2) リンゴの低温処理によるモモシンクイガ幼虫防除技術の開発、 i. 準野外試験
摘要 目的:早生~中生品種では収穫時に幼虫が果実内に残っている可能性の高いことから、品種ごとの低温処理技術を開発する。、、成果:早生種では晩生種に比較して、短い低温処理日数で果実内の幼虫を殺虫できる...
摘要 目的:早生~中生品種では収穫時に幼虫が果実内に残っている可能性の高いことから、品種ごとの低温処理技術を開発する。、、成果:早生種では晩生種に比較して、短い低温処理日数で果実内の幼虫を殺虫できる...
19 果樹園における資源循環型肥培管理技術の確立 1)家畜ふん堆肥の効率的利用法の開発
摘要 環境保全型農業を実現するために、化学肥料の使用量を半減し家畜ふん堆肥等の有機物を施用する技術を検討した。モモ園では堆肥の施用区で交換性塩基含量、有効態リン酸含量、土壌PHが配合区に比べて高かった...
摘要 目的:モモの凍害防止のため、耐凍性の評価と防除法を開発する。 成果:3年生樹の凍害発生は、川中島白鳳が川中島白桃に比べ、また、おはつももが筑波4号に比べ多い傾向であった。 ・防止対策として、ワ...
摘要 目的:、緩効性肥料を用いた場合の、(1)水稲「ヒノヒカリ」の全量基肥施用、(2)水稲「夢しずく」の苗箱施肥、(3)小麦「チクゴイズミ」の蛋白含量を向上させる施肥法および省力施肥法、などを検討する。、成果...
摘要 目的:農薬の少ない現地リンゴ園における病害虫及び天敵類の発生実態を把握する。、、成果:モモシンクイガ及びナシマルカイガラムシは栽培上大きな問題となった。黒星病などの病害の発生は少なかったが要因...
摘要 気候温暖化に伴う環境変動については、1)北海道十勝地方では、過去には土壌凍結が発達していたため融雪水の下方浸透が抑制されていたが、土壌凍結が減少した近年は融雪水の浸透が促進され土壌水分移動量が...
摘要 目的:(i)水稲中生品種「天使の詩」の全量一発基肥施用、(ii)水稲早生品種「夢しずく」の緩効性肥料を利用した苗箱一発施肥、(iii)小麦「チクゴイズミ」の蛋白含量を向上させる施肥法および省力施肥法、など...
摘要 目的:青森県津軽地方でリンゴコカクモンハマキの年間発生回数が従来の3回から2回に変化した。そこでその他の種も含めた主要害虫の現在における発生消長を調査し、防除適期の再検討を行う。 成果:リンゴコ...
摘要 目的:青森県津軽地方でリンゴコカクモンハマキの年間発生回数が従来の3回から2回に変化した。そこで県南地方においてその他の種も含めた主要害虫の現在における発生消長を調査し、防除適期の再検討を行う。...
11 環境調和型病害虫制御技術の確立 (5) スピードスプレーヤ散布時における農薬飛散低減方法の確立 1)ドリフト低減対策の組み立てと効果実証 (ii) モモ園に隣接するリンゴ園の実証事例
摘要 目的:モモ園に隣接するリンゴ園において、スピードスプレーヤによる薬剤散布を行う際の農薬ドリフト低減対策を組み立てを行い、その効果を実証する。 成果:風の条件を考慮し、片側散布、農薬の選択や防薬...
11 環境調和型病害虫制御技術の確立 (5) スピードスプレーヤ散布時における農薬飛散低減方法の確立 2) ドリフト低減条件下における農薬飛散低減方法の確立 (v) モモシンクガ
摘要 目的:スピードスプレーヤに散布時における園地周辺への農薬ドリフトを軽減するために開発されたSV噴口を用いて農薬を散布した場合の防除効果を、モモシンクガを対象に検討する。 成果:SV噴口区及びSV噴口...
12 有害動植物の生態解明と新農薬による防除技術の確立 (1) 重要病害虫等の防除対抗技術の開発 9) モモシンクイガに関する調査 (i) モモシンクイガ性フェロモン第2成分を含む交信撹乱剤の防除効果
摘要 目的:性フェロモンの主成分に第2成分を追加した交信撹乱剤の効果を検討する。 成果:第2成分を追加した交信撹乱剤を使用しても効果は不十分で、殺虫剤による補完防除が必要であった。
12 有害動植物の生態解明と新農薬による防除技術の確立 (1) 重要病害虫等の防除対抗技術の開発 9) モモシンクイガに関する調査 (ii) 交信撹乱剤処理園地で利用できるモモシンクイガ誘引剤の開発
摘要 目的:交信撹乱剤処理園地で利用できるモモシンクイガ誘引剤の開発を目指し、改良された新規誘引剤の実用性を検討する。 成果:従来のモモシンクイガ誘引剤の性フェロモン成分を高濃度吸着させた誘引剤は交...
12 有害動植物の生態解明と新農薬による防除技術の確立 (1) 重要病害虫等の防除対抗技術の開発 9) モモシンクイガに関する調査 (iii) モモシンクガの加害様相と幼虫脱出率との関係
摘要 目的:果皮直下または果肉食害タイプと果心食害タイプで幼虫の生存率の違いがあるか調査する。 成果:幼虫が果心部まで食害した場合には生存率が高まると推察されるが、種子を摂食することが重要であるか明...
14 有害動植物の生態解明と新農薬による防除技術の確立 (4) 新農薬による主要病害の防除試験 2) 殺虫剤、殺ダニ剤の検索
摘要 目的:各種害虫または有用動物に対する新殺虫剤及び新殺ダニ剤の効果及びその実用性を検討する。 成果:リンゴで34剤、ブドウ、オウトウ、セイヨウナシ及びナシで各1剤、モモ及びアンズで各2剤を試験した。
摘要 目的:本県の特徴ある農産物について、機能性成分含量の把握と機能性等を安定的に保持するための栽培技術を開発する。結果:(i)ヤーコンについて、肥料種類及び窒素施肥量、並びにカリ肥料追肥が食品成分と...
17 果樹園における地表面管理技術の確立 1)草生園での養分動態の把握と適正施肥法の確立
摘要 刈草から放出される窒素のブドウ樹への吸収移行は、刈草後20日以降に顕著となり、40日後に最大となることが明らかになった。ブドウではLP肥料の深耕施用により、春期の草による窒素成分の収奪を抑えた。モモ...
18 果樹園における資源循環型肥培管理技術の確立 1)家畜ふん堆肥の効率的利用法の開発
摘要 環境保全型農業を実現するために、化学肥料の使用量を半減し家畜ふん堆肥等の有機物を施用する技術を検討した。モモ園での有機物の表面施用は生育初期の窒素効果が劣り、生育が抑制されることによる果実重が...
摘要 リンゴ、モモ、ブドウを主体に各種病害虫に対し、新農薬の効果と実用性を検討して、薬剤を普及に移した。ネクタリンをはじめとするマイナー果樹の農薬登録促進にむけて、作物残留試験を実施した。