世界初のアスパラガス茎枯抵抗性品種育成と世界標準品種化への育種技術開発 1)有望な育成系統の評価および導入条件の検討と採種技術の開発 (6)亜熱帯地域での特性および市場性評価と導入条件の提示
摘要 育成系統の「収益性・味覚・市場性」について調査を行い、亜熱帯地域への導入条件を明らかにする。特に味覚については、官能調査等を用いて既存品種との違いを把握し、マーケット調査と合わせて販売コンセプト...
水稲,畑作物,野菜,果樹を対象とした気候変動影響予測と適応策の評価
摘要 亜熱帯果樹の冬季の低温等への適応性を評価し,栽培適地等に温暖化が及ぼす影響を予測する。
5.亜熱帯性果樹の産地拡大・新規産地育成が可能な栽培技術の開発 1)ライチの安定生産技術の確立 2)バニラの生産安定技術の開発
摘要 1)安定生産技術の確立のため、花穂における雌花の着生位置を調査した結果、いずれの品種も花穂上の部位に関わらず、雌花の割合に差はなかったが、結果しやすい部位に違いがあることが分かった。また、低コ...
Ⅳ亜熱帯における農業技術の普及及び経営指導 1野菜,果樹,花卉,切葉類の生産向上 (6)外来カタツムリ「アジアベッコウ」の農作物に対する食性調査及び農薬による防除効果の検討
摘要 目的:近年,小笠原村母島の一部の地域において外来カタツムリ「アジアベッコウ」(Macrochlamys sp.)の生息が確認され,分布域が次第に拡大しつつある。本種の農作物に対する食性の詳細は明らかではなく,...
Ⅳ亜熱帯における農業技術の普及及び経営指導 1野菜,果樹,花卉,切葉類の生産向上 (5)パッションフルーツのマルチ栽培による節水効果の検証
摘要 目的:小笠原地域は,降水量が本土と比較して少なく,農業用水の不足が度々発生し,特に母島では施設栽培の増加に伴い,渇水への対策技術が求められている。そこで,本試験では母島の主要農作物であるパッシ...
Ⅳ亜熱帯における農業技術の普及及び経営指導 1野菜,果樹,花卉,切葉類の生産向上 (1)株間へのダクト送風によるミニトマトの裂果防止効果の検討
摘要 目的:小笠原のミニトマト栽培では食味を高めるために,一般的なミニトマトよりも樹上で熟度を高めてから収穫を行っている。そのため,栽培中に多くの裂果が生じ,生産性の低下に繋がっている。そこで,株間...
Ⅳ亜熱帯における農業技術の普及及び経営指導 1野菜,果樹,花卉,切葉類の生産向上 (3)オクラの有望品種の特性把握
摘要 目的:小笠原においてオクラは島内消費野菜としての人気が高く,経営を補完する作物として栽培されている。小笠原では八丈在来種を自家採種したもの(以下,「八丈系統」と記す。)が主に栽培されているが,...
Ⅳ亜熱帯における農業技術の普及及び経営指導 1野菜,果樹,花卉,切葉類の生産向上 (2)ミニトマトの省力的な誘引整枝方法の検討
摘要 目的:小笠原のミニトマト栽培では,主枝を斜めに誘引し,主枝の先端が誘引紐の最上部に到達した後につる下ろしを行う斜め誘引が行われている。このつる下ろし作業は非常に労力が大きく改善が求められている...
3-(1)海洋・生態系モニタリングとそれらの高度化及び水産生物の収集保存管理のための研究開発
摘要 ・緊急事態宣言の影響により令和2年4月のO-Line(黒潮域)の1航海が中止となった以外は、計画通りにA-Line(親潮-混合域)、O-Line、SI-Line(日本海)、CK-Line(東シナ海)で観測が実施された。 ・既...
摘要 プログラムB「熱帯等の不良環境における農産物の安定生産技術の開発」(農産物安定生産研究業務セグメント)では、食料増産の推進とアフリカをはじめとする世界の栄養改善に向けて、低肥沃度や乾燥等の不良...
Ⅳ亜熱帯における農業技術の普及及び経営指導 1野菜,果樹,花卉,切葉類の生産向上 (1)ミニトマトの有望品種の特性把握
摘要 目的:小笠原では2007年から糖度が高く食味が優れる「甘っこ」の栽培が行われているが,栽培中に裂果が多い欠点がある。また,需要過多となるため更なる収量の向上が求められている。そこで,本試験ではより...
Ⅳ亜熱帯における農業技術の普及及び経営指導 1野菜,果樹,花卉,切葉類の生産向上 (2)パッションフルーツ収穫作業における洗濯バサミを利用した省力化技術の検討
摘要 目的:小笠原のパッションフルーツ栽培では完熟し果柄から離れた果実を収穫しており,果実の地面への落下による損失を防ぐため,果実に袋掛けを行っている。本試験では,作業時間の短縮を目指し洗濯バサミを...
Ⅳ亜熱帯における農業技術の普及及び経営指導 1野菜,果樹,花卉,切葉類の生産向上 (3)マンゴー「アーウィン」収穫期の果実品質および収穫後の糖度と酸度の変化
摘要 目的:主力品種「アーウィン」の栽培指導のための基礎的知見を得ることを目的とし,収穫期および収穫後の果実重,糖度,酸度を調査する。 成果:営農研修所マンゴー試験圃場における2019年産果実について,...
気候変動がもたらす機会を活用した亜熱帯果樹導入のための基盤技術開発(第Ⅰ期)岐阜県産アボカド生産のための系統評価と早期結実技術の開発
摘要 目的:温暖化の進行によって、これまで栽培ができなかった作目が栽培できる可能性がある。そこでアボカドについて将来的な産地化にのための基盤となる品種選定や幼木期の越冬技術、圃場への大苗移植等の技術...
5.亜熱帯性果樹の産地拡大・新規産地育成が可能な栽培技術の開発 1)ライチの安定生産技術の確立 2)バニラの生産安定技術の開発
摘要 1)第二新梢硬化後の秋芽除去による着花促進効果は品種ごとに異なり、切り返し剪定による秋芽除去の方が、基部から秋芽を除去する方法よりも秋芽の再発生をより抑制できることが分かった。また、夏期(7月...
世界初のアスパラガス茎枯抵抗性品種育成と世界標準品種化への育種技術開発 1)有望な育成系統の評価および導入条件の検討と採種技術の開発 (6)亜熱帯地域での特性および市場性評価と導入条件の提示
摘要 アスパラガスの消費者ニーズにおける仮説検証のためのアンケート調査や食味評価、市場での聞き取り調査を行い、経営的視点からのデータを得るとともに、平張施設を想定した施設栽培モデルを作成する。
摘要 メタン発酵技術を養豚排水処理の前処理として活用することを目的に、亜熱帯気候条件下における無加温および簡易メタン発酵処理の可能性について検討する。
革新的技術開発・緊急展開事業(うち先導プロジェクト) 亜熱帯地域での株出し初期生育に優れる系統の開発
摘要 気象災害に対する耐性を強化し、減収程度を少なくできる品種の育成に資する素材を開発することを目的とし、野生種後代の特性把握および干ばつ耐性の評価を宮古島での現地試験にて行う。