摘要 大果で良食味を前提とし、露地栽培では耐寒性を、施設栽培では早熟性や耐高温性があることを育種目標とし、新品種を育成する。有望3系統について2月25日の分科会で、「千葉L1号」は施設において育種目標...
摘要 九州の複数の産地が連携して多品目を混載して海上輸送するモデルを構築のため に,九州3JA(鹿児島,福岡,熊本)の主要な農産物を対象に品目ごとの品質保持 に必要な情報(低温耐性,エチレン感受性,...
カキの輸出を強力に推進するフジコナカイガラムシ殺虫装置と混載型輸送技術の開発
摘要 (1)保冷庫内に大型チャンバーを設置し、そのチャンバー内に噴流装置を取り付け、フジコナカイガラムシの殺虫試験を行う。ヘタ下にフジコナカイガラムシが生息する果実を用いて、処理温度(-1℃)、炭酸ガ...
k.地域条件を活かした高生産性水田・畑輪作のキーテクノロジーの開発と現地実証に基づく輪作体系の確立
摘要 水田輪作について、 北海道地域では、1)北海道における、水稲直播栽培と野菜作による収益性の高い水田営農システムの構築を目指して、良食味米産地である上川中部および北空知を対象に地域農業確立総合研...
e.作物の低温耐性等を高める代謝物質の機能解明とDNAマーカーを利用した育種素材の開発
摘要 1)小麦のフルクタン合成遺伝子を導入した形質転換稲と原品種との間の遺伝子発現差異をマイクロアレイで解析したところ、全ての組織において糖輸送に関係する遺伝子群に発現差異のあることを明らかにした。...
摘要 コムギの脱共役タンパク質は核ゲノムにコードされ、翻訳後にミトコンドリアに輸送されるタンパク質である。脱共役タンパク質をコードする遺伝子を3個単離した。タンパク質のミトコンドリアへの輸送には特定...
根組織における小胞輸送系等の制御による農作物の生理撹乱物質蓄積回避技術の開発(255)
摘要 γ-HCHの分解初発遺伝子linAを単独或いはlinB同時にCaMY 35Sプロモーター下で発現するT-DNA構造を構築し,pROK-LA、pROK-LABをタバコに、pBE-LA、pBE-LA...
根圏物理環境の動的変化が作物の生育に及ぼす影響の解明(276)
摘要 東北地方で冬季にハウス等で栽培される作物の多くは、急な低温にさらされると葉が激しくしおれ、枯死にいたることもあり、栽培上の問題となっている。11年度の研究結果から、低温による植物体のしおれの主因...
根組織における小胞輸送系等の制御による農作物の生理撹乱物質蓄積回避技術の開発(246)
摘要 γ-HCHの分解初発遺伝子linAを単独或いはlinB同時にCaMV 35Sプロモーター下で発現するT-DNA構造を構築し、タバコ及びイネに導入した。形質転換体次世代において、導入遺伝子の発現...
根組織における小胞輸送系等の制御による農作物の生理撹乱物質蓄積回避技術の開発
摘要 殺虫剤リンデン(γ-HCH)をモデル化合物、イネ及びタバコを植物材料とし、生理撹乱物質の排出系の活性化及び分解系の導入を行う。形質転換植物におけるγ-HCHの蓄積を調査し、本手法の生理撹乱物質蓄...
生物の低温適応における生体膜の構造および機能の役割解明(243)
摘要 生体膜は、脂質とタンパク質とを主成分とする動的構造体で、物質輸送、エネルギー変換、細胞情報の受容伝達などの基本的な機能を司るとともに、細胞が低温などの環境ストレスに対応する上でも重要な役割を果...
摘要 低温ストレスによる液胞膜ATPaseによるプロトンポンプ活性の低下は、低温がATPase分子に直接作用するのではなく、むしろ脂質を介してプロトン輸送の低下を引き起こしていることを明らかにした。...
摘要 前年度において液胞膜ATPaseの活性ならびにそれによるプロトン輸送は、低温処理によって著しく低下し、プロトン輸送の低下が低温耐性に関与する一要因であることを明らかにした。また液胞膜に存在する...
摘要 液胞膜にはピロリン酸(PPi)およびATP依存性の2つのプロトンポンプが存在する。これらは低温に対して敏感であるため低温ストレスの細胞内標的の1つになっている可能性がある。そこで今年はPPi依...
摘要 リンは低温環境下での作物生育に効果的肥効を示す。そこで、低温処理イネの根のリン吸収と原形質膜プロトン輸送性ATPase活性の関係を明らかにするため、低温耐性に差のあるイネ品種を供試し、出芽後3...