摘要 転換初期の湿害が問題となる例が多い水田において、改良型心土破砕機やチゼル耕などの新しい管理機械を導入したほ場管理システムを実用化して圃場排水性の改善を図り、転換畑作物の生産性を向上させることを...
摘要 目的:重粘質土壌の多い上川地方における土壌表面の排水促進と根圏環境の改善を目的とした耕盤破砕同時播種(テラブレークシーディング)技術を開発する。 成果:(1)重粘質土壌でもアップカットロータリで...
摘要 (ア)道東、道北地域に適する安定多収品種育成試験寒地北東部向け耐冷安定、耐病害虫抵抗性、機械化適性、高品質多収品種を育成する。(イ)ダイズシストセンチュウ抵抗性に関する現地選抜試験「トヨムスメ...
摘要 i)水稲立地が大きく変動する南空知地域では、大規模経営及び後継者層を中心とする収穫・乾燥調製施設利用組織を核とした水田作作業受委託体制の確立と、連携による作業の効率化・低コスト化を可能とする集落...
39.蒸煮特性に優れた寒地向き高糖含有大豆品種系統の育成および加工特性の解明
摘要 実需者や消費者の求める加工適性と食味に優れた高糖含量の品種を育成する。 研究対象 大豆 戦略 作物育種 専門 育種 部門 大豆
摘要 農林水産省大豆育種指定試験地として寒地中南部(北海道道央以南部)向け大粒・高品質、わい化病抵抗性、機械化適性、多収品種の育成を目的とする。毎年約50組合せ前後の人工交配を行い、交雑後代集団からの...
摘要 輪換畑での畑作物(主として大豆)生産阻害要因を土壌条件別に把握し、透排水性改善指標を現場で測定評価しやすい形として提示することを目的に、現地実態調査と大豆の生産阻害要因解析モデル試験を行った。...
耕地の気象環境の長期・広域動態評価手法の開発と気象要素に対する作物反応の解明
摘要 i)道東の土壌凍結畑作地帯における土壌水分量の通年変化、土壌凍結、土壌水分等の動態を解明した。ii)ダイズの栽培法である覆土前鎮圧法は、出芽を促進し、雑草発生も抑制することを解明した。また、発育モ...
摘要 多腐植質黒ボク土、淡色黒ボク土、台地土、低地土の4種類の表層土を作土とするCd人工汚染土壌で栽培した春コムギ、ダイズ、アズキ、インゲン、ホウレンソウ、チンゲンサイ可食部のCd含量と作土(表層約20cm)...
ダイズシストセンチュウの抵抗性品種に対する増殖力の差異と変遷の解明
摘要 北海道中央圏とその周辺に発生するダイズシストセンチュウは、レース3が大部分を占め、レース1の分布は僅かであることを解明した。また、下田不知系抵抗性品種がその抵抗性を発揮できる圃場は少なく、抵抗...
摘要 「春よ恋」の初冬播き栽培では、消雪後窒素施肥量10~20kg/10a+止葉期追肥5kg/10aの範囲で、窒素施肥量の増加に伴って収量が増加すること、また、消雪後窒素12kg/10a以上で子実タンパク含有率は約13%以上と...
摘要 i)2020年の北海道の酪農家数は38%減少し5,754戸と予測されること、80頭未満の割合は83%から60%へ低下するが、中規模経営は依然として多く分布し、当該規模階層経営への施策がより重要になることを解明した。...
摘要 遅播き栽培では、生育速度が速く、茎葉の繁茂も早いことから、要除草期間は短縮されるが倒伏しやすい草型となること、収量性について粒数は多く確保できるが、百粒重が少なくなりやすいことを解明した。また...
耕地の気象環境の長期・広域動態評価手法の開発と気象要素に対する作物反応の解明
摘要 i)耕地気象要素の評価については、昨年度構築した積雪・凍結土壌地帯向けの長期観測システムにより、数理モデル開発に必要な気象・土壌・積雪の総合的なデータセットを取得することができた。また、この課...
摘要 i)水田作大豆の現地における播種は5月上旬と極端な早期化が進行していることがわかった。表層砕土耕を用いた早生の大豆新品種「ユキホマレ」の6月上旬の遅まき栽培は、慣行の5月中旬播種に比べ、収量は...
摘要 「北海83号」は、てんさいの主要病害であるそう根病及び褐斑病に抵抗性で、黒根病にも強く、糖収量も現在普及している育成品種「シュベルト」より優れる。このため、命名登録品種候補として採択されるととも...
摘要 カドミウム不溶化作用は有機物資材のpHが高いほど強い傾向があるが、ピートモスのようにpHが低くても不溶化作用を示す資材があること、厩肥と炭カルを併用し、有機物の持つカドミウム不溶化作用や高pH等の特...
摘要 i)「北海88号」は中晩生の熟期で、いもの平均1個重は130gと大きく、収量は「男爵薯」の122%と多収であった。また重要線虫のジャガイモシストセンチュウに抵抗性であり、汚染の拡大を未然に防ぐ効果がある...
摘要 大豆の早生の新品種「ユキホマレ」の表層砕土耕での収量は5月中旬播種よりも5月末~6月上旬播種(遅まき)で高く、遅まきの成熟期は9月下旬~10月上旬で登熟遅延となる危険性は低い。また、6月上旬に播...
摘要 i)水田農家の作業計画をより綿密に評価するため、降雨による作業リスクを半旬ごとに考慮した線形計画モデルを開発した。稲・麦(秋播および根雪前播種春播小麦)・大豆の輪作営農を想定した場合、春播小麦は...