摘要 野菜においてRFLP等のDNAマーカーについて知見を蓄積し、それらを利用した育種法を開発するために必要な基礎的知見を得る。9年度の結果は、ハクサイの晩抽性育種への利用を効率化するため、晩抽性遺...
DNAマーカー利用のハクサイ根こぶ病抵抗性検定法の確立(379)
摘要 ハクサイ類の根こぶ病は難防除病害で、汚染地域では根こぶ病抵抗性(CR)品種が利用されているが、近年CR品種が罹病化する事例が増加し、新たなCR品種の育成が望まれている。CR育種素材はハクサイ類...
摘要 ハクサイやカブを含むBrassica rapa L.は、日本では最も栽培面積の広い野菜の一つであるが、世界的な主要作物ではなく、また他殖性植物であるために遺伝地図の作成および有用形質の遺伝解析...
摘要 最低気温を12℃に設定した温室では‘つけな中間母本農2号’の抽だい日は、20μmol/m2sで16時間日長に補光した区と無補光区とで‘無双’よりも差が小さかったが、100μmol/m2sでの補光区で...
低投入に適合した高品質葉菜類の育種選抜指標の策定及び育種素材の開発(158)
摘要 8年度までの試験で少肥適性が高いと考えられた品種の中で、日本のハクサイやカブよりツケナや中国の直筒ハクサイの品種の方が、標準(園試処方)および少肥(1/4)における生長量とその少肥/標準比が高...
摘要 8年度の選抜株間で交配したF1をCaを含まない培養液で鉢育苗(培地はパーライト)し,給液マットに並べて養水分供給を均一化して、主として発症の早晩でCa欠乏症抵抗性を評価した。供試系統はいずれも...
摘要 抵抗性素材のカブ‘次年子、KNT’とハクサイとの交雑後代より、抵抗性と草型で選抜し系統間交雑(F4相当)と戻し交配で得た後代について抵抗性を検定した。‘次年子’(赤カブ)由来の系統は葉形・葉色では...
摘要 DNA多型を利用して野菜における諸形質の遺伝を解析し、育種に応用する。ナスについては青枯病抵抗性遺伝子座、単為結果性を支配する遺伝子座の、トマトについては青枯病抵抗性遺伝子座の解析をめざす。ハ...
摘要 ハクサイと抵抗性素材のカブ‘次年子、KNT’の交雑後代のうち、7年度の検定で比較的ハクサイに近く抵抗性も高いと判断された‘はやみどり×次年子’のF4の株間交配系統などを供試した。これをセル育苗・浸...
摘要 1)抵抗性系統の選抜:タイサイ・ハクサイ類のF1・F2の選抜株間の交配系統をセル育苗でCa欠養液栽培し、健全株をポットに鉢上げして活着後再度Ca欠養液で栽培した。‘秦白3号’(直筒型ハクサイ)と...
低投入に適合した高品質葉菜類の育種選抜指標の策定及び育種素材の開発(142)
摘要 1)育種素材検索:ハクサイ、カブ、ツケナ類の62品種を標準施肥と少肥でセル育苗した。最大葉長が少肥区で大きく標準施肥区に対する比率も大きい品種として‘ビタミン菜、五月慢、天津青麻葉’などがあげら...
摘要 異なる播種期での秋まき露地越冬栽培による翌春の抽だい性を確認した。‘ツケナ安濃3号’の抽だい日は9月16日、10月1日播種区ではほとんど差がなく、他の品種・系統との差が最も大きかった。11月1日...
摘要 野菜においてRFLP等のDNAマーカーについての知見を蓄積し、それらを利用した育種法を開発する。8年度は、ハクサイ類の連鎖地図中のDNAマーカーを追加し、RAPDマーカーを192個とした。小胞...
摘要 ハクサイのカルシウム欠乏症抵抗性系統を育成するため、草型と抵抗性を異にする品種間の交雑後代の抵抗性を、Ca欠養液栽培で検定して遺伝様式を検討するとともに、有望系統・個体を選抜した。交配親品種や...
摘要 黄化病抵抗性ハクサイを育成するため、7年度は、抵抗性素材のカブ‘KNT■’、‘次年子■’とハクサイ(F1)との交雑後代より抵抗性と草型で選抜したF3および抵抗性カブと導入自殖系統とのF2より選抜を進...
摘要 ハクサイやキャベツの根こぶ病抵抗性(CR)品種がり病化しつつあるが、CR品種を侵す菌に対しても抵抗性素材のカブは抵抗性を示す。そこで病原性の異なる根こぶ病菌に対する、抵抗性カブ‘Siloga’と...
低投入に適合した高品質葉菜類の育種選抜指標の策定及び育種素材の開発(80)
摘要 6年度までの試験で異なる施肥反応を示したハクサイ数品種を、圃場/ポットの少肥/多肥条件で栽培し、それらの施肥反応を比較した。ポット試験では生体重と葉長の相関が高く、生育量の指標としては葉長が適...
摘要 半数体の作出は変異拡大の一手法として有効であるが、花きにおいて植物体再分化系まで確立されている種類は少ない。本課題はわが国の重要花きであり、半数体作出法が未報告のきく(胚珠培養)、ストック(葯...
摘要 半数体育種の成否には小胞子培養における品種・系統の植物体再生能力の影響が大きい。そこで再分化能が高く実用形質の優れた系統を育成し、これを育種素材として利用することで半数体育種を容易にしようとす...
摘要 DNAマーカーについての知見を蓄積し、それらを利用した効率的な野菜の育種法を開発する。ハクサイ類根こぶ病抵抗性遺伝子に連鎖するDNAマーカー検索のため、241種類のプライマーを用いて調査したと...