2 新たな食料システムの構築を目指す生産性・持続性・頑強性向上技術の開発
摘要 開発途上地域の農業開発ニーズに対応し、対象地域の安定的な食料生産並びに国際的な食料需給及び食料栄養安全保障に貢献するため、上述の活動に加え、以下の取組を行った。 複数環境下におけるキヌア自...
温暖化の進行に適応する品種・育種素材の開発事業に関する試験・研究開発
摘要 近年、高温に起因する胴割れ米の発生による品質低下が問題となっている。一方、気象の変動が激しくなっており、冷害のリスクもある。そこで、高温耐性と耐冷性を兼ね備えた系統の育成を目的として試験を行っ...
東北地域における高温耐性と耐冷性を兼ね備えた水稲品種・育種素材の開発
摘要 <目的>、近年,東北地域では「つがるロマン」,「あきたこまち」,「ひとめぼれ」等主力品種において高温が原因と見られる品質の低下が問題となっている。一方,地球温暖化傾向の中で気象変動が激しくなっ...
摘要 <目的>、近年,温暖化に伴う登熟期間の高温により,玄米の白未熟粒発生割合が増加し,一等米比率の低下を招いている(平成22年70.4%)。生産現場からは,高温に遭遇しても品質が低下しにくい「高温登熟耐...
摘要 目的:さぬきうどん用小麦「さぬきの夢2009」の優れた特徴を維持しつつ、製粉性やグルテンを強化した後継品種を開発する。温暖化に対応した高温登熟性に優れる水稲品種を育成する。 、成果:1)「さぬきの夢2...
米粉等加工用・業務用水稲品種の育成及び米の未利用成分利用技術の開発
摘要 米粉パンなど新規需要用品種の育成に関しては、a)米粉用として、ライスパスタなどの加工用途に向く北海道に適した高アミロース系統「北海315号」を新品種候補系統として育成した。平成22年度に育成し、山口...
気象変動に強く多様なニーズに対応した西日本向けの水稲品種育成とその効率的な普及
摘要 (1)「越南246号」の生産力検定は場内および場外3か所で行う。特性検定試験については、耐病性についてはいもち病抵抗性(葉いもち、穂いもち)と縞葉枯病抵抗性について行う。他の特徴的な加工適性を持つ...
摘要 目的:要望の強い極早生・早生の良質・良食味品種については系統選抜・固定を進めるとともに、中生品種については良質・極良食味と耐病性の付与を目標に育種を進める。 、成果:県南早場米地帯向けとして「...
気象変動に対応する稲・麦・大豆の高品質安定栽培技術の確立(その1)
摘要 目的:気象変動に強い品種や栽培条件を検討し、品質収量の高位安定のための技術支援を行う。 、成果:(1)本県に適する優良品種系統を選定するため、育種機関で育種された育成系統について、水稲では33品系、...
摘要 目的:要望の強い極早生・早生の良質・良食味品種については系統選抜・固定を進めると共に、中生品種については良質・極良食味と耐病性の付与を目標に育種を進める。 成果:県南早場米地帯向けとして「あき...
摘要 目的:食糧の安定供給のために環境変化への耐性に優れた水稲多収品種の開発が必要である。平成5年,15年の冷害や平成11年,12年の高温障害の発生等気象変動が大きい中,これらを克服し高品質極良食味米を安定...
摘要 本県の気候条件に適した良質・良食味極早生、極良食味早生~中生品種の育成を図るとともに、高温耐性品種、いもち病高度抵抗性品種を育成する。早生の早、耐冷性極強の「ひたち28号」、および、早生の早、耐...
摘要 (目的)温暖地及び暖地の早期栽培向け高温耐性,耐穂発芽性,極良食味多収品種を育成する。(成果)平成17年度は,113組合せの交配を行い,そのうち88組合せについてF1個体を養成しF2種子を採種した。33組...
摘要 (目的)温暖地及び暖地の早期栽培向け高温耐性,耐穂発芽性,極良食味多収品種を育成する。(成果)平成16年度は,134組合せの交配を行い,そのうち114組合せについてF1個体を養成しF2種子を採種した。31組...
摘要 古川農試で育成した高度耐冷性集積系統の栽培・品質・食味特性を改良する。耐冷性遺伝子の遺伝解析のための解析集団を作出し、耐冷性遺伝子座を解明する。「東北176号」等や他場所育成のいもち病抵抗性極強...
摘要 本県の自然条件に適した良質・良食味で栽培特性の優れる水稲の極早生、早生、中生、晩生品種の育成を目的とする。極早生、耐冷性極強、高温耐性やや強の新系統「ひたち24号」、および中生、耐倒伏性強く、穂...