3-(1)海洋・生態系モニタリングとそれらの高度化及び水産生物の収集保存管理のための研究開発
摘要 ・緊急事態宣言の影響により令和2年4月のO-Line(黒潮域)の1航海が中止となった以外は、計画通りにA-Line(親潮-混合域)、O-Line、SI-Line(日本海)、CK-Line(東シナ海)で観測が実施された。 ・既...
(1)海洋・生態系モニタリングとそれらの高度化及び水産生物の収集保存管理のための研究開発
摘要 ・海洋・生態系に関する定線モニタリングとして、各海域に設定した観測定線(北海道オホーツク海:N, S-line、親潮-混合域:A-line、黒潮域:O-line、日本海:SI-line、東シナ海:CK-line)における調査船...
摘要 1.抗トマトモザイクウイルス(ToMV)薬剤の高活性化に向けて、ToMV複製タンパク質のヘリカーゼドメイン(ToMV-Hel)を 標的として19F-NMRによるフラグメントスクリーニングを実施し、得られた16ヒット化合物の...
摘要 1. トマトモザイクウイルス(ToMV)の複製の分子機構解明に向け、ToMV複製タンパク質のヘリカーゼドメイン(ToMV-Hel)と宿主の複製阻害因子Tm-1との複合体の結晶構造解析と各種変異体の動力学計算解析を行った...
農作物等における放射性物質の移行動態の解明と移行制御技術の開発
摘要 農作物等における放射性物質の移行要因の解明と移行低減技術の開発に関しては、 a) カリ施肥の有無を含む三要素試験の結果から、無カリ区では玄米への放射性セシウムの移行量は大きいが、土壌の交換性放射性...
豚の優良遺伝資源の安全な流通、生産性の飛躍的向上を可能とする保存・活用に関する研究
摘要 (1)PCV2,PRRSV,及びADVの各ウイルスの付着場所と検出方法が確立できた。まず,ウイルスの除去はPercoll密度勾配遠心法にて検討し,その濃度が50%の時が凍結精液作製に応用できる範囲で,精液洗浄と組み合...
a.バイオエタノール原料としての資源作物の多収品種の育成と低コスト・多収栽培技術等の開発
摘要 原料作物の開発では、1)てん菜および馬鈴しょで今期に開発した系統の現地試験を実施し、てん菜「北海101号」などの耐病性系統が収量の安定性に優れることを実証し、馬鈴しょでは「根育38号」が多肥密植栽...
摘要 1) 耐虫性、耐暑性、耐乾性の検定に供試するため、ササゲ属遺伝資源2,000系統以上をUSDA、IITA等から入手し、約700系統の種子増殖を行った。また、777系統のササゲ属種子を用いて、アズキゾウムシとヨツモン...
摘要 Ranタンパク質は、酵母や動物細胞では核内外への選択的タンパク質輸送機構の主要因子であるとされるが、10年度に当研究室で単離したイネRan遺伝子の機能を解析するために、それぞれ1アミノ酸置換を起こす...
ドミナントネガティブ変異体作出による遺伝子機能解析(301)
摘要 Ran遺伝子は、酵母や動物細胞では、核内外への選択的タンパク質輸送機構の主要因子とされている。イネから2個のRan遺伝子OsRan1、OsRan2遺伝子を単離した。単離したイネRan遺伝子の機能を解析するため、OsR...
タンパク質のリン酸化を介した樹木細胞の増殖・分化機構の解明(459)
摘要 ポプラ芽由来のcDNAライブラリーからクローニングした2つのタンパク質リン酸化酵素遺伝子(PnPK1、PnPK2)は、それぞれ405アミノ酸残基、406アミノ酸残基のタンパク質リン酸化酵素をコードしていると予想さ...
イネの低温枯死耐性に関連する低温誘導性遺伝子の機能解析(82)
摘要 RC235の完全長cDNAの塩基配列を決定し、水分ストレス応答性遺伝子Lea5の相同遺伝子であることを明らかにした。また、プロモーター領域をクローニングし、塩基配列解析により典型的な水分ストレ...
摘要 高等植物の細胞内タンパク質輸送機構の解明とその育種的利用を目指して、Ranタンパク質遺伝子の解析を行う。10年度は、イネ「日本晴」から2種類の遺伝子OsRan1、OsRan2を単離し、その塩基...
冷蔵精巣上体からの凍結精子によるin vitro保存法の確立(49)
摘要 貴重な動物遺伝資源が、疾病・事故等により死亡し喪失する危機にある際に、精巣上体精子を確実に採取・凍結保存することを目的とする。現地では技術者や機器の不在のために、凍結作業は見送られることが多い...
冷蔵精巣上体からの凍結精子によるin vitro保存法の確立(44)
摘要 死亡した雄個体から精巣上体を摘出し、実験室まで冷蔵輸送した後、精巣上体精子を採取・凍結を行い、遺伝資源として保存する技術を確立することを目的とする。冷蔵・輸送のモデルとして、ブタ精巣上体を徐々...
摘要 8年度はアコヤガイ稜柱層白色個体を材料とし、外套膜上皮細胞と貝殻の組織学的観察を行った。白色貝上皮細胞の透過型電顕による観察では、7年度観察した光顕観察で黒ないし褐色顆粒の認めた部位に、大小様...
摘要 第2期においてキュウリ新品種‘滬116号’と‘滬119号’、イチゴ新品種‘申旭1号’と‘申旭2号’、ピーマン新系統‘9-38’と‘93-16’を育成した。キュウリ‘滬116号’は春作の半促成栽培に適した早生...
摘要 熱帯の水稲直播栽培では、水田を代掻きした2、3日後に催芽種子を土壌表面に散播する。そのため種子は鳥や鼠の害にさらされるのみでなく、強い日差しのため乾燥したり逆に強雨にたたかれ流されたりし、苗立...
摘要 5頭のニホンシカから電気刺激法により採取した精子の生存率は50~60%で、ウシ精子用NF-3希釈液で希釈後0.5mlストローに封入して凍結した場合、融解後の生存率は30~40%であった。捕獲さ...