小麦赤かび病のマイコトキシン分析法の開発とマイコトキシン産生機構の解明
摘要 麦が赤かび病に罹病すると、それ自体で麦の品質劣化となるが、トリコテセン骨格を有したデオキシニバレノール(DON)やニバレノール(NIV)などのかび毒(マイコトキシン)も産生されることから、注意...
インドネシアの田畑輪換作における大豆の減農薬栽培法の開発(38)
摘要 大豆の食葉性害虫ハスモンヨトウに抵抗性を持つが実用形質が劣っている品種の持つ抵抗性遺伝子を感受性の栽培品種Wilisに導入するため,戻し交雑を4回行った(B4F1)。戻し交雑を3回行った系統(...
摘要 環境保全型農業を推進するためには、農薬散布量を低減する必要があり、そのためには抵抗性品種育成が不可欠である。しかし、果樹からの病害抵抗性関連遺伝子の単離は進んでおらず、育種に利用できるに至って...
摘要 農薬に過度に依存しない環境保全型農業の確立のために、抵抗性品種の育成は有用な手段であるが、利用できる遺伝資源は限られているので、現在遺伝子組換え技術による抵抗性品種育成が進められている。そのた...
摘要 環境保全型茶業及び安全な茶の生産のためには農薬の使用量を低減させる必要がある。このためには耐病性品種の育成が最も効果的であることから複数の主要病害に対する高度抵抗性品種を育成する。8~12年度...
摘要 ベトナムでは、水産業や畜産業に配慮した減農薬水稲栽培が求められており、生態系に調和した水稲病虫害防除技術の開発を目途に、基礎的知見の調査を行った。その結果、1)トビイロウンカ対策としては、個体...
インドネシアの田畑輪換作における大豆の減農薬栽培法の開発(36)
摘要 大豆の食葉性害虫ハスモンヨトウに抵抗性を持つが実用形質が劣っている3品種の抵抗性遺伝子を感受性品種Wilisに導入するため、戻し交雑及び選抜を行って世代をB2F2世代まで進めた。また、これらの...
いもち病抵抗性品種の普及によるレース変動と被害軽減効果の数量的評価
摘要 東北地域では、いもち病は冷害と並んで稲作の大きな生産阻害要因である。最近では徹底した薬剤散布により被害を抑えているが、種々の観点から農薬散布の削減が求められている。マルチラインや圃場抵抗性品種...
イネいもち病圃場抵抗性極強系統の遺伝・病理学的研究および低農薬化の経済的評価(42)
摘要 いもち病抵抗性極強系統「奥羽320号」の抵抗性には、作用力の大きい遺伝子と小さい遺伝子が関与していた。雑種集団から良食味、いもち病抵抗性の個体を選抜するには、F2集団よりF4集団のほうが効率的...
摘要 農薬等の防除資材が多用できない開発途上地域において、ウイルス病の防除は、抵抗性品種の利用が最も効果的な手段である。しかし、ウイルス病抵抗性と言っても、全く感染しないものから感染しても病徴が現れ...
イネいもち病圃場抵抗性極強系統の遺伝・病理学的研究および低農薬化の経済的評価
摘要 東北地域ではいもち病が重大な稲の病害であり、徹底した薬剤防除が行われているが、生産性の向上や環境保全のため、安定した抵抗性品種の利用が望まれる。抵抗性品種の育成を効率的に進め、普及の促進に寄与...
摘要 水田における省力・高付加価値露地生産システムの構築を目指して、キャベツ・ブロッコリーの機械化栽培管理技術を確立する上で、肥料、農薬等の化学合成資材の投入量を抑えた高付加価値・高品質のキャベツ・...
摘要 大豆栽培では価格面などからの制約で、以前から農薬など化学資材の投下が少なく、病害防除は抵抗性品種の利用に頼る場面が多かった。今後もこの傾向は続くと思われるが、わが国の現主要栽培品種について各種...
摘要 水稲・野菜について病害診断から防除法、さらには最近の研究動向まで幅の広い情報検索ができるデータベースシステムを開発するため、本年度は、■収録すべき植物病理関連情報の種類(宿主植物、病原菌の種類...