摘要 アブラナ科野菜の害虫コナガでは、薬剤抵抗性個体群が出現し、防除を困難にしている。そこで、天敵(卵寄生蜂)と天敵に影響の少ない農薬との併用による害虫総合管理を最終目的に試験した。天敵としてメアカ...
摘要 関東地域においては、夏季に泌乳牛へ給与する飼料作物の中に含まれる繊維量がとくに重要視される等、畜産物の高品質化と生産コスト低減の両面から、高品質粗飼料の安定生産・供給が求められている。そこで、...
摘要 汎用水田において生産される飼料作物等の粗飼料を、畜産農家が利用しやすい形態で、かつTDN単価の安い流通粗飼料として提供できる物流システムの確立を目指す。このために、粗飼料と濃厚飼料の混合調製に...
キャベツ・ハクサイ栽培種汁液中のエーテル転溶成分の品種間差異(296)
摘要 秋ハクサイと夏キャベツの汁液中のエーテル転溶成分を調査した結果、主にグルコシノレートの分解産物のピーク面積値に品種間差異が認められた。グルコシノレートの分解産物のピーク面積値は、秋ハクサイ16...
摘要 ピーマン、トマト等の主要な野菜について、各時代に栽培された代表的な品種の品質構成成分の分析等により、時代の推移と共に野菜の栄養成分、糖含量などの品質特性がどの様に変化してきたかを調べる。5年度...
摘要 保存温度、保存液等の保存環境と体外受精由来胚盤胞の生存性及び移植後の受胎性との関係を明らかにして、低温での短期保存法の確立をめざした。その結果、完全体外培養系で媒精後7日に胚盤胞まで発生した胚...
日本短角種における黒毛和種胚を用いた追移植による双子生産技術の確立(220)
摘要 発情同期化に用いるプロスタグランジンF2α製剤の投与量を、日本短角種において検討したところ、投与量および性周期の違いによる発情発現までの平均日数に大きな差はなかった。つぎに本交配後の日本短角種...
摘要 5頭のニホンシカから電気刺激法により採取した精子の生存率は50~60%で、ウシ精子用NF-3希釈液で希釈後0.5mlストローに封入して凍結した場合、融解後の生存率は30~40%であった。捕獲さ...
キャベツ・ハクサイ栽培種汁液中のエーテル転溶成分の品種間差異
摘要 キャベツ・ハクサイのエ-テル転溶成分は主にグルコシノレートの分解産物であり、その分解産物であるイソチオシアネート(ITC)は、辛味成分である。ITCは辛味成分である他に抗菌性、食品としての機能...
摘要 インドの農業と農業研究機関について調査した。インドは緑の革命によって、食料の自給を達成したが、農村の貧困や生産の安定性の面において、困難を抱えている。インド農業研究所では持続的農業に関わる研究...
摘要 東京市場での九州の切花産地に対する指摘事項や要望は、先進産地では形状や水揚げの改善、後発産地では品種特性に合った生産や数量の確保、選別の徹底、出荷時期による品質格差の是正、輸送方法の改善等であ...
摘要 前年度において液胞膜ATPaseの活性ならびにそれによるプロトン輸送は、低温処理によって著しく低下し、プロトン輸送の低下が低温耐性に関与する一要因であることを明らかにした。また液胞膜に存在する...
摘要 液胞膜にはピロリン酸(PPi)およびATP依存性の2つのプロトンポンプが存在する。これらは低温に対して敏感であるため低温ストレスの細胞内標的の1つになっている可能性がある。そこで今年はPPi依...
摘要 農家の労働力不足・高齢化により、重量野菜を中心に将来の供給不足が懸念されているので、主要野菜の品目別にみた長期的・構造的な供給変動要因を解明する。このため、供給変動を作付面積変動と単収の変動に...
摘要 リンは低温環境下での作物生育に効果的肥効を示す。そこで、低温処理イネの根のリン吸収と原形質膜プロトン輸送性ATPase活性の関係を明らかにするため、低温耐性に差のあるイネ品種を供試し、出芽後3...
摘要 トマト果実の成熟生理に基づいた鮮度保持を行うための基礎的知見を得る目的で,トマトの成熟に伴う品質成分の変化を調べた.トマトの成熟に伴って遊離アミノ酸のうちグルタミン酸が急激に増加した.それと同...
プロトプラストを用いた植物膜の吸収・輸送能評価技術の開発(162)