暖地向き資源作物の生理・生態的特性の解明と安定栽培技術の開発(214)
摘要 非接触で長さの測定が可能な超音波式センサーを用いてそば節間長を測定するシステムを開発した。この測定システムで国内在来種の節間長や茎径を測定した。第1節間長は変動係数が大きく、遺伝的変異が大きい...
摘要 日本、ロシアなどのそば遺伝資源30点を秋栽培し、諸特性を調査した。ロシアの遺伝資源は早生であったが、立毛中に種子の発芽が多く、草丈が低く低収であった。ネパールの遺伝資源は晩生で成熟期にいたらな...
摘要 普通ソバは他殖性植物であり、受粉はハチなどの訪虫により行われる。このため、受精は気象条件によって左右されやすく、作柄不安定要因の一つになっている。普通ソバの自殖化は今までに様々な方法で試みられ...
摘要 本研究ではソバ遺伝資源の抗酸化活性の評価を行い、栽培条件の異なるソバの抗酸化活性、抗酸化成分含量の評価を行うことを目的とした。60点のソバ遺伝資源の抗酸化活性を測定した結果、ユーゴスラビア産N...
上越市西部地域における土壌条件と米の食味特性との関係に関する調査(53)
摘要 上越市の西部にあたる桑取地区の土壌診断結果から、ケイ酸石灰による土壌改良、熔成燐肥覆土による育苗箱内三要素全量施肥法およびマンガン追肥技術に収量の安定・向上効果が認められ、総合改善区の収量は4...
厳寒環境における作物の生育反応と良質安定多収技術の確立(94)
摘要 分離育種法、倍数性育種法により育成し、有望視された、だったんそばのMT-1の系統からMK-1に北系1号の新番号を付した。同様に、1-91F1を北系2号、94-5を北系3号、94-15を北系4号...
上越市西部地域における土壌条件と米の食味特性との関係に関する調査
摘要 上越市桑取地区の圃場における、育苗箱内三要素全量施肥法と、長期持続型水稲苗箱施用殺虫殺菌混合剤の施用試験を行う。更に、これらの試験区の田面水と農業用水中の肥料養分濃度の調査も行い、環境保全型農...
摘要 夏栽培では、開花期に集中豪雨および台風があり、また成熟期前にも台風があったため全ての系統が倒伏した。このため成熟期が決まらない系統が多かった。秋栽培では播種直後に集中豪雨があり、発芽ぞろいが悪...
暖地向き資源作物の生理・生態的特性の解明と安定栽培技術の開発(209)
摘要 日本の在来種78品種を用いて、5作期で播種し、生育反応を調査した。4月播種では夏そば型品種だけが成熟期に達した。秋に播種すると開花などが均一であった品種が、4月播種では開花盛期や成熟期が分離し...
摘要 9年度は5月上旬播種の夏そば、8月上旬播種の秋そば試験の結果、夏そばでは4号はやや倒伏に強く、やや多収であった。秋そばでは1号が多収ではなかったが千粒重が大きかった。両者とも配布県で成績が良く...
摘要 ソバは冷涼な気候を好む作物であり、山形村を含む岩手県県北では栽培適地性から、古くから良質のソバが生産されている。ソバは健康食品として認識されており、本研究において生理機能性についての成分的解明...
摘要 東北中山間地域では、新技術を導入したハウス野菜生産を核として、農業経営の確立と農家・農村の活性化を促進することが期待されている。そこで、菜っぱ類の寒じめ栽培技術などのハウス野菜の新技術や、土地...
摘要 茨城県新治郡八郷町の帆崎川流域にモデルエリアを設定し、流水辺一年生草本植生の代表種であるミゾソバが河川の流量や水質変動に対する指標植物として有効か否かについて検討した。帆崎川の上流部、中流部、...
摘要 大粒で品質がよく、安定多収品種の育成を目的としている。8年度の試験の結果、夏ソバではそば関東4号の収量がしなの夏そばに勝り、千粒重およびリットル重は関東4号が最も高かった。秋そばでは高温・乾燥...
暖地向き資源作物の生理・生態的特性の解明と安定栽培技術の開発(106)
摘要 そば2品種を用いて4月播から10月播までの7作期で栽培を行い、生育反応を調査した。秋そば品種(九州在来種)は、8月及び9月播種の作期以外では低収となった。夏そば品種は、10月播種を除いて開花盛...
摘要 水田畑作物(麦、大豆、ソバ等)の低コスト生産を可能にするため、稲作用機械の畑利用技術を確立する。9年度は、水田用に開発した定幅散布機を畑圃場に供試し、利用上の問題点を明らかにし、10、11年度...
摘要 リン酸施肥量を変えた圃場で、アーバスキュラー菌根菌(AM菌)共生作物(ひまわり、小豆、ばれいしょ)および非共生作物(そば)跡の小豆、ひまわり、春小麦、そばの生育を検討した。土壌の有効態リン酸が...
厳寒環境における作物の生育反応と良質安定多収技術の確立(157)
摘要 分離育種法によるだったんそばMT-1(2n)の系統からは1-91Fが、MK-1、MK-2、MT-3(2n)の系統からはMK-13、MK-22、MK-18等が多収を示した。倍数性育種法によるMT...
摘要 新配布系統候補「北海4号」、「北海5号」、および他4系統を生産力検定試験に供した。標準播(6月6日播種)では、収量性において、標準品種「キタワセソバ」をしのぐものはなかった。晩播(6月21日播...
摘要 VAマイコライザ(VAM)との共生作物群(とうもろこし、ひまわり、小豆、菜豆、大豆、ばれいしょ、春小麦)および非共生作物群(キガラシ、そば、だいこん、てんさい、そして無作付)跡での、小豆、ひま...