽球体をうらごし処理することにより植物体再生および順化の効率が高くなる。 ...
要約 徳島県の特産品であるヤマモモは強い抗酸化活性とメラニン生成抑制能を有している。これらの機能性を保持・強化した食品素材(ピューレ,抽出濃縮果汁)を試作し,ジュース等の健康志向型食品が開発できる...
要約 ソバ,タカキビは強い抗酸化活性を有している。特に,ソバ葉,殻はルチンも多く含まれ,機能性に優れた食品素材である。ソバ葉は粉末化,ソバ殻はエタノ-ル抽出により食品に利用可能である。これらを用い...
要約 沈澱藍により精練繭層をより青く染めることができる簡易な染色法を開発した。これにより、これまで利用できなかった屑繭等から付加価値の高い糸作りができる。 背景・ねらい
養蚕農家が生産する繭のう...
要約 タケノコ園において親竹を帯状に皆伐(親竹を幅8mに皆伐し幅4m親竹を残す)、簡易ハウス、有孔ポリマルチの簡易被覆を行った場合、地温が上昇し、早期収量が多く効果が認められた。 背景・ねらい
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要約 もも樹「武井早生白鳳」をブロック・ベッドで栽培し根域制限することで、低樹高になり、作業の省力化が可能である。また、果実品質についても、圃場栽培より糖度の高い果実を生産できる。 背景・ねらい
要約 十万温州に晩王柑×ポンカンを交配して得られた種子から高品質な珠心胚実生4系統を選抜した。 背景・ねらい
徳島県の奨励品種である十万温州は高糖度で貯蔵性も良いが,強い隔年結果性を有しており,豊...
要約 加温ハウス栽培の「太秋」について、受粉の有無に関係なく収穫果率は75%以上に達し、受粉の必要性は低い。 背景・ねらい
「太秋」は両性花が着生する高品質の完全甘柿品種であるが、雄花の花粉量は極...
ぶどう「ハニーシードレス」のジベレリン処理時期を遅らせることよる小粒果抑制
要約 ぶどう「ハニーシードレス」のジベレリン処理を満開7~9日後に行うことにより小粒果の着生が抑制される。 キーワード ぶどう、ハニーシードレス、ジベレリン、小粒果 背景・ねらい ぶどう「ハニーシードレス...
要約 本技術は、発育途上卵子から優良受精卵を低コスト大量生産するもので、卵巣より取り出した発育途上卵子をコラーゲンゲルに包埋し、体外発育培養させることに特徴がある。これにより、発育途上卵子から世界...
造成砂地畑における暗渠排水によるサツマイモの収量,品質の向上
要約 造成砂地畑に深さ60cm,5m間隔で暗渠を設置すると,サツマイモの収量が増加する。また,塊根表面の凹凸が少なくなる,皮目が小さくなる等,塊根の外観上の品質も向上する。 背景・ねらい
造成砂地畑は...
冬期におけるクロルピクリンくん蒸剤の土壌消毒によるサツマイモ立枯病の防除
要約 砂地畑のサツマイモ立枯病に対して,冬期の12~2月におけるクロルピクリン剤のマルチ畦内による土壌消毒効果は著しく高い。各処理月日ともに放線菌数が著しく減少し,12月処理では2カ年ともに4月まで増...
要約 夏季の市場価格高騰時でも,冷凍ホウレンソウの伸び,大型量販店の自主企画商品(PB)の存在から,直売所等でのホウレンソウの小売価格は 200g当たり250円程度を上限とすることが適切と想定される。 背景...