ゲノム解析のためのDNA塩基情報の解析および新たなDNAマーカーの開発(439)
摘要 クロマツの葉緑体DNAを元として、プライマーを設計した。それらのプライマーをマツ科樹木のDNAに対しPCRによる増幅を試みた結果、マツ科樹木で葉緑体DNAのほぼ全域を増幅できた。その結果、葉緑...
摘要 イチョウの木口面では大径の仮道管とやや小径の仮道管がまじって,乱れた仮道管配列を示す。この仮道管配列の乱れの原因を解明するため、木部構成要素の形態および配列状態を,三断面のプレパラートおよび脱...
摘要 巨樹は自然・社会的に重要な資産・資源であるが、急速に減少している。そこでスギ、シイ(スダジイ)、イチョウの幹型、樹冠型を調べて、巨樹の保全・保護対策に資することにした。また巨樹の樹齢の調査方法...
摘要 茨城県の93本のスダジイ巨樹の幹型・樹冠型を中心に胸高直径、樹高、空洞、健全度等の関係因子を調査した。結果としてスダジイ巨樹の幹型は台形、逆台、崩壊型、多代木型に分類され、樹幹型は盆栽、傘、崩...
摘要 果樹の健康機能性に注目し、糖尿病、高脂血症などに関与している脂肪細胞の代謝活性の低下を予防・改善する作用を検討する。前駆脂肪細胞を培養し脂肪細胞へと分化する過程に果樹抽出物を添加し分化へ及ぼす...
摘要 茨城県の159本のスギ巨樹の幹型・樹冠型を中心に直径、空洞、健全度等の関係因子を調査した。また多くの報告の中から395の写真解説等も資料として採用した。結果としてスギ巨樹の幹型は標準(緩満・通...
摘要 巨樹は自然・社会上貴重な存在であるが、その数は急激に減少していると言われて、保護が必要である。しかしどのように減少しているかは報告されていない。幸いなことに大正初期に本田静六博士は当時の日本領...
摘要 人工地盤の緑化では土層が制限されるため、浅根鉢の苗の供給が要請されている。そこでカシなど直根性の樹種を中心に、初期の根系調節がその後の根系の発達に及ぼす影響、および調節方法について検討した。イ...
摘要 巨樹は、我が国の森林・樹木の象徴的存在であり、良好な景観の形成や野生鳥獣の生育環境、歴史的資産、地域のシンボルとして我々の生活と自然を豊かするうえでかけがえのない価値を有するとともに、年輪等に...
ゲノム解析のためのDNA塩基情報の解析および新たなDNAマーカーの開発(434)
摘要 マツ科以外の裸子植物で葉緑体DNAのプライマーを適用した。イチョウは葉緑体DNAの約8割の構造が確認されたが、イチョウについては、まだ確認できていない。クロマツの葉緑体DNA情報を用いてrbc...
アスパラギン残基を特異的に切断するチオール性エンドプロテアーゼ(Asn-bond specific endoprotease)のタンパク工学的研究(201)
摘要 生理的に重要な意味を持つと考えられているタンパク質の成熟化に関する酵素(成熟化酵素)をダイズ種子より世界に先駆けて、高度に精製し、タンパク質及びペプチドのアスパラギン残基のC-末端側のみで特異...
摘要 イチョウ葉抽出物はすでに、ヨーロッパでは医薬品として利用されているが、その主成分であるフラボノイドやギンコライドの生理機能が解明されるにしたがい、疾患予防を目指した食品開発への利用が注目されて...
摘要 砂礫地への新しい緑化工法として鉢埋設定植法を検討中で、最適鉢種類を明らかにするため、ユキヤナギほか3種の苗を30種類の不織布ポットで養成しておき、5月に雨除け下のグリ石床に埋設定植し、秋季まで...
摘要 長い年月によって育まれた巨樹は、我が国の森林・樹木の象徴的存在であり、良好な景観の形成や野生鳥獣の生育環境、歴史的遺産、地域のシンボルとして生活と自然を豊かにする上でかけがえのない価値を有する...
摘要 中世温暖期の埋没泥炭土の形成には、降雪量の減少が寄与している。傾斜が20゜を越える斜面では顕著な積雪グライドが発生、森林分布に大きな影響を及ぼした。アオモリトドマツは積雪移動の影響を受けにくい...
摘要 土性別の温度上昇特性、水分損失特性の解明のほか、栽培試験にはリュウノヒゲほか草本と木本12種を供試して試験を進めた。盛夏晴天時の地表温度は、砂床は41℃、大粒の礫床は46~50℃に上昇し、ヘデラ...
摘要 多摩試験地において、野生鳥獣の餌となるガマズミ、シャリンバイ、ウメモドキ、トキワサンザシなどの食餌木植栽誘致林に、成熟した果実を採食するために飛来した鳥類はヒヨドリ、ツグミ、オナガ、メジロ、ア...
摘要 樹木の栄養に関する研究では従来、生態的な検討は比較的乏しかった。そこで樹木の栄養状態が形態や生育相に及ぼす影響について実験を行った。イチョウの苗木や成木の葉が窒素やマグネシウム、カルシウム等を...
摘要 当研究室では、ダイズグリシニン、コメグルテリン、エニシダのグリシニン型タンパク質などグリシニン型タンパク質の構造を遺伝子工学的手法を用いて解析し、グリシニン型タンパク質における分子進化学的解析...
摘要 イチョウの種子を催芽し、初生根が5mm程度に伸びた時点で先端部2mmを切断してポットに定植する方法で育苗した苗を材料に、早い時期の根系調節が根群改善と地上部成長に及ぼす影響を調べた。初生根切断...