防虫ネットの利用を主体とした露地コマツナ栽培の減農薬防除体系
要約 露地コマツナ栽培に発生するキスジノミハムシとアブラムシ類に対しては目合い 0.8mm防虫ネットのトンネル被覆と土壌処理粒剤等を併用する体系が慣行防除より有効である。 キーワード コマツナ、防虫ネット...
要約 同一ドナー細胞由来ホルスタイン種体細胞クローン牛3頭は一般牛同様に過剰排卵処理することにより受精卵を回収することができ、また、得られた胚の移植により後代牛の生産が可能である。 キーワード 乳用牛...
マイクロドロプレット法によりガラス化保存した牛初期胚の簡易融解希釈技術
要約 マイクロドロプレット(MD)法によりガラス化保存させた牛体外受精由来胚は人工授精用ストロー内で保存後、そのまま融解希釈し10分間保持しても高い生存性を示す。 キーワード ウシ、繁殖、ガラス化保存、初...
要約 豆乳抽出率は粉砕大豆の水抽出液の固形分量から、豆腐の硬さは大豆水抽出液のカルシウム凝固率から豆腐製造前に推定できる。 キーワード ダイズ、豆乳、豆腐、抽出率、硬さ 背景・ねらい 国産大豆や有機栽培...
成果の内容・特徴
要約 阿波ポークは一般豚と比較すると、特に脂肪に特徴がみられる。官能検査の「総合評価」は、「香り」評価の影響が大きく、また肉色、脂肪色、1型筋線維割合及び不飽和脂肪酸と高い相関がある。 キーワード 阿...
要約 豚ロースの肉質に及ぼすサンプル部位の影響は少ない。各種糖成分のうちグルコースは高温加熱で有意に減少する。 キーワード 豚ロース、肉質、サンプル部位、加熱処理 背景・ねらい 肉質検査と官能検査の関係...
要約 核移植技術により生産したホルスタイン種体細胞クローン牛は、同居育成牛と同様に良好な発育値を示す。また、305日間の初産次泌乳検定成績はドナー牛より1,000kg高く、体型審査得点は同点であった...
要約 ヤシガラ培地を用いた循環給液方式のトマト養液栽培における培養液管理は、春夏作では培養液濃度をEC1.2→1.5→1.8dS/m、給液法を株当たり1回量500mlを1日6回給液とする。冬作では培養液濃度をEC1.2→1.8→...
要約 本器は、穴の開いた金属板2枚を磁力により密着させ、これをスライドして穴を合わせることにより種子を自然落下する機構を有する。これにより、ケイトウの播種作業では、慣行に比べて約3.8倍の作業能率があ...
要約 冬どりホウレンソウの追肥の肥効は、条間を中耕後、その溝部分へ条施用する方法が効果的である。追肥時期は生育前半(本葉2~5枚頃)とし、窒素成分は10アール当たり5kgまで減肥できる。 キーワード ホウレ...
砂地畑におけるサツマイモの高品質栽培のための土壌水分管理技術
要約 砂地畑でのサツマイモ栽培において,生育初期は畦内の土壌水分をpF値で1.5~1.8,生育中期は1.5~2.0,生育後期は2.0~2.5程度に管理すると,塊根の外観品質が向上し,市場価値の高い秀品の収量も増加する...
要約 瀬戸内海産の海砂を「手入れ砂」として使用している割合が高い里浦・大津地域では,土壌pHの高い圃場が多い。砂地畑全体で交換性カリウム含量が不足している圃場が多く,特に川内地域で不足している圃場が...
要約 耐倒伏性にすぐれ安定して多収が得られる二条大麦品種「ニシノホシ」を奨励品種に採用する。 キーワード 二条大麦、ニシノホシ、奨励品種、耐倒伏性、安定多収 背景・ねらい 本県ではビール大麦品種として採...
要約 現奨励品種「シラサギコムギ」に比べ早熟、多収で、品質も同等に高い「チクゴイズミ」を奨励品種に採用する。 キーワード 小麦、チクゴイズミ、奨励品種、早熟、多収 背景・ねらい 現在の小麦奨励品種「シラ...
要約 藍を全自動野菜移植機で移植することにより、育苗および移植にかかる作業時間は慣行の37%となる。栽植様式はマルチ密植栽培とし、施肥は肥効調節型肥料を用いた全量基肥施用にすることにより、追肥作業を省...
要約 斜めに切断した凍結用ストローの先端部分に、牛初期胚を含むガラス化液でドロップを作成し超急速に冷却すると、胚盤胞期以降に発育した胚で培養方法に依存しない高い生存率が得られる。また、この方法で保存...
要約 受精卵クローン技術により生産した双子の乳牛は、日本飼養標準に基づく飼料給与により、ホルスタイン種標準発育値よりも高く良好な発育を示す。また、305日間の泌乳検定成績はクローン牛間で549kgの差を認め...
要約 ユズ幹腐病は徳島県内では全域に発生が認められるが、被害が甚大で、栽培上大きな障害となっているのは、那賀川流域の降水量が年間3000mmを越える多雨地域である。全国的にも同様の傾向がみられ、本病は多雨...
要約 徳島県内のスダチ生産農家の圃場から、無核もしくは濃緑色系統のスダチ約30系統を選抜、研究所内圃場で調査を行い、濃緑晩生系の「上板6号」および少核系の「上板7号」を選抜した。 キーワード スダチ、少核...