摘要 組織細胞培養により、作物を改良する場合に再分化能や器官形成能に品種間差が見られ、品種改良の障害となる。この差がどのような遺伝的要因、生理的機作からなるか解析する。また、根こぶ病抵抗性について...
6.地域遺伝資源を活用した新野菜の育種による高機能性特産物の開発
摘要 消費者ニーズに対応した地域特産物を開発するため、農業者が有する日野菜カブとハクサイの交配及び 葯培養などのバイオテクノロジーを活用して得られた系統を素材とし、マーケティングリサーチによる育種お...
摘要 晩抽生ハクサイ中間母本候補系統の抽だい性等の特性を検定する。育成系統8系統の特性を検討した結果、芯の長さが短くて結球が良い系統と晩抽性で品質の優れた系統の2系統が有望と思われた。 研究対象 共通...
7 病害抵抗性ミズカケナ中間母本の育成 (2)根こぶ病菌の検索
摘要 目的:ミズカケナの根こぶ病に対する罹病化の回避を目的に、多くの抵抗性遺伝子を保持した抵抗性品種を育成するための中間母本を育成する。これまでの成果:根こぶ病抵抗性を有し、収穫時期が分散できる中生...
摘要 目的、計画:はくさい(秋まき栽培)並びにストック( 11月出し)で民間育成品種の品種試験を行い、優れた品種を選定する。期待される成果:種子販売可能な時点で、現地試作および将来の品種選定素材として...
摘要 (独)野菜茶業研究所が育成した「安濃10号」、「安濃11号」の青森県における抽だい性を検討した。「安濃10号」は標準品種(「はるさかり」他)、参考品種(「無双」他)より抽だいが極めて少ないことから...
摘要 目的:農研機構の育成系統について当地方における適応性を検定する。成績の概要:[はくさい]「安濃10号」:抽台はまったく発生せず、生理障害、軟腐病の発生も少なかった。一球重は軽く、収量性は劣り、球...
ハクサイ根こぶ病抵抗性の遺伝解析並びにネギさび病抵抗性素材及びレタスビッグベイン病抵抗性素材の開発
摘要 i)根こぶ病菌の病原性を分類するために、新たなハクサイの判別品種を選定した。この新たな判別品種と既存のハクサイ品種を用いることにより、15種類の根こぶ病菌を病原性の異なる4グループに分類した。ii)...
ハクサイ根こぶ病抵抗性の遺伝解析並びにネギさび病抵抗性素材及びレタスビッグベイン病抵抗性素材の開発
摘要 i)採取地の異なる15種類の根こぶ病菌について、判別品種3品種を用いて接種検定を行った結果、3グループに大別できた。根こぶ病抵抗性素材カブにおいては、抵抗性に関与する遺伝子が同一遺伝子によるもの...
キャベツ及びネギの省力・機械化適性の解析並びにハクサイ晩抽性系統の評価
摘要 i)国内主要産地の代表的品種38品種を機械化一貫体系によって栽培し、『球重の揃い』の良い10品種を選定し、機械収穫に向く3品種を選定した。ii)ネギ初期生育量のQTL解析用の両側戻し交配次代集団を用いて...
アブラナ科並びにナス科野菜の形質転換効率の改善及びニラのアポミクシス性に関する分離集団の育成
摘要 i)構成的発現プロモーターで制御された環境ストレスに関与する転写因子遺伝子を導入した形質転換コマツナを得た。その自殖後代では、耐凍性に関与するプロリン含量が低温順化した非形質転換体と同程度以上に...
キャベツ及びネギの省力・機械化適性の解析並びにハクサイ晩抽性系統の評価
摘要 i)国内の主要産地(一部海外)における代表品種からなるキャベツ38品種を機械化一貫体系に基づいて栽培し、苗生育の揃いや結球重の揃いを指標として、生育斉一性の高い3品種(「いろどり」、「YR湖月」、「...
ハクサイ根こぶ病抵抗性の遺伝解析並びにネギさび病抵抗性素材及びレタスビッグベイン病抵抗性素材の開発
摘要 i)ハクサイ根こぶ病抵抗性半数体倍加系統と罹病性半数体倍加系統のF2分離集団94個体を用いてRAPD及びSSR分析を行い11連鎖群の遺伝地図を作製し、根こぶ病抵抗性検定結果から2つの抵抗性QTLを確認した。今後...
摘要 10年度、供試系統の多くは抵抗性の対照品種と同程度かそれ以下の発病程度を示したが,その差は大きくはなかった.10年11月時点で選抜した株の後代は、11年5月までに典型的な病徴を示したが、対照品種より1...
摘要 10年度までに、小胞子からの植物体再生能が高い品種(ハクサイ‘Homei’、キャベツ‘松波’)を明らかにした。現在、‘Homei’と日本型品種を交配し、再生能が高くかつ実用形質に優れた系統を育成している。しかし...
摘要 10年度までに、‘つけな中間母本農2号’は秋まき露地越冬栽培においてBrassica rapaで最も高い晩抽性を示す系統であること、従来の晩抽性ハクサイ類に比較すると抽だい性に対して低温よりも日長の影響が大き...
摘要 10年度まで選抜育種を継続し、11年度は選抜株の自殖およびハクサイとのF1系統の抵抗性を調査した。選抜株の自殖系統は、いずれもカルシウム欠乏症耐性の比較的高いハクサイ‘優黄’より発症が遅く、特に98-141...
耐病性関連defensin・RIP・レセプターカイネース遺伝子の単離とイネ組換え体作出(73)
摘要 イネに新規性と実用性の高い耐病性関与遺伝子を導入することを目的とし、コマツナ・ハクサイ等から単離した抗菌性タンパク質遺伝子であるDefensinの塩基配列を決定し、これらのセンス及びアンチセンスの遺伝...
DNAマーカー利用によるハクサイ晩抽性検定法の確立(359)
摘要 ハクサイ類の春どり栽培における不時抽苔を回避し,安定生産を図る上で有用な晩抽性を有する育種材料‘つけな中間母本農2号’に由来する晩抽性遺伝子に強く連鎖するDNAマーカー(RAPDマーカー,RFLPマーカー...
摘要 平成10年度までに、ハクサイ、キャベツなどの抵抗性品種の罹病化が病原性の分化に原因することを明らかにし、病原性の異なる菌(population)を明らかにしてきた。11年度は、これら病原性の異なる4菌を用いて...