摘要 蒸散速度、枝の体積含水率及び径の計測から、傾斜地園に栽培したウンシュウミカン樹の蒸散速度は、6月の午前中、体積含水率が高く枝が縮んで水を供給できる間は高いが、体積含水率が下がる日中以降低くなる...
摘要 傾斜地の温州ミカンは,省力化の遅れによる生産コスト高や安値により所得が減少している。また,有機物投入量の減少による保肥力の低下や放任園の増加による景観の悪化が進んでいる。そこで,省力・軽労化と...
摘要 傾斜地用堆肥散布機の改良と省力的効率的散布を検討すると共に袋詰め堆肥や固形化堆肥の作製と施用性を確立する。 研究対象 カンキツ 専門 土壌肥料、農業機械 部門 果樹
摘要 傾斜地の温州ミカンは,省力化の遅れによる生産コスト高や安値により所得が減少している。また,有機物投入量の減少による保肥力の低下や放任園の増加による景観の悪化が進んでいる。そこで,省力・軽労化と...
摘要 ポット植えのウンシュウミカン樹の茎葉に発根促進剤(4Cl-IAA)5ppm溶液を散布、または土壌に20ppm溶液を施用することにより細根量が増加した。また、傾斜地ウンシュウミカン園において発根促進剤を処理する...
摘要 i)傾斜農地の保全管理指針提言のため棚田ライシメータから棚田の地表流出及び地下流出それぞれの特徴を明らかにし、これらの特性を再現できる改良型棚田タンクモデルを開発した。灌漑期、非灌漑期の管理状況...
カンキツの連年安定生産のための養水分管理・制御並びに園地管理技術の開発
摘要 「マルドリ方式」の高度化を図る目的で、施設の適切な設計を支援できるシステムを開発した。また、樹体に応じたかん水が可能となるように水分状態を簡易に把握する手法の開発を進めた。さらに、点滴かん水施...
摘要 四国結晶片岩地帯における防災方針提言のために、地盤情報を定量的に把握するとともに、浅部と中深部を併せた地すべり対策のための多層系における解析モデルを提言し、地下水排除工の効果を明らかにした。ま...
摘要 ポット植えウンシュウミカンの年間蒸発散量は、慣行区で約570mm、マルチ液肥区で約200mmと推定され、浸透液のECは、慣行区で施肥後に最大0.5mS/cm程度に上昇したが、マルチ液肥区では一時的に1mS/cm前後に達...
摘要 高品質安定生産の水管理を行うために、カンキツの1樹単位の春季から秋季までの年間水分消費量の多雨年としてのデータを収集するとともに、簡易樹体水分計測機を試作した。また、カンキツ園における点滴灌水...
摘要 1 狭幅テラスに適した新樹形の開発 1)狭幅テラスに適した樹幅の解明 現地と所内の急傾斜の階段園で3トン以上の反収を確保しながら収穫運搬作業の大幅な省力化を図るには,テラス面の均平化,0.7m幅の作...
摘要 i)隔年交互結実させたウンシュウミカン(興津早生)樹の吸肥特性や光合成産物の分配を、15Nや13Cを用いたトレーサー実験により明らかにした。夏肥Nは果実がある場合、約半分近くが果実に入り、無い場合は1...
摘要 i)急峻傾斜地カンキツ園にモノレールと狭幅作業道を組み合わせて導入することにより、防除や運搬作業の能率向上は10%程度であったが、労働負担を大幅に軽減し安全な作業を実現した。ii)大豊町の地図をデジ...
摘要 i)四万十川最大支流であるN川流域の面積約260km2の農業地域において、起源別窒素負荷量推定モデルをもとに、窒素排出負荷とそれが四万十川水質に及ぼす影響を予測した。その結果、地域内で排出された家畜ふ...
摘要 i)化成肥料区と有機質肥料区で11種の作物を栽培し、生育の特徴を把握したほか、有機性資源培土の無機態窒素量の変化と、コマツナの出芽・生育に及ぼす影響を解析した。ii)カンキツ園の土壌分析やポット試験...
摘要 i)矮性台木として実用化されているカラタチの変異系統ヒリュウはその初期成育がカラタチ実生より劣る。そこで、実生の生育に及ぼす燐酸の効果を検討したところ、赤玉土2L当り50gの過燐酸石灰を施用すると、...
摘要 周年マルチ点滴潅水同時施肥法(マルドリ方式)による普通温州の成木における果実品質向上ならびに収穫前施肥による品質への影響を明らかにした。i)本施肥管理法により、糖度は露地栽培よりも約2度増大した...
カンキツの傾斜地に適応した台木利用による高品質果生産技術の開発(68)
摘要 異なる台木による青島温州の隔年交互結実の効果をみると、果実品質はカラタチの変異系である大葉系台木、栖本などの矮性台木、ならびにウェーバーフォーセット台木で糖が高く、中でも品質と収量性からウェー...
園芸作物のストレス診断技術の開発とこれに基づく品質管理のための基礎研究
摘要 四国地域の主要園芸作物であるカンキツ類及び花き類は高品質の生産が望まれるが、近年多く発生する異常気象により夏季には高温乾燥害を受けやすく、カンキツでは樹勢低下が花きではロゼット化等が問題となっ...
隔年交互結実法におけるカンキツ類の生理・生態的特性の解明と実用化研究(72)
摘要 ‘南香’に対する隔年交互結実法の適用では、果実の糖は樹別交互結実法で最も高く、クエン酸は片面交互結実法で最も低く慣行法に優った。しかし、収量は2ヶ年のトータルで慣行法が最も高く、片面交互結実法が...