摘要 低温にほとんど感応せず、主として長日に感応する春化特性を持つ新しいタイプの晩抽性系統‘ツケナ安濃3号’を育成素材とした晩抽性ハクサイ系統の育成を試みる。ハクサイ(低温感応性)との交雑後代(F1及...
摘要 ハクサイやチンゲンサイで被害の大きいCa欠乏症に対する抵抗性系統の育成を目的とする。このため6年度までの「ハクサイのカルシウム欠乏症抵抗性素材の検索」の課題で見いだされたハクサイ類の有望素材間...
摘要 突然変異体は遺伝子機能の解明の材料として極めて有用であることから、自家不和合性の分子機構の解明のため、5年に引き続きアブラナ科植物を材料とし、自家不和合性遺伝子の突然変異体作出を試みた。ガンマ...
摘要 国内外から導入した157品種・系統の特性を調査した。キャベツ類では収穫可能な程度に結球した後の裂球の極めて遅いキャベツ品種が認められた。ハクサイ類では抽だい開花の非常に早い品種・系統や葉の縮緬...
摘要 キャベツとハクサイの種間雑種後代を用いて、晩抽性として利用できる緑植物春化型ハクサイを育成することを目的とする。低温処理施設で選抜を進めてきたが、試験規模が制限された。緑植物春化型の選抜条件な...
摘要 アブラナ科野菜で小胞子からの植物体再生能が高く、かつ市販品種の育種に直接利用できる程度の実用形質を有する系統の育成を目的とする。ハクサイ、ブロッコリー、キャベツ及びタカナで小胞子からの植物体再...
摘要 本課題は小胞子(未熟花粉)培養を利用しアブラナ科野菜の育種を効率化することを目的とする。6年度までに小胞子からの植物体再分化系を確立し、植物体再生能の品種・系統間差異を明らかにした。しかし、小...
摘要 トマト青枯病抵抗性遺伝子のRAPDマーカーの有効性を検定した。F2世代99個体を圃場検定した結果、青枯病抵抗性の程度は幅広い分布を示し、内9個体が強度抵抗性を示した。個体の抵抗性指数と各RAP...
摘要 ハクサイで被害の大きいCa欠乏症に対する抵抗性系統の育成を目的とする。分離葉にキレート剤を吸収させてCa欠状態とし、生じた障害程度により抵抗性を判定する方法を実用化し、ハクサイと近縁作物各種の...
摘要 近年根こぶ病抵抗性品種(CR品種)がり病化する事例が増加しており、CR品種を侵す根こぶ病菌を用いた抵抗性育種も始められている。しかしこの新抵抗性品種も侵される事例が認められており、現状の育種方...
低投入に適合した高品質葉菜類の育種選抜指標の策定及び育種素材の開発(89)
摘要 葉菜類の少肥栽培適性の選抜指標を確定するため、5年度のポット試験で施肥反応が異なると見られたハクサイ大福、正成を、数種の窒素施肥水準によりポット及び圃場で栽培し、各種生育指標を調査した。圃場で...
摘要 春穫りハクサイは早期抽だいにより生産が不安定になりやすいので、安定した晩抽性を有する品種の育成を試みる。根こぶ病抵抗性カブ由来の晩抽性を持つハクサイ‘安濃8号’及びハクサイ‘安濃交1号’を、ハクサ...
摘要 ハクサイ黄化病抵抗性素材カブ’Kangwha Native Turnip’および’次年子’から選抜した抵抗性素材系統‘次年子3’及び‘KNT3’と、これら系統とハクサイとの雑種第2代の黄化病抵抗性の検...
摘要 5年度までに異なる産地から収集した根こぶ病菌に対する抵抗性反応が市販のハクサイ抵抗性品種間で異なること、及びキャベツ類においても同様な抵抗性反応の差異が示唆されることを明らかにした。また‘かん...
アブラナ科野菜の単為生殖誘起による特定形質の純系化技術(41)
摘要 傾母個体の多数得られる組合せ’ハクサイ翠緑×ダイコン高農聖護院’を用いて属間交雑を行う際に、ジベレリンの傾母個体獲得率向上効果について検討した。その結果、水を散布した対照区を含めて種子稔性は非常...
摘要 国内外から導入した117品種・系統の特性を調査した。キャベツ類では結球部の幅が50cmを越えるキャベツが観察された。ハクサイ類では、中国から導入したハクサイの結球の形に広い変異が認められた。カ...
摘要 緑植物春化型ハクサイを育成することを目的として、緑植物春化型植物のキャベツと種子春化型植物のハクサイとの種間雑種後代の中から、幼苗期に低温感応しない個体、すなわち種子春化型個体を選抜しようとし...
摘要 花粉培養における胚・植物体の分化機構の解明を目的とした。33℃の温度処理は小胞子からの胚分化に不可欠である。33℃処理を行った小胞子のmRNAをもとにcDNAライブラリーを作出し、無処理の小胞子...
摘要 ハクサイ24品種・系統について、化学肥料の低投入下での生育量低下の程度を検討した。供試品種・系統の生育量低下程度の指標として調査した展開葉数、最大葉長、最大葉幅、乾物重の4形質相互間には、0....
摘要 Ca欠養液栽培により抵抗性の素材検索を実施した。種子の新旧による発芽の不揃いが発病に影響し、生育の進んだ株の発症程度が高かった。発症指数を生育指数で補正すると検定精度が高まった。チンゲンサイの...