摘要 1.ダイズなどマメ科作物の窒素固定効率の向上や、イネなど非マメ科植物への根粒形成能の付与には、根粒共生に関与 する植物遺伝子を網羅的に同定する必要があり、そのためにマメ科モデル植物ミヤコグサの...
山形県庄内の事例をもとにした飼料用米生産の農業経営と地域社会に与える効果
摘要 飼料用米生産における他の土地利用作物との輪作体系の経営的効果について生産者及び関係機関に聞き取り調査を行い、飼料用米の専用品種を栽培する区分管理方式において(大豆との)輪作は飼料用米と大豆い...
摘要 中山間地域で多種の穀類収穫を可能とする小型汎用コンバインでは、岩手県沿岸地域における、ソバ、水稲、ダイズ収穫作業への適応を確認し、水稲及びソバのほ場作業量を測定することができた。作業機の付け替...
農作物等における放射性物質の移行動態の解明と移行制御技術の開発
摘要 農作物等における放射性物質の移行要因の解明と移行低減技術の開発に関しては、 a) カリ施肥の有無を含む三要素試験の結果から、無カリ区では玄米への放射性セシウムの移行量は大きいが、土壌の交換性放射性...
摘要 トマト接ぎ木苗大量生産技術では、接ぎ木苗生産業者への現地調査を継続するとともに、機械接ぎに適した接合部材、セル苗の取り出し 方法を検討し、実現可能性を見出した。大豆用畝立て播種機の高速化技術で...
摘要 1.ダイズなどマメ科作物の窒素固定効率の向上、およびイネなど非マメ科作物への根粒形成能の付与には、根粒共生に関与する植物遺伝子の網羅的な同定が必要である。そこで23年度に引き続き、マメ科モデル植...
摘要 水稲作・畑作・飼料作等の土地利用型農業における高効率化や高精度化による農業生産コスト縮減を可能とする農業機械・装置の開発に関して、中山間地域で多種の穀類収穫を可能とする小型汎用コンバインについ...
摘要 高品質な飼餌料の開発のため、大豆タンパク質がニジマスの生理状態に及ぼす影響を検討し、タンパク質とサポニンが結合することにより胆汁生理異常を引き起こすことを明らかにした。 低魚粉飼料で飼育・選抜...
蒸気除草機を利用した土地利用型作物の難防除雑草の土中種子駆除技術の開発
摘要 (1)試作機について、水稲作荒起こし前(長野県)およびコムギ収穫後(静岡県)の条件で走行し、作業性を検証し、改善を図る。夏期以降に実証機用ボイラーを簡易ボイラー基準の上限である「伝熱面積5m2以...
輸出農産物・食品中残留農薬検査の分析精度確保のための認証標準物質開発
摘要 (1)認証標準物質の安定性を評価し、認証値を付与する対象農薬を選定した。(2)値付け分析法3法を開発した。これにより、認証の対象農薬毎に3法での値付け分析を行うことが可能となったので、開発した大...
(1) 農業生物のゲノム解読の推進とゲノムリソースの拡充・高度化
摘要 1. 今期から開始したゲノム解析支援において、研究所内外との連携によって、イネ、ダイズ、ユスリカ、ウンカ、リンゴ、スギ、トマト、ネギ、キク、カーネーションにおいてゲノム配列解析、発現遺伝子解析...
摘要 水稲作・畑作・飼料作等の土地利用型農業における高効率化や高精度化による農業生産コスト縮減を可能とする農業機械・装置の開発に関して、小型汎用コンバインでは、水稲収穫時の脱穀選別損失を3%に抑えつつ...
摘要 農産物・食品の流通・加工工程の改善や開発については、a)CO2低減が期待されるバルクコンテナ輸送における農産物に与える影響解明のための、シミュレーションモデルのプロトタイプを開発した。さらに想定さ...
摘要 クロマグロについて改良型担架型容器で輸送試験を実施したところ、生残率を大幅に向上させることに成功した。飼育時の光条件が生残や健全性に与える影響を調べるため、当歳魚を用いて3色(茶、灰及び青)で...
摘要 また、グリシニンの経口摂取が尾部懸垂マウスモデルで筋萎縮効果を発揮することを明らかにした。ミリストイルしたCblinペプチドがCblinよりも強いユビキチン化阻害活性を有することを認めた。筋細胞において...
e.バイオテクノロジーを利用した新食品素材の生産技術の開発及び生物機能の解明・利用
摘要 1)酵母の遺伝子破壊株セットを利用して環境耐性株を検索し、環境適応に必要な遺伝子を特定した。得られた遺伝子情報に基づいて環境耐性にプロトンポンプなどの遺伝子が関与することを明らかにした。また、...
摘要 1)アレルギー発症モデル動物を用いた実験では、免疫担当細胞が抗原のマーカとして利用可能なサイトカイン生産特性を示すことを見出した。2)DNAマイクロアレーを用いたニュートリゲノミクス研究において...
e.作物の低温耐性等を高める代謝物質の機能解明とDNAマーカーを利用した育種素材の開発
摘要 1)小麦のフルクタン合成遺伝子を導入した形質転換稲と原品種との間の遺伝子発現差異をマイクロアレイで解析したところ、全ての組織において糖輸送に関係する遺伝子群に発現差異のあることを明らかにした。...
摘要 (1)アレルギー発症モデル動物に対して抗アレルギー作用を示すハーブでは、IgE抗体よりIgG1抗体価の上昇を有意に抑制していることを明らかにするとともに、そのハーブの有効な投与方法を開発した。(2)DNAマイ...
摘要 1) 耐虫性、耐暑性、耐乾性の検定に供試するため、ササゲ属遺伝資源2,000系統以上をUSDA、IITA等から入手し、約700系統の種子増殖を行った。また、777系統のササゲ属種子を用いて、アズキゾウムシとヨツモン...